甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

スロベニア・クロアチア旅行記 prologo

’08-’09地球の歩き方です。クロアチア行きたい!と言い出して数年後買ったもの。

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今年遂に念願叶って行ってきました。その間にも海外旅行は行っていて、「遂に」と言うのもどうかと思いますが。

 

DE ROSA SK Pininfarinaの区切りがついて書くネタが怪しくなってきているので、大分経った夏休みの旅行の記録を整理しときます。

 

嫁がストックホルム赴任していた'00年代前半、年2回ペースで欧州旅行してイタリア(南部を除く)と北欧を粗方制覇した気になっていたローマオタク&イタリア好きの私は、ローマ皇帝の宮殿が街になったスプリトや中世海洋都市の面影が色濃く残るドゥブロヴニクに注目。

 

ユーゴスラビアは、旧共産圏且つ90年代に内戦をやっていたという、私の世代には心理的にメチャ遠い国。

黄金期ブルズの6thマン・クーコッチ、“サンダーサーバー”イワニセビッチに、シュケル、ボバン(注1)を擁したサッカー代表チーム(注2)と、独立間も無い時期から主にスポーツで有名人を輩出していたので、国名はよく聞いたクロアチア

で、スロベニア(注3)は、比較的穏便に独立してEU加盟も早かったからか、全く印象なし。知ってるのは、あれだ、Devil Doll。

Sacrilegium

Sacrilegium

 

サブ・カテゴリーがゴシックとかシアトリカルになるプログレッシヴ・ロック。逆に誰も知らないか。。。

 

経営破綻前夜の07年にJALが直行チャーター便(注4)飛ばして近くなりました。最近ではANAがチャーター便飛ばしています。←ツアーに参加する気はありませんが、マークしとけばよかった。(注5)

 

旅行の概要はこんな感じ。

 

1.航空機

往路:成田〜【ポーランド航空】〜ワルシャワ乗継〜【ポーランド航空】〜ザグレブ

復路:ドゥブロヴニク〜【クロアチア航空】〜フランクフルト乗継〜【ANA】〜羽田

予約開始日に色々トラブって、復路のフランクフルト〜羽田間はマイレージの特典ビジネスが取れず、ビジネスのマイル数使っているのにエコノミー。ANAJALに輪を掛けて特典予約が取り難い印象。ANAスーパーフライヤーズとJALグローバルクラブ両方の会員(注6)でアホみたいな金額の会費払ってステータスを維持してますが、マイルを貯めるのが本当に得なんだか怪しい。ここ最近✈️出張ないし。

 

2.日程

日程

訪問予定地

初日

成田発、ザグレブ経由ブレッド着

ブレッド

2日目

午前ブレッド、午後リュブリャナ

ポストイナ

3日目

午前ポストイナ、プレッドヤマ、午後シュコツィアン、トリエステ

プラ

4日目

午前プラ、ポレッチ、午後移動

プリトヴィツェ

5日目

午前プリトヴィツェ、午後ザダル、シベニク、トロギル

スプリト

6日目

午前スプリト、午後移動マカルスカ

ドゥブロヴニク

7日目

終日ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニク

8日目

午前ドゥブロヴニク、午後帰国便搭乗

機内

最終日

午後羽田着

正直ツアーと大して変わりません。

 

3.目的・特徴

最初で最後になる可能性の高い地だとどうしてもありったけ詰め込むので、ツアーと大差ない行程にならざるを得ませんが、多少なりとも頑張って特徴を出そうとしたのは、以下。

スロベニアでは3つの洞窟に潜る。←ツアーはせいぜいポストイナのみ。

②イタリアでまだ行ってなかった国境の街トリエステに寄り、食事する。

③陸路で国境を超え、パスポートに査証印を押してもらう。

④現地の世界遺産は1つでも多く制覇する。

⑤久し振りのポーランドに寄るので、空港内で伝統的なスープ「ジュレック」の素を買う。

 

4.通貨等

ポーランド:ズロチPLN

スロベニア、イタリア、ドイツ:ユーロ€

クロアチア:クーナKn

ボスニア・ヘルツェゴビナ:マルクだが、少なくとも通るあたりは€/Knで支障ないらしい。

現金はPLN、€と、Knへの現金両替用に古い$100札在庫を持参。

 

5.交通手段

レンタカー。Hertzで「VWポロ」クラスを予約。(注7)

国際免許と免許持参。イタリア、スロベニアは日本と同じジュネーブ条約締結国。ウイーン条約国だが日本で正規に発行した国際免許を受け入れているクロアチアは、問題なし(注8)。ボスニア・ヘルツェゴビナウィーン条約締結国なので運転NG。サラエボとかモスタルに個人旅行で行ってる人達は、、、多分違反と事故を絶対に起こさない気合で行っているんでしょう。

ナビは、地図が古くなり動作も怪しくなってきたGARMIN nuvi3770Vを退役させ、iPhoneアプリSygicに訪問エリアの地図をダウンロード。大概目的地近くの誤った場所でFinishしてくれるカーNAVITIMEとどっちが馬xなのか比較が楽しみ。因みに、制限速度とVICS情報から予想到着時刻を算出するカーナビ(普通)、ビッグデータから予想到達時刻を算出するGoogle Mapとありますが、nuviは過去の走行ログが到着時刻計算に使われるらしく、とても人様には言えない速度で走らないと絶対無理な到着時刻を伝えてきます。

 

6.持参デバイス

iPad mini 4 → Mighty SIMを入れて現地キャリアで運用

iPhone X →  電話+GPS(データ通信はWi-Fi環境でのみ使用)

嫁のiPad Air2とiPhone 8は電話とWi-Fi専用

ソニーCyberShot DSC-T100(DSC-HX30Vが直前に壊れたので急遽出動)

持参する湯沸しポットやドライヤーは全部嫁の230V対応

ANKERの13,000mAhモバイルバッテリー、5ポートACアダプター、カーチャージャーとCプラグアダプター数個

 

7.プランニングで参考にした情報

・'08-'09地球の歩き方 クロアチア スロヴェニア 

・TripAdovisor:海外のサービスなので外国人の投稿が多いとこが4travelよりも重宝。参考にTripAdvisorのランクを記載します。ユーザーのボリュームゾーンはグレード☆☆〜☆☆☆で、☆☆☆☆あたり志向の私よりコスパ寄り評価の点補正必要。

Google:主にMapでルート作成。Sygicはプランニングにはメチャ使い難いので、プランニング段階ではGoogle検索結果を元に毎日の目的地🅿️を登録しただけ。

・CROTABI:クロアチア観光情報では鉄板のサイト

 http://www.crotabi.com

 

SK Pininfarina Disk製作記には敵いませんが、長編です。

 

注1:この人たちの名前を知らない人も今や多いかもしれない。

注2:今年この記録を更新して準優勝しましたね。

注3:本ブログでの日本語表記は、日本国公式(外務省)「スロベニア」、現地発音「プレッドヤマ」を優先。「J」を発音記号「j」のまま読むスロベニア語のオリジナルに近いのは「プレジャマ」でなく「プレッドヤマ」です。因みにMacはプレ邪魔とかプレッド山と書きたがります。国名クロアチアは現地語では「Hrvatska」とさっぱり違う表記・読みで、「日本」を「ジャパン/Japan」と呼ぶのと同じくらい失礼かと思いますが、あまりに馴染みがないのでクロアチア/Croatia。尚、アルファベットは、オリジナルコード入れている独仏伊西瑞破以外は英字。

注4:当時のJALも今のANAも、経路は恐らくリュブリャナorドゥブロヴニクin/outで一緒。当時の写真ではJALのジャンボ機が写っています。

注5:↑これに気付かずにザグレブ便を予約し、ブレッド直行を決めた時にはリュブリャナ便は満席。

注6:元々JAL派でしたが、経営破綻に伴ってイタリア便を廃止したことが不満で、アライアンスの便がよいANAに乗り換えました。その後JALアリタリアとのコードシェア止めましたしね。JALがDELTAの誘いに乗ってSkyTeamに乗り換えていれば…。今春ANAアリタリアと包括提携したので、イタリア直行できるようになりましたが、アリタリアの機材は座席設備の不具合が多くて。。。

注7:別にVWへの拘りはないですが、「VWの◯◯か同等クラスの車」を予約して謂わば基準車であるVW車が出てきたことは1度もありません。まあ日本でも沖縄行くと同等他車になる経験。

注8:変わる可能性があるので、駐日クロアチア大使館のサイト若しくは直接問い合わせでの確認が推奨されています。