初日。猛暑が少し緩んだ(この日の最高気温は27℃)8月18日に日本を出発。
本数の少ないリムジンバス利用の我が家は、早め現着し、ラウンジで過ごすのが習慣。
サマバケシーズン終盤の土曜日朝の成田T1は、優先チェックインカウンターも優先検査場もそんなに混まず。最近の羽田国際線だと優先検査場が長蛇の列でガッカリしますが、それも無し。
JALだとコードシェア便でサクララウンジのないT1に回らされたりしますが、スター・アライアンスではそういう目に遭ったこともありません。まあラウンジは結構混んでましたが。
以上、我が家的に何ら面白くないので写真なし。
LOTポーランド航空は、嫁のワルシャワ赴任期間中に域内移動で利用して以来(注1)、日本便は初めて。尚、“LOT”は略語でなくポーランド語の「飛行」、flightとかvoloということらしいです。
写真はワルシャワで撮った他の機材。
座席は普通の横並び。景色見る派の私が窓、寝る派の嫁が通路。
衝立が高いSky Suiteタイプは寂しいので、2人で旅行するときはこの方がいい😊。
溜まってくると邪魔になるが1社1個だけは欲しいビジネスクラス・アメニティポーチは、LOTらしい質実剛健な感じ。
尤も大概中身は要らないので、帰路は小物土産の収納に活躍します。
今回はドゥブロヴニクのホテルのバスアメニティ。
ビジネスクラスの大事な点はスリッパ。海外旅行では機内スリッパを最後まで持ち歩くことがありますが、今回は1泊目のホテルスリッパにスイッチしました。
機内エンターテイメントは日本語コンテンツ少、コンテンツ全体も寂しいです。この辺が日系と大違い。見たい映画なかったので、iPadの映画とiPhoneの音楽と睡眠で過ごしました。
10:15発。ヤマノボラーとしては、空に上がったら⛰です。
富士山。
奥只見湖と越後三山(中ノ岳が入ってない)。
隣県出身なのに佐渡ヶ島初めて見た。
ランチ(と言っても2回の食事中豪華な方)は「ミート(notフィッシュ)」。
「洋(↔︎和)」だったか「牛(↔︎鶏)」だったかも。この辺も日系に負けますが、無国籍洋風より個人的には民族色を出して欲しい(中東・北アフリカのクスクスを除く)。
今回は下界が曇りがちだったので、シベリアの平原やウクライナ、ポーランドのモザイク畑上空は寝て過ごす。
ワルシャワ上空到達。
鮮明ではありませんが、中央右端が王宮。世界遺産旧市街はほぼ切れました😹。
中心部。
旧ソ連からの贈り物文化科学宮殿は、今は映画館。
尚、文化科学宮殿周辺はこの10年内で大分変わったらしいです。
11時間ちょっとのフライトを終え、14:25ワルシャワ着。今回の旅第1回のクロスボーダー。さっさとパスポート・コントロールを済ませてLOTラウンジに飛び込みます。
ジュレックあったー♪
美味しく1杯いただきました。一杯いただきたかったのですが、ラウンジ〜機内と食べ続けてお腹空かず。痛恨。。。
で、免税店巡り。ない。ない❗️ジュレック売ってない‼️クノールのインスタントが欲しかったのですが、そういうの売ってそうな店がそもそもない。コンビニ行けば何とかなる日本と違います。已む無くジュレックの素購入は断念。(注2)
折角ポーランド来たので、気を取り直してE.Wedelのチョコレートを買い込みます。
戦利品。
Wedelのチョコレートは美味しいです。ワルシャワ市内の本店で飲むチョコレートドリンクは絶品です。Wedelはポーランド土産の定番でもあります。一番人気と言われる「鳥のミルク」は、マシュマロ嫌いなのでダメですが、板チョコ超美味しいです。でも、MilkaにもWONKAにも負けないというか寧ろ勝っていると思いますが、ポーランド以外では見たことがありません。2010年にロッテが買収し、「ヨーロッパへの初の投資であるとともに本格進出の中核事業に位置付ける」ことになっているらしい(Wikipediaからの引用)ですが、さっぱりです。街のスーパーに無くてもせめて免税店にさえ置いてくれれば買えるのに、ロッテの免税店なんて欧州では見たことないしな。。。
この記事を書いている最中、とあるサイトで、Wedelのチョコレートが日本で売られているとの情報を発見❗️
「マスコミ系グルメスタイル」さん、ありがとう❗️
11月24日、家から一番アクセスが良さそうな店でカートン買いしてきましたよ。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
富士貿易さんありがとう。
てか何やってんだよロッテ😠。 日本にすら売る力が無いんなら、手放してくれ。
短時間の滞在でポーランドを出国、クロアチアはシェンゲン外なので、入国スタンプに続いて出国スタンプ貰います。
東側(ロシアに接しているフィンランドを含む)は、パスポートを右から開いた側に査証印を押す傾向があるらしいです。
続いて乗り込む16:50発LOTザグレブ便。
安さと引き換えにシャビーな短距離便のビジネスクラス。座席の並びがエコノミー3+3より少ない2+2だったこともありますが、今回の機材はエコノミーと一緒。前後が少しだけ広いかも。違いは、空いてること、結果トイレが常に空いていることと、食事の際テーブルクロス敷くくらい?メニューも違う筈ですが、比較していないし短距離は所詮ワンプレート。優先乗降もカーテンで仕切ってエコノミー客をシャットするところまではしません。そもそも乗ってたのは階級社会の外側のアジア人(注3)。
1時間40分のフライトを終え、クロアチアの首都ザグレブ空港に降り立ちました。遂に念願叶って感無量。でもザグレブは素通り💦。(注4)
近未来っぽい外観です。
ビジネスクラスの威力でホールショット❗️
てか誰もいません。間違いでもありません。他の便ないんかい!
2回目のクロスボーダーは、そもそもパスポート・コントロール・カウンターが混んでおらずスンナリ。イマイチPriorityが効いてない(手荷物がエコノミーと一緒に出てくる)ものの、空港自体が混んでないので、バゲージ・クレームもサラッと通過。
1階のHertzカウンターに寄り、カーレントの手続きをします。ボスニア・ヘルツェゴビナには行かないよね?と聞かれたので、「はい❗️行きません‼️(ドゥブロヴニク手前で7km程通るだけ)」と答えました。(注5)
やはりポロではなく、未だVWに当たらず、指定された車はスズキ・VITARA。
駐車場に入りリモコンで呼ぶと、返事したのは日本で言うところのエスクードでした。セダンかと思ったらまさかのSUVでしたが、確かにBセグメントかな(注6)。
これは旅行後半マカルスカ近郊での写真。
《ザグレブからブレッドへの移動》
E65〜E70〜A2〜E61。ザグレブからブレッドは、殆ど高速道路なので楽ですが、距離はリュブリャナ降りの3倍。「大体ツアーと同じ」と言っていながら、航空機のブック前にツアーコースを調べず、南下ルートの起点はクロアチアの首都ザグレブだと思い込んでいたために生じた長距離移動でした。ああ、リュブリャナがゲートウェイだと気付いていれば楽だったのに。
クロアチアの高速道路は都度払い(クレジットカード可)。
いよいよ⁉️
この旅3回目のクロスボーダー&1回目の陸路クロスボーダー。パスポート・コントロールがある陸路クロスボーダーは初めて。
料金所ならすぐ通過できる台数ですが、クロアチア出国・スロベニア入国に30分程掛かったと思います。スロベニアが自由移動圏シェンゲンの入口なので、ここ最近の中東・北アフリカの難民が増えたことで入国審査が厳しくなっているのかもしれません。
そして遂に自動車スタンプ❗️
左上が本日の🇸🇮入国スタンプ。
スロベニアの高速道路はヴィニエッタという定額券の事前購入方式。入国直後の窓口で1日券×日数より割安な1週間券€15を購入し、フロントウィンドウに貼って走ります。記名式では無いので次の利用者もこのチケットを使えますが、1日でドゥブロヴニクからスロベニアまで移動させる人はまずいないので、私の車で得した人はいなかったでしょう。
国境を通過したらあとはブレッドにまっしぐら!の筈ですが、リュブリャナのジャンクションを誤って同じ道を3周しました。運転用に強ーい眼鏡掛けるとiPhoneXの画面が小さいです。&Sygicの画面作りが上手くない。
で、見込みより1時間近く遅れてブレッド湖畔到着。
ホテル・ヴィラ・ブレッドVila Bled☆☆☆☆(Trip advisor評価2/24位)。
ホテルサイトでなく、ブレッドの情報サイトですが、ブレッド情報はこのサイトに何でもあります。
湖畔には☆5が1軒だけあり、そっちの方が豪華(でTA1位)なのですが、ユーゴスラビア建国の父、故チトー大統領の別荘にして、かつて昭和天皇も泊まられたというストーリーで、たとえ設備が老朽化しようが冷房もなかろうが、我が家はここ1択。
夜着いて寝て朝食して出発する短時間滞在ですが、レイクビューのスイートです。
ルームチャージ:€273
水は2本サービス。あったか記憶が定かでないAmfiteatar以外はホテルに水2本付きましたが、国土全体がカルストのように水がいい土地なので、基本的に水道水そのまま飲めます。
窓からの夜景。
お休みなさいZzz...
《本日の移動》Google Mapでは209km/2時間9分です。
注1:今はLOTが直行便飛ばしていますが、当時のポーランド往来は乗換が必要でした。
注2:もう諦めて自分で作ることにし、この間ライ麦粉買ってきました。
注3:左1-2列に我々夫婦2人と、右1-4列にやたら席を移動して騒々しい韓国人3世代家族4人のみ。
注4:事前情報が過ぎても素晴らしいものを見落とす可能性ありますが、イタリアで超Sクラスの建築・美術を観賞しまくった我が家基準では、「世界遺産」の箔でも付かない限り、ザグレブ大聖堂クラスに必見マークは付きません。
注5:自己責任のヨーロッパでは、この程度なら行くなとか貸さないとか言われないと思いますが、爬虫類は嫌いなので、藪は突きません。