甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

スロベニア・クロアチア旅行記 2nd day 8月19日日曜日(アルプスの瞳ブレッド湖)#1

2日目。朝から晴れ。

《行程概要》

(1)ブレッド湖

「アルプスの瞳」と称される景勝地。レコーダーの自動録画(Keyword:アルプス)で引っ掛かったのを見て知ったと推測。嫁はグーテンホーフ光子さんを取り上げたと思しきテレビ番組を見てかなり昔から認識。

(2)リュブリャナ

NHKの「世界ふれあい街歩き」(リュブリャナの初回放送は2009年7月だが、見たのは大分後だと思う) で、3本橋が記憶に残りました。国内トップクラスの見どころ教会が2つあるのもポイント。

その後は翌日の洞窟探検に備えてポストイナに移動。

 

前日のホテルのところにも貼っていますが、ブレッド島もブレッド城もボートも、ブレッドの情報はここで何でも調べることができます。

www.bled.si

 

部屋(日本でいう4階建の3階)からはブレッド島聖マリア教会とブレッド城両方見えます。やっぱりいい部屋泊まるもんです。

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【ブレッド城。(この写真は、ホテルからでなくブレッド島への渡し船からです。)】

 

朝食はアーチのある1階テラスでブレッド湖を眺めながら。超優雅です。この旅、花が豊富なんでしょう、外で食事しているとやたら蜂が寄ってきますが。

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【食べ散らかし画像回避のため別の席を撮影】

ブッフェの朝食は、菓子パン多く(注1)、☆4なのに生ハムある(注2)のも高評価。味も文句なし。朝からデカいクリームケーキ(分厚いカスタードクリーム層の上に生クリームを盛り、上下からパイ生地で挟んだ地元名物。まあツインシューみたいなもん。)も食べます。

 

朝食後はホテル内や湖岸の遊歩道を散策。

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2階中央は元会議室、現在はバンケットルーム。結婚式プランあります。冒頭写真にある回廊はこの部屋から出ます。

 

実際のチェックアウトはブレッド島で遊んできた後ですが、絵の進行上ここでチェクアウト。

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門とホテル・ヴィラ・ブレッド。因みに元は大統領別荘だけあって、湖岸の遊歩道を含むホテルの敷地は外界からシャットできるようになっています。

 

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【湖上から見たホテル】

 

1.ブレッド湖Blejsko jezero(TA2/13)

 

⑴ブレッド島Blejski Otok/聖母被昇天教会Cerkev Marijinega vnebovzetja(TA5/13)

 

小さな教会のある、ブレッド湖に浮かぶ小島。

渡航手段:手漕ぎの渡し舟往復€14@1人/Cashオンリー。9時から営業開始。

乗り場は幾つかありますが、私たちが乗ったのはホテルから徒歩5分、多分1番メジャーな「Mlino Port for Pletna Boat」から。営業開始が少し遅れますが、ホテルのプライベートビーチからも出てます。乗船者が20人くらいの定員になったら出航。

何艘かあって、ブレッド島に着くとPickUp時刻を教えられます。乗客数次第なのか戻って来る時刻は正確ではない(私たちは約20分遅れ)ので、乗った舟の名前を覚えておきましょう。空席次第では前後の舟に乗れます。領収書が復路チケット相当の筈ですが、他の交通手段ない(注3)ので、貰わなかった私達も無事帰れてます。

 

ホテルからの絵。

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船着場からの階段、98〜100段説ありますが、嫁の実測では通説の99段。

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花婿が花嫁をお姫様抱っこして登るのが、ここでの結婚式の仕来りだそうです。韓国からの若いツアー客がおんぶで見事に完登してました。

 

こじんまりした聖マリア教会は教会内部と塔がセットで有料、€6@1人/Cashオンリー。

 

外観

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可愛らしい教会です。

 

内陣

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同上。内装自体はルネサンスな気もしますが、装飾や祭壇はバロック期のものですね。真ん中の紐を強く引いて鐘を鳴らします。

 

塔は登れるのは教会屋根くらいの高さまでで、特に眺望はよくなりません。快晴なのに、認識していなかった国内最高峰トリグラウ山Triglavは見損ねました。

お土産買ってジェラート食べてから階段を下り、舟に乗って元の渡し場に帰ります。実際には舟の戻り待ちもあったため、ブレッド島へのショートトリップは前後の航海時間各10分と合わせ、出発から帰着まで約90分。

 

⑵ブレッド城Blejski Grad(TA6/13)

 

車をピックアップして、ブレッド城へ。

湖畔から近そうですが経路はVila Bledから約4kmと意外に遠く、100m近く登ります。車がない人は、徒歩か観光馬車らしいです。城下の駐車場は狭いです。少し駐車待ちしました。

入場料は€11@1人、🅿️は€3。パンフは日本語版なし。

 

城内にベタな名前のレストラン「Bled Castle Restaurant」があります。TA3/53。

3点以上のコースで予約しておくと入場料が無料(込み)になりますが、1ヶ月前にコンタクトした時は手遅れ。開店30分後の11時30分に飛び込み、待ち時間0で無事テラス席座れました。ラッキー⤴️。入場料は払いましたが⤵️。

スロベニアクロアチアは総じて冷房がないので、同じ暑いなら風が通るテラス席にしましょう。広いテラスはレストランエリア以外はフリーアクセスなので、飲食しない人もブレッド湖見下ろすビューポイント行けます。

 

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ランチは、ブレッド湖産かどうかは知りませんが、鱒にしました。嫁はパスタ。スロベニアクロアチアは、沿岸部だけでなく内陸も魚介類です。値段は場所代が効いて高めかな。€45。

 

ブレッド城のテラスからブレッド島を見下ろします。

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お城の中は、、、博物館ありますが、我が家的には見るべきものないただの山城(砦)なので、銃眼から外を見るくらいでただ経路を辿っただけ。

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ゲートを見下ろしたり。

ブレッド湖の少し北にも見どころヴィンガル渓谷がありますが、リュブリャナに直行。E61で所要約60km/45分。

 

続きます。

 

 

《余談 撮影ポイント》

いい撮影スポットは、アクセスが容易な場所とは限りません。

富士山。形が最も美しいのは、厳しい登山を経た南アルプス北岳山頂から間ノ岳山頂の間。

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ノイシュバンシュタイン城は、マリエン橋からは撮れますが、正面見下ろしはヘリコプターかパラグライダー乗らないと無理。

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【トリドリ様より拝借(https://tori-dori.com/trip/2018/07/09/28853/)】


今やツアールートにも組み入れられたチヴィタ・ディ・バーニョレージョを同じ高さから撮るには、橋の袂の駐車場まで降りず、バーニョレージョの街外れのシャトルバス乗り場から。(うちは駐車場まで降りたのでこのアングルは絵葉書のみ所有)

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【大分以前にお世話になりましたアーモ・イタリア様より拝借(https://amoitalia.com/civita_bagnoregio/)】 

  

ブレッド湖見下ろしでよく使われるのはブレッド城ですが、片道30分のトレッキング(Vila Bledから1.6km・標高差170m)を厭わなければ、Mala Osojnicaから、聖マリア教会を湖の中心に置いてブレッド城とユリアンアルプス(最高峰のトリグラウでなく支脈のHochstohlだと思う)をバックに撮れます。ここがTA1/14ポイント。

私なら30分あれば写真撮って往復できるレベルでしたが、今回の旅は何かと調査不足で、事前にこの情報掴んでおらず。 

Mala Osojnica viewpoint

flicker Cat Stam様より拝借(

https://www.flickr.com/photos/little_duckie/34449006451)】

 

《Optional》

付近ではヴィンガル渓谷Soteska Vintgarとボーヒン湖 Bohinjsko Jezeroも素晴らしい自然美が楽しめるそうです。車旅の我が家には歩く気と時間さえあれば簡単ですが、リュブリャナへの移動を優先しました。 

 

注1:朝食に菓子パンが多いことは私のイタリア大好きポイントの1つ。この基準でデンマークも好き。スロベニアクロアチアも結構ポイント高し。

注2:☆5と☆4 の間の大凡の線は、バスタブの有無と、朝食での生ハムの有無に引かれています。(私のイタリア基準)

注3:上陸はしないようですが、泳いで渡る人は結構います。