以前飯豊町白川ダム上流域をライドしているときに、R113まで降りなくとも小国町まで行けるというのは認識していまして。
そもそもr8の正式名称は「県道8号川西小国線」ですからね。
実家からほぼ真っ直ぐ西に車を1時間程走らせると新潟県境に届きますが、日本海と太平洋を結ぶ重要幹線国道であるR113は、道幅が狭い区間も多いし、大型トラックの通行が多いし、トンネルも多いし、あまり自転車向きではないのです。
ということで、r8、r15山形県道15号玉川沼沢線を繋いで県境まで行ってみます。
本日は9月14日です。
9時にSK Pininfarina Disk RIDEスタート。
天気予報は、米沢市の最高気温34℃。何だそれ。
r4山形県道米沢飯豊線菅沼峠463m。
ちょっと寄り道して宇津沢地区と下谷地地区を結ぶ名も無き峠419m。剥き出しの岩盤は、浅海に降り注いだ火山弾が取り込まれた状態で石化した跡が見られるそうです。
飯豊山の本山。
道路は左に曲がっていくように見えますが、これは福島県境に続くr378岳谷上屋敷線。r8は右へ。
然程勾配も厳しくなく、然程長くもない坂を登っていくと、
九才峠482m、ここから小国町。
これを下る小国町側で72km/h出ていますが、頑張って踏んだ記憶がないので、計測エラーでしょう。この後のr15区間もそうですが、峠から西(実家から遠い側)の坂の方が勾配が緩く長い印象。
小国町叶水(かのみず)地区まで降りたところで、r15に左折。
ここは割と広めですが、r15の峠道区間は狭いです。勾配もそうキツくないし、路面もいいですけども。
極楽峠422m到着。
これは下った別地点からですが、極楽峠寸前に北側が開けた箇所がありまして、祝瓶山と大朝日岳が直列する朝日連峰の素晴らしい景色が見えます。
更に下ると、玉川に合流。玉川渓流に掛かる(旧)新田橋は通れそうに見えますが、アプローチが整備されていなかったので、通行禁止なのでしょう。
間も無く折り返し地点である玉川橋の交差点。交差点からR113を300m程下ると県境ですが、(車で)何度も通ってよく知っているので、寄らずにR113を引き返します。
この辺は紅葉で有名な赤芝峡です。
トンネル全回避で来たのに、スタート60kmにして遂にトンネル。
道の駅白い森おぐにで休憩。ここはオリンピック金メダリスト平野歩夢選手が幼少期に練習した横根スキー場でもあります。
暫くR113を走り、逸れて小国駅へ。昨年の災害で米坂線不通のため、代行バスが発着します。
最短経路だがトンネル地獄のR113は当然回避して、再びr8に入ります。
これまで山を登り、山を巻いてストイックにトンネルを回避してきた(と私は思った)r8、小国側起点から5kmの地点に立派なトンネルがありました。
元々大して厳しい山越えではないポイントのようですが、子持峠と呼ばれたそうです。
すぐ先のゲドロク沢というおどろおどろしい名前の沢には立派な橋もありました。来夢橋というダッサい名前が付いています。と書いた後に調べたら、地元小国小学校の児童が命名したそうです。というか子供の世界観なんてそんなもんです。命名させる大人が悪い。
橋から川を眺めたら、自然洞窟がありました。
この後r15との合流地点からはもと来た道を引き返していくので思い切り省略し、白川ダムまで下ってきました。
水位は大分低いです。
この後再びR113に合流し、本日最後の峠、諏訪峠298mを越え、小松の町でコーラ休憩してから実家に戻りました。
昨日もそうでしたが、経路からは沢山の林道が走っていました。分け入りたい林道や酷道・険道がこの辺りには沢山あります。
うーん、やっぱりロードバイクのSK Pininfarna DiskよりもBESV PSF1、いや人力+αにすぎない電動アシストサイクルでなくやっぱりモーターサイクルか。でも殆どの林道は管理者により通行止めにされているので、オフロードバイクにどれ程のパワーがあっても走れるところは極く限られる訳ですが。
水1ℓ、DAKARA600ml、コカ・コーラ500ml消費。
田舎は公園が少なく、給水が難しい点が要注意です。水場って昔はもっとあったと思うのですが、今は自販機で買えってことかな。このルートの県道部分は自販機もないところが多いですが。
【Runmeterによる走行データ】
スタート: 9時04分
バイクタイム: 5時間03分40秒
停止時間: 49分15秒
距離: 125.91km
平均スピード: 24.88km/h
最高スピード: 72.71km/h
登り: 1,453m
降り: 1,469m
消費エネルギー: 3,534kcal
平均出力: 132w
街よりは気温が低かったとは思いますが、いやぁ暑かったぞ。