甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

スロベニア・クロアチア旅行記 prologo

’08-’09地球の歩き方です。クロアチア行きたい!と言い出して数年後買ったもの。

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今年遂に念願叶って行ってきました。その間にも海外旅行は行っていて、「遂に」と言うのもどうかと思いますが。

 

DE ROSA SK Pininfarinaの区切りがついて書くネタが怪しくなってきているので、大分経った夏休みの旅行の記録を整理しときます。

 

嫁がストックホルム赴任していた'00年代前半、年2回ペースで欧州旅行してイタリア(南部を除く)と北欧を粗方制覇した気になっていたローマオタク&イタリア好きの私は、ローマ皇帝の宮殿が街になったスプリトや中世海洋都市の面影が色濃く残るドゥブロヴニクに注目。

 

ユーゴスラビアは、旧共産圏且つ90年代に内戦をやっていたという、私の世代には心理的にメチャ遠い国。

黄金期ブルズの6thマン・クーコッチ、“サンダーサーバー”イワニセビッチに、シュケル、ボバン(注1)を擁したサッカー代表チーム(注2)と、独立間も無い時期から主にスポーツで有名人を輩出していたので、国名はよく聞いたクロアチア

で、スロベニア(注3)は、比較的穏便に独立してEU加盟も早かったからか、全く印象なし。知ってるのは、あれだ、Devil Doll。

Sacrilegium

Sacrilegium

 

サブ・カテゴリーがゴシックとかシアトリカルになるプログレッシヴ・ロック。逆に誰も知らないか。。。

 

経営破綻前夜の07年にJALが直行チャーター便(注4)飛ばして近くなりました。最近ではANAがチャーター便飛ばしています。←ツアーに参加する気はありませんが、マークしとけばよかった。(注5)

 

旅行の概要はこんな感じ。

 

1.航空機

往路:成田〜【ポーランド航空】〜ワルシャワ乗継〜【ポーランド航空】〜ザグレブ

復路:ドゥブロヴニク〜【クロアチア航空】〜フランクフルト乗継〜【ANA】〜羽田

予約開始日に色々トラブって、復路のフランクフルト〜羽田間はマイレージの特典ビジネスが取れず、ビジネスのマイル数使っているのにエコノミー。ANAJALに輪を掛けて特典予約が取り難い印象。ANAスーパーフライヤーズとJALグローバルクラブ両方の会員(注6)でアホみたいな金額の会費払ってステータスを維持してますが、マイルを貯めるのが本当に得なんだか怪しい。ここ最近✈️出張ないし。

 

2.日程

日程

訪問予定地

初日

成田発、ザグレブ経由ブレッド着

ブレッド

2日目

午前ブレッド、午後リュブリャナ

ポストイナ

3日目

午前ポストイナ、プレッドヤマ、午後シュコツィアン、トリエステ

プラ

4日目

午前プラ、ポレッチ、午後移動

プリトヴィツェ

5日目

午前プリトヴィツェ、午後ザダル、シベニク、トロギル

スプリト

6日目

午前スプリト、午後移動マカルスカ

ドゥブロヴニク

7日目

終日ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニク

8日目

午前ドゥブロヴニク、午後帰国便搭乗

機内

最終日

午後羽田着

正直ツアーと大して変わりません。

 

3.目的・特徴

最初で最後になる可能性の高い地だとどうしてもありったけ詰め込むので、ツアーと大差ない行程にならざるを得ませんが、多少なりとも頑張って特徴を出そうとしたのは、以下。

スロベニアでは3つの洞窟に潜る。←ツアーはせいぜいポストイナのみ。

②イタリアでまだ行ってなかった国境の街トリエステに寄り、食事する。

③陸路で国境を超え、パスポートに査証印を押してもらう。

④現地の世界遺産は1つでも多く制覇する。

⑤久し振りのポーランドに寄るので、空港内で伝統的なスープ「ジュレック」の素を買う。

 

4.通貨等

ポーランド:ズロチPLN

スロベニア、イタリア、ドイツ:ユーロ€

クロアチア:クーナKn

ボスニア・ヘルツェゴビナ:マルクだが、少なくとも通るあたりは€/Knで支障ないらしい。

現金はPLN、€と、Knへの現金両替用に古い$100札在庫を持参。

 

5.交通手段

レンタカー。Hertzで「VWポロ」クラスを予約。(注7)

国際免許と免許持参。イタリア、スロベニアは日本と同じジュネーブ条約締結国。ウイーン条約国だが日本で正規に発行した国際免許を受け入れているクロアチアは、問題なし(注8)。ボスニア・ヘルツェゴビナウィーン条約締結国なので運転NG。サラエボとかモスタルに個人旅行で行ってる人達は、、、多分違反と事故を絶対に起こさない気合で行っているんでしょう。

ナビは、地図が古くなり動作も怪しくなってきたGARMIN nuvi3770Vを退役させ、iPhoneアプリSygicに訪問エリアの地図をダウンロード。大概目的地近くの誤った場所でFinishしてくれるカーNAVITIMEとどっちが馬xなのか比較が楽しみ。因みに、制限速度とVICS情報から予想到着時刻を算出するカーナビ(普通)、ビッグデータから予想到達時刻を算出するGoogle Mapとありますが、nuviは過去の走行ログが到着時刻計算に使われるらしく、とても人様には言えない速度で走らないと絶対無理な到着時刻を伝えてきます。

 

6.持参デバイス

iPad mini 4 → Mighty SIMを入れて現地キャリアで運用

iPhone X →  電話+GPS(データ通信はWi-Fi環境でのみ使用)

嫁のiPad Air2とiPhone 8は電話とWi-Fi専用

ソニーCyberShot DSC-T100(DSC-HX30Vが直前に壊れたので急遽出動)

持参する湯沸しポットやドライヤーは全部嫁の230V対応

ANKERの13,000mAhモバイルバッテリー、5ポートACアダプター、カーチャージャーとCプラグアダプター数個

 

7.プランニングで参考にした情報

・'08-'09地球の歩き方 クロアチア スロヴェニア 

・TripAdovisor:海外のサービスなので外国人の投稿が多いとこが4travelよりも重宝。参考にTripAdvisorのランクを記載します。ユーザーのボリュームゾーンはグレード☆☆〜☆☆☆で、☆☆☆☆あたり志向の私よりコスパ寄り評価の点補正必要。

Google:主にMapでルート作成。Sygicはプランニングにはメチャ使い難いので、プランニング段階ではGoogle検索結果を元に毎日の目的地🅿️を登録しただけ。

・CROTABI:クロアチア観光情報では鉄板のサイト

 http://www.crotabi.com

 

SK Pininfarina Disk製作記には敵いませんが、長編です。

 

注1:この人たちの名前を知らない人も今や多いかもしれない。

注2:今年この記録を更新して準優勝しましたね。

注3:本ブログでの日本語表記は、日本国公式(外務省)「スロベニア」、現地発音「プレッドヤマ」を優先。「J」を発音記号「j」のまま読むスロベニア語のオリジナルに近いのは「プレジャマ」でなく「プレッドヤマ」です。因みにMacはプレ邪魔とかプレッド山と書きたがります。国名クロアチアは現地語では「Hrvatska」とさっぱり違う表記・読みで、「日本」を「ジャパン/Japan」と呼ぶのと同じくらい失礼かと思いますが、あまりに馴染みがないのでクロアチア/Croatia。尚、アルファベットは、オリジナルコード入れている独仏伊西瑞破以外は英字。

注4:当時のJALも今のANAも、経路は恐らくリュブリャナorドゥブロヴニクin/outで一緒。当時の写真ではJALのジャンボ機が写っています。

注5:↑これに気付かずにザグレブ便を予約し、ブレッド直行を決めた時にはリュブリャナ便は満席。

注6:元々JAL派でしたが、経営破綻に伴ってイタリア便を廃止したことが不満で、アライアンスの便がよいANAに乗り換えました。その後JALアリタリアとのコードシェア止めましたしね。JALがDELTAの誘いに乗ってSkyTeamに乗り換えていれば…。今春ANAアリタリアと包括提携したので、イタリア直行できるようになりましたが、アリタリアの機材は座席設備の不具合が多くて。。。

注7:別にVWへの拘りはないですが、「VWの◯◯か同等クラスの車」を予約して謂わば基準車であるVW車が出てきたことは1度もありません。まあ日本でも沖縄行くと同等他車になる経験。

注8:変わる可能性があるので、駐日クロアチア大使館のサイト若しくは直接問い合わせでの確認が推奨されています。

感涙に咽ぶMR.JIMMY “Listen To This Eddie - The Last US Tour of LED ZEPPELIN” at 六本木EXシアター

本日、いや昨日になってしまいましたが12月21日は六本木EX TEATERにて、史上最強のロックバンドLED ZEPPELINのExactly revivalバンドであるMR.JIMMYのライヴ、その名も
レッド・ツェッペリン結成50周年記念公演 “Listen To This Eddie - The Last US Tour of LED ZEPPELIN”」。

 

《セットリスト》
bootlegの名盤である同タイトルの再現なので省略。といっても6月21日公演の忠実な再現でなく、当時のステージのリバイバルということで、最後に“Blackdog”と“Communication Breakdown”を追加。“Communication Breakdown”は6月25日の演奏に準じたものではない印象。
開演から終演まで約3時間20分ぶっ通し。トイレ近い人は途中から焦ったかも知れません。
すんごい企画です。演奏る方もバカ(最高の賛辞です)、聞く方もバカ(これも最高の賛辞です)です。
尚、セットも照明も、当時の乏しい情報から再現したものだそうです。

 

《前説》
長丁場を控えて19時ジャストに開始するため、18時50分頃から倉林支配人の前説。

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写真撮影・録音禁止なので、前説の始まりのところ1枚だけ撮らせていただきましたが、あとは一切写真ありません。顔が白いのはプライバシー保護でなく白飛び。

(2階最前列なので1階フロアをよく見下ろせましたが、前から6列目あたりまでの席の何人か演奏中に写真撮ってるのが見えましたよ。)

前説途中から俳優高嶋政宏氏合流。
CRIMSONについてはかなり語るらしいですが、ZEPはどうだろう、“Lemon Song”を2ndでなく3rdと言っていたし、何の周年か覚えていないようだったし、再結成の話題もアトランティック40周年のことかO2アリーナのことか不明。ZEPサウンドカタルシスを指しての語かも知れませんが、ZEPをパンクに喩えるところでそもそも私とは決定的に見解相違。

 

《本編》
リアルZEPを体験できなかった私としてはこれで満足、という言い方をすると失礼ですが、文句なしに素晴らしかったです。
ZEPとこのステージへの熱い思いが伝わる、ZEPの魂が宿ったかのような(ボンゾ以外存命ですが)熱演でした。

 

“The Song Remains The Same”が始まったら、私は感涙😹でステージが見えなくなりました。冗談抜きで。

 

MR.JIMMYは、ジミー桜井氏、ジョンジー大塚氏の超絶の拘りからインストゥルメンタルもリアルZEPに忠実で、’59レスポールをはじめ素晴らしいサウンドなのですが、1番感動したのは生Ludwigの26インチバスドラムのトーン。雷鳴か戦艦の主砲かという迫力でした。生26インチってこんな凄いのかと。レスポールは、やっぱり"Heartbreaker"のイントロが震えました。"Kashmir"の生メロトロンも、状態は完調ではない印象でしたが、良かった。そしてオールド・マーシャルにテルミン。あとは生GX-1を見たいのですが’77USツアーでは使ってないから無理か。

 

演奏自体は他にもレビューを書く人がいると思うので、どっちかというと「見」ての感想。
ジミー桜井氏:見ても聴いても本物そっくりですが、写真だと格好いいが動くと格好悪いステージ・アクションも忠実に再現(褒めてます。ペイジは、若くて健康だった20代の’73”The Song Remains The Same”の頃は動きにキレがありますが、’77ではヨタヨタだし、そもそもステージ・アクションのセンスないと思います←それも好き)。
ジョンジー大塚氏:ジョンジーそのものの冷静なマルチプレーヤーでした。
オーガスト・ヤング氏:「I Am A Golden God!!」と自分で言っても許される美神にして神の声を持つ伯爵(←サー・ロバート・プラントはCBEですが、ドリアン・レッド・グローリア伯爵のモデルなのでそう呼んだ)は唯一無二。ロバプラ声と称されるHM系のヴォーカルを聴く度にガッカリさせられてきましたが、彼は’77の伯爵よりずっと声が出る上に声質があまり似てないところが却っていいです。ちょっとお腹が出てると思って見ていたら、ギターソロの後ステージに戻ったら更に出てました。きっと「ZEPはソロが長くてハケたメンバーはバックステージでカレーをばくばく食ってからステージに戻る」という伝説へのオマージュでしょう。
フランキー・バナリ氏:パワフルでいいドラマーだと思って聞いてたら、元QUIET RIOTの方でした。”Metal Health”はメタル・キッズだった時代に聴きました。懐かしい。Ludwig26インチの素晴らしいサウンドを聞けたのは彼のお陰ですね。

 

ああ、いい夜だった。
MR.JIMMY、EXシアターありがとう。

5週間ぶりのライドは「情報・防災ステーションごか」まで往復128km

本日の浦安市の予報は最低6℃、最高10℃。風は概ね北風3〜4m /s(往路の時間帯)、同2〜3m/s(復路の時間帯)。

真冬並みの気温なので、揃え終わった今シーズン初の冬装備で出ます。

 

日本橋本店がオフィスからそう遠くないミカド珈琲。三郷工場のイチョウは大分落葉が進んできています。

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豆が買えるそうですが、ロック不携行&ポケットは他の携行物でいっぱいの私は寄ったことなし。

 

折り返し地点「情報・防災ステーションごか」。

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ちなみにボトルは、背に腹は変えられないが大きくて無粋な夏用NANOGELITE650mlでなく、Bellati Sportのおまけ。色味が合いませんが、間も無くNANOGELITEと同じEliteのFlyボトル550mlが届く予定。

 

今日は女性の清掃スタッフの方がいらしたので、挨拶。(会話はしませんが、人様には挨拶するものだと習った世代なので、ちゃんと挨拶はしますよ。)

 

家から60kmちょっとと、休憩ポイント/折り返し点としては実にいいところにあります。賞味期限が切れたVAAMゼリーを1個消費し、水を補充して、今日はここで折り返します。

 

ここまでの間、主だった休憩ポイントはみさとの風ひろば、築比地、オアシス5963に龍Q館とすぐ近くの関宿城といったところですが、コースオフをせず、且つ、仮令会話するわけでなくとも人がいるところが嫌いな私は、みさとの風ひろばにトイレ休憩寄ることは偶にありますが、あとは全部スルー。

 

「情報・防災ステーションごか」

サイクルラックがある。

雨風日光に当たらない。

ドリンク自販機がある。

綺麗なテーブルとチェアがある。

トイレきれい。(ありがとうございます。)

人いない(or少ない)。(車が数台駐車していることが多いが、皆大体水門〜中の島公園〜関宿城に遊びに行っているので、休憩所にはまず誰もいない。)

 

実にいいです。

 

折り返して水門から江戸川起点方向。

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今日は降水確率0の晴れ予報ですが、全体に雲多く、南の空は時折雲が切れるだけ。北は古河あたりまで行くと頭の上が晴れてる感じですかね。

江戸川起点の水が青いと思って写真撮ったのですが、iPhoneXの露出が外れだったか、、、。じゃなくPrizm Roadレンズを通した視界が水を青く見せただけか。

 

往路は登りも降りもリア4-5th。40kmから先で風が強まったので風力改善のため下ハン持ち。復路も風止まずいい感じでペダルが回って、平坦部は概ねリアTop-2nd。

 

寅さん記念館で2回目の休憩。

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PowerBarエナジャイズ・ウエハース×1、賞味期限切れVESPA ORANGEドリンク×1で最後の栄養補給と水の補充。

寅さん記念館から暫くは無法地帯を走るので、道が広いのに低速走行。今日もランナーはド真ん中走行、幼児を乗せた母親たちのママチャリは4並走、親子連れは間を抜きたくなるような遠隔並走、そして野球少年は逆走。今日も事故貰わなくてよかったよ。

 

そして無事帰宅。4時間20分+休憩時間25分。

復路が追い風でいいペースで走ったので、平均29.7km/h。平均30km/hまであと一歩。本人は結構頑張ったつもりですが、築比地から50km地点までの10kmくらいの間にトレイン組んでいた4人組に抜かされ&400mくらい離されました。トレインが速いのかチームで走る人たちはやはり速いのか、ぼっちライダーの私にはどちらも不可知。

 

さて、冬装備のインプレッション。

SK Pininfarinaというかロードバイクに合わせて一新したウェアと、概ねJekyll800のときから使っている小物類のMix。

曇りなので冷え込み弱く、且つ気温が上がった8時前から13時頃までの間、8〜10℃くらいの曇天、弱風下での評価。

Castelli Raddoppiaジャケット:0〜10℃適応。アウター。

Castelli FondoジャージFZ:13〜20℃。ミドル。

Millet ドライナミック・メッシュノースリーブ:汗分離用インナー。

Fondoジャージは風をシャットしないので、10℃台前半まで下がると1枚では寒いです(買い物に着て出ようとしたら寒かった)。春秋用。Raddoppiaジャケットと合わせた3レイヤーは今日の10℃くらいの気温には暑く、真冬用の印象。今日はインナー+Raddoppiaがベストかな。

Santini Laba ビブタイツ:0〜15℃適応。動く前は寒かったのですが、今日の気温でのライドでは違和感なし。Castelli Velocissimo 3の方が適応気温が高いので、そっちを試してもよかったかも。

Pearl Izumiイアーウォーマ(継続品):耳が冷たくなることはなし。

The North Faceパワードライネックゲイター(継続品):冬山&5°以下環境トレラン用ですが。イアーウォーマーとサングラスとこれで顔はほぼブロックの不審者スタイル。鼻と口を塞ぐので息が苦しいですが、鼻先先が冷たくなることはありませんでした。が、それにも拘らず、中ではハナ止まらず。何でだろう。涙も特に出なかったので、Jawbreakerのレンズ通気口のせいでもないと思うのですが。というか朝からまた微妙に風邪気味だったからかもしれません。→口呼吸で自転車に長時間乗ったので、喉の不調本格化。

Intro Stelth 4Dグローブ(継続品):これは5℃以下がターゲットなので問題ないというか寧ろ蒸れました。

Raphaシューズカバー:これも少し蒸れました。尚、Raphaのカバーは、サイトのQ&Aよりもシューズサイズで2つくらい小さめ=カバー大きめを選ぶ方がいいと思います。今のシューズの主流であるダイヤルの分がタイトになる印象。

耳などの冷え方からすると、ヘルメットカバーは買わなくていいかもしれないが、ハナの原因をもう少し追求しないと。

尚、ウェアが皆海外ブランドなのは、海外ブランド好きだからでもイタリア至上主義だからでもなく、その方が安いからです。(Raphaのシューズカバーは高いですが、貰い物。)

 

本日は以上です。

 

KING CRIMSON Uncertain Times Japan Tour聴いてきた話

公演2日目の11月28日、Bunkamuraオーチャードホール行ってきました。

ここはクラシックでは何度も、いや、うちは同じ渋谷でもNHKホールか上野の東京文化会館が多いんですけども、来てます。

日本のプログレッシヴロックの聖地、川崎はClub Cittta’には何度か遠征してますが、東京でロックコンサート聴くのはひょっとして初めてかなと思ったりしてたら、、、、

 

忘れ去ろうとしていた黒歴史思い出した。2年前、グダグダ運営で氷雨の中散々入場待ちさせられた両国国技館で、挙句は弾くとアナウンスされていたジミー・ペイジジェフ・ベックにAwardトロフィー渡しただけで引っ込んだという大惨事

私と同じ思いを抱いた人が大勢いた結果、返金してもらう結果になりました。上手くもないジョニー・デップの演奏を聴いて満足されていた女子の皆さんは当然返金希望しなかったと思いますが。

 

さて、気を取り直してクリムゾンです。

私は所謂プログレッシヴロックにカテゴライズされている音楽が大好きでして、ここでもArti E Mestieriなんていうマニアックなもんを紹介したことがありますが、英国ものを一通り聴き倒してイタリアものにメインフィールドを移したクチ。

で、本流中の本流KING CRIMSONは“In The Court Of The Crimson King”〜“Red’’までとオフィシャルライヴ盤若干を持っていて、“Discipline”以降は全く持っていないという、恐らく最も標準的なコレクション😆。

 

もうジミー・ペイジの演奏は聞けないのかもしれないとか思っているうちに、リッチー・ブラックモアやPremiata Forineria Marconiの演奏が遅くなり、フリオ・キリコの手数が減ってくる。そしてキース・エマーソングレッグ・レイクの訃報が届く。

これは軒並み古希を迎えている巨匠たちを、見れるうち、聴けるうちに見、聴かないと後悔するぞ、と思うわけです。

 

そして生のキング・クリムゾン、生のロバート・フリップ御大。

 

セットリストは、私の記憶ベースではこのとおり。

〈第1部〉

1.Larks Tongues' In Aspic
2.Peace - The Beginning
3.One More Red Nightmare
4.Red
5.Cadence & Cascade
6.Unknown
7.Unknown
8.Moonchild
9.In The Court Of The Crimson King
10.Unknown
〈第2部〉
1.Unknown(Drums Instulmental)
2.Epitaph
3.Easy Money
4.Unknown(incl. Drum Solo)
5.Starless
〈encore〉
1.21st Century Schizoid Man

後から記憶を呼び覚まして書き起こしているので、若干違っている可能性があります。

そもそも“Discipline”以降は全く知らないので、分からない曲が5曲あります。

 

進化を止めないキング・クリムゾンも、2015年来日公演からはRed以前の曲が入るようになったようですが、今年はさらに懐メロ化が進んだようです。私のように懐メロばかり愛している人には願ったり叶ったり。演奏者的には嬉しくないかもしれませんが、オーディエンスの反応も旧曲の方がよかったです。そんなオーディエンスも、Peace - The Beginningの後はPictures Of A Cityがすぐ続くと思って拍手せずに待ってましたが(上述のとおり、続いたのはOne More Red Nightmareでした)。

 

一応感想。

昔の曲(ライヴ含む)をさんざん聞き込んだ者としては、特に歌ものでグレッグ・レイクジョン・ウェットンもいないのは悲しい。

でもRedのライヴVersionを聞いたのは初めてで嬉しい。

かなりオリジナルに近い演奏を生で聞けたSchizoid Manには超感動。

ロバート・フリップは、元々リードで弾きまくる人ではないとはいえ、やっぱり指の運びが厳しくなってきてるんだろうなと思う。

フリップと同世代のメル・コリンズとトニー・レヴィンはかなり元気。

3ドラムスのお陰でかなりパーカッシヴな演奏で、これがモダン・クリムゾンの姿なんだろうと思うが、インプロヴィゼーションのスリルはやはり70年代と比べてはいけない。ドラムは10年前のフランツ・ディ・チョッチョやフリオ・キリコの方がいいなと。やっぱりクリムゾンはビル・ブルフォードで聞きたい。

 

とDisっているような部分があるかもしれませんが、満足して帰りました。

 

以下撮影タイム。光学ズームの弱いiPhoneXでS席(SSではない)は厳しい。

演奏を終えたメンバー。

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去っていくフリップ御大。

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パンフレットは大判で2,500円。

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今朝のインスタへの投稿が、「Uncertain」が「Uncurtain」とミスタイプ(というかiPhoneのあまり賢くない予測変換のせい)であることに今気付いた。。。

3連休ノーライド&ノーラン、E.Wedelのチョコレートを大量購入

先週末嫁とガソリン臭いGT-Rで箱根にドライブ。

 

三島スカイウォークで長い吊橋を渡り、

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ZIPラインに乗り(写真は他人様です)、

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とらや工房でどらやきを買いつつお汁粉をいただき、

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鈴廣でかまぼこを買い、

 

プレミアムアウトレットでマフラーなんか買ってから、

 

オーベルジュで美味しいフレンチをいただいて、

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(2人とも飲酒しないので、シャルドネメルローのブドウジュース。)

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ぐっすり休んで(いや、ベッドが好みと合わなくて腰が痛くなった)帰ってきたのですが、とらや工房で切り株に左足小指を激しく打って、自己診断では全治3週間の打撲。

過去5回(←しかも全部大人になってから)の骨折経験者からすると、骨にはきていませんが、園内の通路で躓いて怪我って、アメリカなら1億円くら損害賠償取れそうです。虎屋さん、もう少し気を付けて整備した方がいいですよ。

 

普通に歩くにも患部が当たると痛いので、3連休はトレイルランニング見送り、自転車も乗って乗れないことはなさそうですが、結局乗らず。

乗らない代わり、只今イギリスから冬用ウェアが続々届いている最中だったりします。

 

ということで、今書き溜めているブログ材料との関係で、ポーランドのE.Wedelのチョコレートが今日本国内で入手可能なことを知りました。

E.Wedelは、ポーランドの歴史ある菓子メーカーです。ワルシャワ市内の本店で飲むチョコレートドリンクは絶品です。板チョコも超美味しく、ポーランド行った際(注1)は沢山買って帰ってました。

欧州内のスーパーや免税店の定番、MilkaやWONKAと比べても美味しいのですが、ポーランド以外では見たことがありません。2010年にロッテが買収し、ロッテのヨーロッパ本格進出の中核事業になっている筈なのですが、さっぱり見かけません。

せめて免税店にさえ置いてくれれば買えるのですが、残念ながらポーランド国内の免税店でしか見たことがない。

っと思っていたら、これ↓

kobalog.jp

 

売っているのは、スーパー「ベルクス」。埼玉地盤の上場スーパー「ベルク」じゃなく、足立区地盤のサンベルクスという会社が展開しているそうです。

今日テレビでやってたニューイヤー駅伝予選会(←サイト見たら11月3日だったそうです。私は何を見ていたんでしょうか)に出ていた会社です。惜しくも12位に29秒遅れた13位で出場を逃しました。

まあそれは措いて、昨日、家から一番アクセスが良さそうなベルクス新習志野店行って買ってきました。(素直に湾岸道乗ればいいのにR357を下ったので結構時間掛かったうえに、Pioneerのナビに素直に従って行ったらベルクス/Mr.Maxエリアとは別のTimes駐車場に案内されましたが。。。NAVITIMEには然程期待していませんが、Pioneerもこんなもんかとガッカリ。)

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大人パワーのカートン買い。

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1カートン20枚の筈ですが、シール貼って詰め直す時にジャストフィットにしたのでしょう21枚入り。1枚120円。

一番好きなヘーゼルナッツ入りがないのは仕方ないとして、国内にはダークも入ったらしいですが、新習志野店はミルクのみ。でもいいです。

輸入元は富士貿易。ロッテじゃありません。ロッテが日本の会社でも韓国の会社でもいいですが、ローソンあたりで韓国菓子があれだけ売られているんだから、コンビニ展開できそうなもんなのに、ロッテは何やってるんでしょうか。

 

高級チョコレートはまた別ですが、今回買ったWedelミルクチョコレートのようなスーパーあたりで売られているチョコレートの味は、ヨーロッパ>日本>アメリカです。

カカオマスが粉じゃなく粒としか思えないアメリカものは論外として、日本のチョコレートは値段なりに美味しいですが、ヨーロッパに負けます。日本で手が伸びるのは、国内メーカー品のチョコレートでなく、IKEAスウェーデンフードマーケットかでん六コーンチョコ/ピーナッツチョコ。

Wedel等が「バター」と書いている部分の成分が、日本のチョコレートは「植物油脂」です、大概。マーガリンかサラダ油か分かりませんが、思うにこの差。日本では妙に動物油脂が敬遠され、「帝国ホテル」マーガリンなんていう冗談のような商品が売られていますが、フツーにバターの方が美味しいでしょうよ。

因みにちんすこうも、最近おいしい塩ちんすこうが出てますが、ラードで揚げた新垣イズベストです。

(調理では植物油=オリーブ油・ごま油使いますけども。)

 

今週はこれでおしまい。

 

注1:嫁が2年間ワルシャワに勤務していた間、私は4回ポーランド旅行行ってます。

 

DE ROSA SK Pininfarina Disk 並行輸入&自組み決算

アッセンブリーまで終わったので、決算しておきます。

と言っても、安値紹介サイトではなく、露骨に値段の話をするのも品のいいものではないので、その辺はサジェッションまで。

 

1.フレーム

・大型専門店の現金値引価格と同じか寧ろ割高。

SK Pininfarina Diskは、同じデローザでもPROTOS(Disk) のような明らかにガイツーが得、という条件は出難い。

・それでも私が欲しかったのはrosso vulcanoでなくblu acquaであり、選択肢はガイツーonly。

SK Pininfarina Diskを安く手に入れたいなら、

①ブレーキを妥協して、リムブレーキ車ガイツー

コンポーネントを、ショップが用意する範囲で妥協するか、取り外して叩き売る前提で完成車ガイツー(差益が出るかは分からない)

③型落ち正規車(モノが出るかどうかは分からない)

《私の結論》

仕様が選べるなら(私にはrosso vulcanoという選択肢はない)、保証が効く国内正規車をフツーに買っていいと思います。

 

2.コンポーネント

・購入当時内外ネットショップにRECORD EPS DBグループセット売りは無い。(注1)

・内外通販を駆使して買い集め、カンパニョーロに関しては、保証がなくてもパワーユニットが1回(2回だと痛い)死んでも泣かずに済む程度の値段にはなった。

・カンパは年始にキャンペーンを張っており、今年はEPS+BORAが30%オフ。これに対してもショップの標準的な値引15%が付けば、苦もなく同値で国内正規品が手に入る。(ショップとコンタクトのない私はコンポーネントの調達を始めた後に知った。)

《私の結論》

キャンペーンが上手くフィットすれば、ガイツーに頼る必要ないです。どうしてもカンパがいいという物好きは、1月半ばまで待ってからアクションを起こしたらいいと思います。(その時点で希望のフレームが手に入るかどうかは分かりませんが。)

 

3.トータル

・オリジナルでハンドルとか結構高いパーツを組んだ結果、bellatiのスーパーレコードEPS DB+BORA ONE DB(但しチューブラー50mm)完成車より高い。

・SK以外にも一部使える物も有るが、アッセンブリー工賃以上のツール代が掛かった。

・それで時間を掛けて下手なアマチュア作業をして保証なし。

《私の結論》

自分の選択は、SK Diskなどという(日本では)特殊なモノに拘り、Aqcua Bluに拘り、パーツにも拘った結果なので不満無いですが、妥協ができる人なら、ガイツー完成車か、他車種か、国内正規車を買う方がお得感は上だし、安心でしょう。

総合的に見て、悩んでいる人がいたら同じことを勧めるかと言うと、

絶対勧めません‼️

好き好んで過度に拘りたい人以外は、素直に国内正規車かガイツー完成車を買いましょう。

 

4.ガイツーショップ・レビュー
散々通販を利用したので、これも書いておく責任があるでしょう。予め断っておきますが、あくまで自分の利用の範囲で起きたことと感想です。なお、国内通販はトラブルは起きないし配送も早いしということで、やはり安心です。

 

(1)bellati sport
・こちらからの働き掛けが必要だが、問合せや依頼への対応は早い。

・フレーム売りの商品に上級コンポーネントを組んで完成車として買えるので、高額車を安く買いたい人には魅力的。

・細かいアッセンブルへの対応可否がポイントになると思いますが、細かい拘りは超あってもコミュニケーション、増してや外国語のコミュニケーションは例えメールでも超厭う私は未確認。

・因みにカラーが好みに合えば、KASKのPROTONEはここが送料入れても最安の筈。

 

(2)Wiggle

・5,999円以上送料無料。

・今や大手の安心感が売りか、コンポーネントは総じて高く、品揃えにも難あって棚に無いもの多し(注2)。

→そのためPrice Guaranteeも使えない。

・買ったコンポーネントはチェーンのみで、利用はサングラスとか用品関係が主。

・用品関係は品揃えも梱包もスピードも文句なし。


(3)ProBikeKit

Wiggleより少し条件が悪い7,500円以上送料無料。

コンポーネントやウェアの品揃えと価格条件が1番良かったので、海外ショップでは最多利用。

・誤発送が7回発送中2回。

・サポートと物流の連携が悪いのか対応力が低いのか、誤配送の原因を分析して注意喚起までして再送依頼したのに、同じ誤配送をされた。

・サイトに日本語はあっても日本窓口はなく、トラブったときはWiggleより多分大分面倒。2回の誤配送過程では相当なボリュームの英語のやりとりが必要だった。

・梱包とスピードはWiggleと変わらない。

 

(4)Bike24
・送料が€20掛かる。この辺は独系全般同じ。

・消耗パーツと用品に強い。

・Price Guaranteeが使える。但し、他店価格に送料を算入できるが、自店価格には算入しない模様。ゆえ、個々の商品単位では英系ショップとの比較で優位になりきらない観あり。

・激安商品が色々あるので、送料の元を取るために、消費税課税対象となる16,666円を大幅に超えるまとめ買いという使い方になる。

・ウェブでは棚にあって注文が通った商品が欠品、という事態が2回中2回。販売管理と在庫管理のシステムが連動していないのか、在庫管理の水準が英系より低い印象。

・上記のような事態に遭遇しても、バウチャー提供も代替品提示もない。→ドイツでは、たとえ「ある」と言われて注文しても、モノがなかったら、無いものを買おうとした客が悪いのでしょう。

・梱包が厳重というか、梱包テープぐるぐる巻きで届きますが、箱は結構ひしゃげます。DHLの問題かな。

(5)FC MOTO
(自転車関係ではないが、同時期にスキー用バックプロテクターを購入。)

・ネットではトラブルが多数報告されているようだが、私は一切トラブルなし。

・ドイツの定番で送料が掛かる。DHL€19.65。

 

カンパニョーロに強いというMerlin Cycleは品揃えと価格比較の結果、利用実績なし。

ドイツ系には他に、bike inn、snow innなどのtrade innグループがあり、FC MOTOを利用したのは、snow innで見付けた上記商品が販売終了になったため、別のショップを探した結果。(FC MOTOの方が高かった。)

 

冬用アパレルの手配のため、現在再びガイツーラッシュ。

Jekyllでは冬は上ウインドブレーカー、下パッド入りインナーパンツ+CW-X冬用タイツ+ランパンでしたが、元はPBKの誤配送だったビブショーツの快適性を知り、今季からはちゃんとしたブランドのサーマルジャージ/ジャケット+ビブタイツ予定。本当は国内アパレルを応援したいのですが、値段が高いので、結局カペルミュールUVカットアーム/レッグカバー(注1)しか国内ブランド使ってないです。

 

あとは暗い時間が長くなったので、そろそろライト買わないと。

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【新浦安エリアの沿岸部を囲う遊歩道。左のゴム舗装が歩道、右のアスファルト自転車道ですが、わざわざ街灯の光が届かない自転車道を、わざわざ黒い服を着て、わざわざ右側通行する歩行者が結構います。犬側通行の歩行者も多いです。ママチャリ/MTBルック車には無灯火逆走も多いです。気を付けて乗りましょう。】

 

昨日遅くまで雨が降り、山にも行かずSKにも乗らない土曜日になりました。明日は往路2m/sの向かい風、復路1m/sの横風という良コンディションのようなので、120km程度は乗ろう。

 

注1:DBは新しい、EPSは保証がネック(注3)という理由と推測。今Wiggle見たら、SUPER RECORD / RECORD EPS DBありました。ギアが52/36-11/27オンリーでクランク長172.5mm〜(注4)な上に、値段は、定価の違いが自分のセットとのコンポの違いに拠るのか調べていませんが、僅か5%引き。15-20%引いてもらえるはずの国内リアルショップより高い。且つセット買いしても無保証ですよね。流石に誰も買わないでしょう。

注2:「カンパだから」であって、シマノは心配ないと思います。リスクの高い商品の回避とマージンの大きいPB商品強化は量販店の基本。

注3:何回も書きましたが、Campagnolo EPSは、EPS専用フレーム(←SKはオッケー!)に、グループセット一式をショップで買い、組み付けから調整までそのショップに全部丸投げすることが保証条件。
注4:上にも下にもワイドなギアレシオであり、Jekyllでは175mmクランクを踏んでいた私には、53/39-12/29 170mmこそ選ぶ理由に乏しいのですが、どうしてもアウター53が欲しかったのです。

アッセンブリー #23(完成!ペダル装着して計量して試走して・・・)

DE ROSA SK Pininfarina DiskCampagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー6日目。

 

作業開始から足掛け5週間、6月3日の今回で遂に大団円。

長かった。無駄に長かった。工程も長かったが、私の文章が長かった。

 

25.計量とペダル装着

用意するもの

・事実上完成したデローザ❤️SK Pininfarina Disk

・タイム XPRO10(ペダル)

・8mmHEX(ペダルレンチは使いません)

 

前週末以降SKの体勢を変えてブレーキライン内のエアを集め↓、本日最初にした作業はエア抜き。(前工程の残処理扱いなので、ノーカン。)

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【逆さにしたり倒したりするとエアを噛むとかいう話あるようですが、ディスクブレーキはそんな構造じゃありません。そんなことが起きたらそれは余程な整備不良か欠陥車です‼️車やオートバイだとリザーバータンクのリリーフバルブが開くとかあるかもしれませんが。←ねーよ】

エア抜きはまだ不完全でブレーキのタッチは冴えませんが、実走してもよさそうなレベルになりました。(注1)

完全に抜けたのはローンチ後2回目、アッセンブリー中と合わせると4回目のブリーディングの後です。1回コンプリートすればあとはマスターシリンダー側のブリードバルブからエアを入れないよう注意すれば恐らく大丈夫だと思いますが、やはりこのカンパニョーロのシステムは構造的に神経質。

 

先に逆さ写真を出しましたが、すっかりロードバイクになりました。

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【今と20mm違うだけですが、ハンドル高いですね。】

 

計量します。自転車界の謎、ペダルレス完成車重量です。

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7.6kg。どうでしょう、特に軽量化を追求した訳ではないので、私としては寧ろ意外に軽い。これより安価なスーパーレコード(ワイヤー)+BORAチューブラーで6kg台入ります。

 

続いてペダル装着。XPRO10は先代XPRESSO10より大分重くなりましたが、URSUSのインテグレーテッドハンドル、セライタリアのサドルに続く、ワタシ的軽量パーツ。

ネジ山にグリスを塗って、8mmHEXを前方向に廻して締めるだけ。

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トルクは最大30N・mですが、前廻しは乗っているうち締まるし、30ってのは結構大きいので、半分の15N・mでも足りるのでは。

 

再度測定。

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266gUP、コンマ1単位表示では、0.2kgUPの7.8kgでした!

公式計量終了。

 

完成〜❗️パチパチ👏

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26.その他追加装備

 

(1)ヘッドランプ

装着義務ありません❗️(千葉県の場合(注2))

夜間等灯火義務があります(千葉県では日没前の夕方も)が、私が走る範囲には50m以上のトンネルはなく、視界50mを下回る濃霧も夜も走らないので、違反するリスクなし。(注3)

→取り敢えず暫くは要らない。

 

(2)テールランプ若しくはリフレクター

装着は努力義務です(千葉県の場合)。

使用に関する法的な扱いはヘッドランプと同じ(但し夕方灯火義務はない)。

→昼間でも後方からの視認性確保のため点灯することがあるので、昨年秋買ってJekyll800に装着していたランプを取り敢えず移設。室内車Jekyllは未装着でも問題なし。

15Lumenは多少物足りないので、近いうちもう少し強化したいところ。

因みに千葉県条例には側面反射器材の装着努力義務もあります(東京にはない模様)。

 

(3) ベル🛎

装着義務ありません❗️(注4)

「警笛鳴らせ」の標識のあるところでは鳴らす義務があります(注4)

峠道ならまだしも街中のどこに標識あるか分かりません。車乗っていても鳴らさないと思いますが、知らずに標識のある交差点に鳴らさず進入したりすると道路交通法違反なんですねえ。法が実情に合わないとか自転車のベルの音なんかどうせ(聞かせたい車には)聞こえないという話は別として、事実上の装着義務ですね。

世間で鳴っている場面のほぼ全部が、そもそも禁止されている歩行者に向けてなんだから、自転車のベルは取り締まるか装着止めさせる方がいいと思いますが。

 

ベルといえばやっぱり、「リンリン」と鳴るこれです。

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JekyllもビアンキVialeもうちの自転車のベルはロンドンのPYLONESで買ったもの。需要がないのか大きな店がないからか自転車用ベルは日本には殆ど入りませんね。

www.pylones.com

ウェブショップでは20種程選べます(送料掛かるのでお得感皆無ですが、日本からでも買えます)。

流石にデザイン的にSKに合わない、という理由でなく、エアロハンドルバーには装着不能

 

それで装着可能なベルを探します。

knogのOi(Large)。AmazonにはChinese Copyも多数出てますが、勿論本物。 

計測もせず、ヘッドスペーサーに装着できるつもりでした。→無理でした 

(ヘッドスペーサー用のXLサイズ出して欲しい。)

なので急ぎ代替品手配。

これならヘッドスペーサーに装着できます。

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ストラップを切っていないところが仮装着感アリアリ。

結局暫く後、Oiのハンドルマウントに変更。

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どこに設置しても鳴らさないから同じなんですけどね。OH-2400を別のところに設置し直すかもしれません。

 

(4)ボトルケージ

真っ黒が前提。→ELITE CUSTOM RACE SKINを2個マウントします。高価なLeggeroは眼中にありません。

ボトルケージをフレームに装着するとすっきりしないので、余計な付加物で重くはなるものの空力面で有利なトライアスロン用のサドルマウントを指向。(Jekyllはウエストバッグかハイドレーションバッグで乗っていたので、ボトルケージ装着なし。)

ミノウラ:SBH-300

PRO(シマノ):トライアスロンドルマウントケージ

ELITE:SKEKANE

XLAB:CARBON WING 400i

どれもカーボンシートレール装着不可(素材というよりも形状の問題)ですが、結局選んだのは最高価最軽量のCARBON WING 400i。

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装着。カーボン素材のお陰で軽いですが、デカいです。因みにテールランプ装着写真と兼用。

 

ストラップを使ってチューブバッグを吊ったり、中央部のスペースにマルチツールを置いたりできます。(下部を塞ぐか内容物を吊らないと落ちますけどね。)

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ここから先は、前述した後日談。

CARBON WING 400iはカーボンレールでは保持が厳しく、お辞儀するので、水平マウントに変更して強く締めましたが、

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それでもお辞儀するので、数回乗った後に結局一番シンプルなデザインのミノウラ に変更することになりました。まあCARBON WING 400iは元々後傾している点が空力&ボトル脱着面でどうなの?というところですが。

 

但し、これもすんなりは装着できず、一工夫が必要だったことは、7月23日投稿のとおり。

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シンプルになりましたが、収容力が低下したので、ボトルケージをもう1本追加してツールケースを携行することになりました。フレームマウントのボトルケージは、前に行ったり後ろに行ったりしていますが、 給水量が少ない冬場は外してもいいかな。

 

27.試走

 

さて、これで外に出られるようになりました。SK Pininfarina Diskを持ち出して試走します。(トラブル発生時即座に降りられるよう、ペダルを裏面フラットSPDのPD-A530に変更し、スニーカー履き。因みにエアは前後90psi。)

Jekyllを担いで外階段を昇降するためにマンションは低層階を買ったのですが、SKのウェイトなら10階くらいは楽勝♪。

近くの遊歩道を各部をチェックしながら走ります。

普通自転車に該当しないJekyllの幅広ハンドルと勝手の違う400mmハンドルでフラつきますが、それはライダーの慣れの問題。

710mmのサドル高と76mmドロップのハンドルとの位置関係には取り敢えず違和感なし。

FD動作正常、RD動作正常、アウターローも問題なし。ロー→トップ/トップ→ローへの一気変速気持ちいいです。

ブレーキはまだエア噛みあり、タッチ、効きとも不満足。追加のエア抜き必要。

踏んで出た速度46km/h。

大凡10分、4km程の試走終了。

 

 

以上でアッセンブリー完了!

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(ペダルがA530でなくXPROですが、試走当日は写真撮影ないため、次のライドからの流用)

 

注1:レバーの重さとかストロークとか経験値から判断。感じられない人はプロに任せるべき。

注2:道路交通法くらいは読んでいますが、他都道府県の条例まで仔細に読んでいる訳ではありません。

注3:自転車には子供の頃から乗っていますが、点灯義務ある時間帯に無灯火走行したのは、ライトを持たないでロングライド出掛けた際午後イチ自宅から30km離れた場所で、右直事故で自動車に撥ねられ、救急搬送〜警察事情聴取で時間を取られたために帰宅が日没後になった10年程前の1回きりです。

注4:鳴らす義務があるのは、「左右の見通しの効かない交差点、見通しの効かない道路の曲がり角又は見通しの効かない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき」「山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見通しの効かない交差点、見通しの効かない道路の曲がり角又は見通しの効かない上り坂の頂上を通行しようとするとき」。