甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

アッセンブリー #23(完成!ペダル装着して計量して試走して・・・)

DE ROSA SK Pininfarina DiskCampagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー6日目。

 

作業開始から足掛け5週間、6月3日の今回で遂に大団円。

長かった。無駄に長かった。工程も長かったが、私の文章が長かった。

 

25.計量とペダル装着

用意するもの

・事実上完成したデローザ❤️SK Pininfarina Disk

・タイム XPRO10(ペダル)

・8mmHEX(ペダルレンチは使いません)

 

前週末以降SKの体勢を変えてブレーキライン内のエアを集め↓、本日最初にした作業はエア抜き。(前工程の残処理扱いなので、ノーカン。)

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【逆さにしたり倒したりするとエアを噛むとかいう話あるようですが、ディスクブレーキはそんな構造じゃありません。そんなことが起きたらそれは余程な整備不良か欠陥車です‼️車やオートバイだとリザーバータンクのリリーフバルブが開くとかあるかもしれませんが。←ねーよ】

エア抜きはまだ不完全でブレーキのタッチは冴えませんが、実走してもよさそうなレベルになりました。(注1)

完全に抜けたのはローンチ後2回目、アッセンブリー中と合わせると4回目のブリーディングの後です。1回コンプリートすればあとはマスターシリンダー側のブリードバルブからエアを入れないよう注意すれば恐らく大丈夫だと思いますが、やはりこのカンパニョーロのシステムは構造的に神経質。

 

先に逆さ写真を出しましたが、すっかりロードバイクになりました。

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【今と20mm違うだけですが、ハンドル高いですね。】

 

計量します。自転車界の謎、ペダルレス完成車重量です。

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7.6kg。どうでしょう、特に軽量化を追求した訳ではないので、私としては寧ろ意外に軽い。これより安価なスーパーレコード(ワイヤー)+BORAチューブラーで6kg台入ります。

 

続いてペダル装着。XPRO10は先代XPRESSO10より大分重くなりましたが、URSUSのインテグレーテッドハンドル、セライタリアのサドルに続く、ワタシ的軽量パーツ。

ネジ山にグリスを塗って、8mmHEXを前方向に廻して締めるだけ。

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トルクは最大30N・mですが、前廻しは乗っているうち締まるし、30ってのは結構大きいので、半分の15N・mでも足りるのでは。

 

再度測定。

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266gUP、コンマ1単位表示では、0.2kgUPの7.8kgでした!

公式計量終了。

 

完成〜❗️パチパチ👏

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26.その他追加装備

 

(1)ヘッドランプ

装着義務ありません❗️(千葉県の場合(注2))

夜間等灯火義務があります(千葉県では日没前の夕方も)が、私が走る範囲には50m以上のトンネルはなく、視界50mを下回る濃霧も夜も走らないので、違反するリスクなし。(注3)

→取り敢えず暫くは要らない。

 

(2)テールランプ若しくはリフレクター

装着は努力義務です(千葉県の場合)。

使用に関する法的な扱いはヘッドランプと同じ(但し夕方灯火義務はない)。

→昼間でも後方からの視認性確保のため点灯することがあるので、昨年秋買ってJekyll800に装着していたランプを取り敢えず移設。室内車Jekyllは未装着でも問題なし。

15Lumenは多少物足りないので、近いうちもう少し強化したいところ。

因みに千葉県条例には側面反射器材の装着努力義務もあります(東京にはない模様)。

 

(3) ベル🛎

装着義務ありません❗️(注4)

「警笛鳴らせ」の標識のあるところでは鳴らす義務があります(注4)

峠道ならまだしも街中のどこに標識あるか分かりません。車乗っていても鳴らさないと思いますが、知らずに標識のある交差点に鳴らさず進入したりすると道路交通法違反なんですねえ。法が実情に合わないとか自転車のベルの音なんかどうせ(聞かせたい車には)聞こえないという話は別として、事実上の装着義務ですね。

世間で鳴っている場面のほぼ全部が、そもそも禁止されている歩行者に向けてなんだから、自転車のベルは取り締まるか装着止めさせる方がいいと思いますが。

 

ベルといえばやっぱり、「リンリン」と鳴るこれです。

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JekyllもビアンキVialeもうちの自転車のベルはロンドンのPYLONESで買ったもの。需要がないのか大きな店がないからか自転車用ベルは日本には殆ど入りませんね。

www.pylones.com

ウェブショップでは20種程選べます(送料掛かるのでお得感皆無ですが、日本からでも買えます)。

流石にデザイン的にSKに合わない、という理由でなく、エアロハンドルバーには装着不能

 

それで装着可能なベルを探します。

knogのOi(Large)。AmazonにはChinese Copyも多数出てますが、勿論本物。 

計測もせず、ヘッドスペーサーに装着できるつもりでした。→無理でした 

(ヘッドスペーサー用のXLサイズ出して欲しい。)

なので急ぎ代替品手配。

これならヘッドスペーサーに装着できます。

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ストラップを切っていないところが仮装着感アリアリ。

結局暫く後、Oiのハンドルマウントに変更。

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どこに設置しても鳴らさないから同じなんですけどね。OH-2400を別のところに設置し直すかもしれません。

 

(4)ボトルケージ

真っ黒が前提。→ELITE CUSTOM RACE SKINを2個マウントします。高価なLeggeroは眼中にありません。

ボトルケージをフレームに装着するとすっきりしないので、余計な付加物で重くはなるものの空力面で有利なトライアスロン用のサドルマウントを指向。(Jekyllはウエストバッグかハイドレーションバッグで乗っていたので、ボトルケージ装着なし。)

ミノウラ:SBH-300

PRO(シマノ):トライアスロンドルマウントケージ

ELITE:SKEKANE

XLAB:CARBON WING 400i

どれもカーボンシートレール装着不可(素材というよりも形状の問題)ですが、結局選んだのは最高価最軽量のCARBON WING 400i。

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装着。カーボン素材のお陰で軽いですが、デカいです。因みにテールランプ装着写真と兼用。

 

ストラップを使ってチューブバッグを吊ったり、中央部のスペースにマルチツールを置いたりできます。(下部を塞ぐか内容物を吊らないと落ちますけどね。)

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ここから先は、前述した後日談。

CARBON WING 400iはカーボンレールでは保持が厳しく、お辞儀するので、水平マウントに変更して強く締めましたが、

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それでもお辞儀するので、数回乗った後に結局一番シンプルなデザインのミノウラ に変更することになりました。まあCARBON WING 400iは元々後傾している点が空力&ボトル脱着面でどうなの?というところですが。

 

但し、これもすんなりは装着できず、一工夫が必要だったことは、7月23日投稿のとおり。

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シンプルになりましたが、収容力が低下したので、ボトルケージをもう1本追加してツールケースを携行することになりました。フレームマウントのボトルケージは、前に行ったり後ろに行ったりしていますが、 給水量が少ない冬場は外してもいいかな。

 

27.試走

 

さて、これで外に出られるようになりました。SK Pininfarina Diskを持ち出して試走します。(トラブル発生時即座に降りられるよう、ペダルを裏面フラットSPDのPD-A530に変更し、スニーカー履き。因みにエアは前後90psi。)

Jekyllを担いで外階段を昇降するためにマンションは低層階を買ったのですが、SKのウェイトなら10階くらいは楽勝♪。

近くの遊歩道を各部をチェックしながら走ります。

普通自転車に該当しないJekyllの幅広ハンドルと勝手の違う400mmハンドルでフラつきますが、それはライダーの慣れの問題。

710mmのサドル高と76mmドロップのハンドルとの位置関係には取り敢えず違和感なし。

FD動作正常、RD動作正常、アウターローも問題なし。ロー→トップ/トップ→ローへの一気変速気持ちいいです。

ブレーキはまだエア噛みあり、タッチ、効きとも不満足。追加のエア抜き必要。

踏んで出た速度46km/h。

大凡10分、4km程の試走終了。

 

 

以上でアッセンブリー完了!

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(ペダルがA530でなくXPROですが、試走当日は写真撮影ないため、次のライドからの流用)

 

注1:レバーの重さとかストロークとか経験値から判断。感じられない人はプロに任せるべき。

注2:道路交通法くらいは読んでいますが、他都道府県の条例まで仔細に読んでいる訳ではありません。

注3:自転車には子供の頃から乗っていますが、点灯義務ある時間帯に無灯火走行したのは、ライトを持たないでロングライド出掛けた際午後イチ自宅から30km離れた場所で、右直事故で自動車に撥ねられ、救急搬送〜警察事情聴取で時間を取られたために帰宅が日没後になった10年程前の1回きりです。

注4:鳴らす義務があるのは、「左右の見通しの効かない交差点、見通しの効かない道路の曲がり角又は見通しの効かない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき」「山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見通しの効かない交差点、見通しの効かない道路の曲がり角又は見通しの効かない上り坂の頂上を通行しようとするとき」。