甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

冬に逆戻りした日の夢の国

23日土曜日は夢の国。近所ながら何年かに1度しか行ってないのですが、福利厚生会社の貸切ショーの抽選に当たったので、8日に続き今月2回目。降水確率10%の曇り予報でしたが、日の出前の☂️で路面は濡れていたし、8時半前に着いた舞浜駅は小雨。

 

そのショーです。

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開幕前。寒いです。今日は地べた座りのパレード見学のつもりがなかったのですがクッションは持っていったので、硬くて冷たいプラスチック椅子もまあ座れました。

抽選会では、ドナルドの抱き枕を当ててバッグから顔を出させるつもりでしたが、外れました😞。この主催会社、社長は存じ上げているのですが、プレゼンターは知らない方。(写っているのはダンサーのお姉さん。)

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巨大なミッキーとミニー当てた人は、この☂️の中、おぶって回るのでしょうか。

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ショーの後も雨が止む気配がないので、ワールドバザールでポンチョ買って着ました。寒さに備えたダウンコートだったので、濡れると困るし。

 

見る予定のなかったパレードは、ピーターパン待ち行列中に前を通過。この頃最も雨脚が強かったのですが、建物の中にいてラッキー🤞。

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獣は☂️平気ですが、
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アリスさんはカッパ着てました。

 

10時前の一瞬でしたが、雪あられも降りました。結局最高気温も朝より昼間のが寒いくらいの7℃だったので、完全に真冬。

 

今日のゴシック古城。

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当にゴシック建築の天井。個人的にはルネサンスからバロックの天井画がある方が好き。
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ヨーロッパでは見た記憶のないゴシック建築のモザイク画。
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今日はスペースマウンテンが不調で度々停止。

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乗車中に止まった人達は、図らずも長時間のトリップになりました。不謹慎なこと言いますが、羨ましい。

珍しい空車の入線を見れました(試運転です)。試運転は空車で行うようです。決死隊の募集があれば志願するところでしたが、残念。
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再開後は、30秒8台って言ってたかな。2両連結×4編成なのか2両連結×8編成なのか分かりませんが。

我々はトラブルなく終了。ただ暗い中を走るジェットコースターですが、元からこんなだったかな。

また不謹慎ですが、ディズニーでしてみたい実現困難な希望は、逆さ吊りで緊急停止して非常通路からバックヤードを経由して帰ることと、プロメテウス登山。

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このトラブルのお陰で「ミッキーの家とミート・ミッキー」に次ぐ140分待ちになっていました。今日の小雨の寒空は、屋外で待つ人達には辛かったでしょうね。

 

で、スターツアーズを降りた16時過ぎに退出。昔より大幅に進歩していて、スペースマウンテンよりも面白かった。

スプラッシュマウンテンは、もっと季節がよくなったらFPとって乗ろう。

 

結局強く降ったのは11時頃だけでしたが、小雨が降ったり止んだりで終始しました。

気象条件は悪かったし、それでも週末なので混んでいましたが、楽しみました。

 

混雑するディズニーランド内で寛ぐのは難しいので、園外は新浦安ブライトンホテルのロビーラウンジにて、遅めのティータイム。

www.brightonhotels.co.jp

「美味しい紅茶の店」認定の紅茶とスペシャルティコーヒーが提供されます。

比較的静かなホテルなのは知っていましたが、新浦安〜舞浜エリアのホテル(オフィシャル/パートナーホテル)の中では不思議と縁遠く、私は震災後間も無くの従妹の結婚式以来。嫁は初めて。

 

オリジナル・ブレンドティーと、桜モンブラン

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通常のマロンペースト部分が桜餡、中は生クリームと中心が小豆餡の、見た目は洋菓子、その実体は和菓子でした。

ごちそうさまでした。

 

ああ、振り返ると土曜ディズニー、日曜ライドの順でよかった。

 

転倒、脱臼

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(その瞬間とは関係なし)

 

SK Pininfarina Diskは一見したところノーダメージ。

Campagnolo Record EPSは、右エルゴパワーの頭とレバー、リアディレイラーに傷が付きましたが、変速、ブレーキとも異常なし。

 

落車から起き上がった瞬間肩に違和感あり、骨折か脱臼を疑うも、乗車に支障ないのでそのまま乗車して帰宅。継続的な疼痛なく、押せるけど引けない状態なので、経験ある骨折でなく未経験の脱臼を疑いながら救急病院へ。軽い脱臼との診断を受け、薄く擦りむいた箇所に貼り薬を貼ってもらい、腕を吊って帰ってきました。

 

うーん、今週末はシーズン最後のスキーの予定だったけど、ダメかな。

そん時は嫁と桜を見に行こう。

 

フューエルコレクタータンク入替

私のR32GT-Rは、2000年当時製作のサーキット走行用車両に、その後の技術の進化に応じたアップデートを施した仕様。

今は公道しか走らないので、右回りサーキット専用アライメントとか極端な仕様は止めていますが、装着/撤去パーツはサーキット走行用のまま。

 

内装は、

リアシート撤去

リア内装撤去

カーペット/防振アスファルト撤去

10点式ロールケージ

フルバケットシート自分仕様固定(低過ぎて後方視認性劣悪なので街乗りは座布団敷き)

トランクを開けると、

内装全撤去

フューエルコレクタータンク!

外付強化フューエルポンプ!

 

これです。コレクタータンクとフューエルポンプ。

燃料が少なくなると、サーキットでの激しい横Gで燃料が偏り、ポンプがエアを噛んで燃料を吸わなくなることがあります。これがエンジンブローの原因になります。途中に少量・縦長のタンクを挟みその底から大容量のポンプで高圧の燃料をインジェクターに送り込み続けてエンジンを保護するのが、コレクタータンクと強化フューエルポンプ。

イグニッションONとともに「ミ゛ーーー」というポンプ作動音が車内に響き(鉄板剥き出しなのでこれがよく響きます)、各ジョイント部から僅かに気化して漏れるガソリンの臭いが気分を盛り上げます。

 

とか書いていますが、嫁の評価は最悪です❗️

 

乗り心地も嫁にはウケません。

一定速度を超えると排気音と風切音とで会話が困難になるのも嫁にはウケません。

が、兎に角私が帰ってくるとガソリン臭がする、一緒に出掛けると自分もガソリン臭を纏うのが、1番ウケません。

 

ということで、最早公道専用車としてはコレクタータンク要るのかよ、というのが基本線ですが、コレクタータンクを約20年の技術の進化でアップデートしました。

 

ポンプがインタンクになり、容量は減りましたが、音が静かになりました。

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綺麗に収まっています。

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何より臭いが消えました。

速い遅いとか軽い重いだけじゃなく、こういうところの技術も進化しているんですね。

 

前よりコンパクトになったので、トランクが広く使えます。

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よし、これでドライブも帰省も安心だ❗️

 

 

 

荒川あるあるにハマった本日のSK RIDE

今日の天気予報は、午前晴れ・午後不安定、気温は厳冬期よりは大分上がります。予報よりも朝は肌寒かったようですが。風向きは北風スタート・南風ゴールの常時向かい風ですが、風力は強くないので、まあまあのコンディション。

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前夜はEPSの充電。

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振動を拾ってか一定の周期かよく分かりませんが、2日前くらいからラック上のSK Pininfarina DiskのEPSのインジケーターが連続5回点滅。あーこれは確か充電サインだよな、と思ってレバー動かしたら無反応。これで乗ったら私には踏めない53-12縛りになるところ。

昨年9月9日以来半年ぶりの充電でした。走行約1,320km(Runmeterデータで1,302km)といったところなので、前回充電から700km以上保ちました。結構やるな、Campagnolo。(尤もシマノがどれくらい保つか知りません。)

 

今日向かったのは荒川。スタートが8時前と遅かったので、100km未満で帰るのには丁度いい荒川。微妙に嫌な予感はしていたのですが、、、。

ハマりました。

やっぱりハマりました。

[大会情報] 第88回小松菜マラソン

葛西臨海公園新砂大橋経由で荒川右岸に渡り、4km地点付近でコース設営直撃。

これはこのまま進んでも復路で巻き込まれるパターンだなあ、と思って誘導の人に聞いたら、9時スタートで最長はハーフだということなので撤収までだと午前いっぱいな感じ。

ダメだ。止めよう。

 

引き返します。

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新砂大橋】

 

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【荒川河口橋】

 

清砂大橋の中央より葛西寄りからは、荒川河口橋のゲートの中に風の塔が入るところがあります。

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iPhoneのズームでは厳しい。

 

近所の火山(浦安市最高峰)前。

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鉄鋼団地のとある会社敷地内は、桜満開。

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早咲き品種でしょう。今週ソメイヨシノの開花が見込まれているようです。

 

鉄鋼団地(港地区)と住宅地(高洲地区)を分かつ道の1車線区間は右ガードレールと左ポールの間が狭いので、大きい車が来ると怖いです。

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ディズニー/ホテルのシャトルバスなら私の脚力でも頑張れば何とか逃げられますが、トラックとか無理。

この先更に進んで日の出地区に入りラ・ジェントホテル東京ベイからメルセデス・ベンツまでの区間に至っては、道幅も狭い上に路側帯殆どなくすぐガードレールとなって追越し不能

 

浦安南高校の向かいを工事していたと思っていたら、千葉大学の病院でした。

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今日は内覧会だったようです。

 

以上で本日のライド終了。

スタート 7時55分29秒
ライドタイム 1時間44分18秒
停止時間 24分56秒
距離 47.41 km
平均スピード 時速 27.28 km
最高スピード 時速 45.50 km
登り 46 メートル
降り 33 メートル
消費エネルギー 1306kcal 

 

荒川はマラソン大会が多いので通れないことがよくあるのですが、今日がそれでした。嵌った。。。

 

でもどんくらいやってるんだろう、と調べてみたら、私の荒川ライド経路上(葛西臨海公園〜荒川右岸)は、3月1ヶ月の土日祝日で15回。休日11日なので、1日1回以上開催。走らないので除外した左岸を加えたらもっとあります。

3月2日 第6回 UP RUN足立区北千住荒川河川敷マラソン大会

3月3日 第15回 スポーツメイトラン北区赤羽荒川マラソン大会

3月3日 第87回 小松菜マラソン

3月9日 第33回 東京都北区赤羽ラソン‐ハーフ

3月9日 第18回 スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会

3月10日 第11回 小松菜マラソン葛西臨海公園 Powered by ハギュット協会(葛西臨海公園内のみ)

3月16日 第1回 UP RUN葛西臨海公園ラソン大会

3月17日 2019 板橋Cityマラソン

3月17日 第88回 小松菜マラソン

3月21日 第1回 UP RUN 板橋区荒川河川敷戸田橋マラソン大会

3月23日 第21回 季節の荒川ハーフマラソン

3月30日 第22回 季節の荒川ハーフマラソン

3月31日 荒川チャレンジ42.195km

3月31日 第5回 smileマラソン

3月31日 第26回 UP RUN北区赤羽・荒川マラソン大会

 

第1回(同じ主催者ですが)ってことは、(無くなった大会があるのかどうかは知りませんが)去年は無かった新しい大会が3回あるってことですかね。

どれも占有許可は取っているんでしょうが、道路を閉鎖する許可を警視庁から取らないといけない公道大会よりも、自動車が走らない河川敷の占有を国土交通省から取る方が簡単なのかもしれません。

 

これは、、、今が多い時期だろうとは思いつつも、マラソン大会を避けようと思ったら、荒川を回避するしかないってことですね。

改めて調べてみると、結構困りもん。ふう。

 

(終わり)

優先席も満席

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札幌は、私が住んでいた30年前、「シルバーシート」と呼ばれていた時代の話ですが、座らないで空けておくのがマナーでした。いや、ひょっとしてルール(専用席)だったのかな。「座ってはいけない」空気が強くて、車内が混んでいても、ここだけは、時折お年寄りが座る以外誰も座っていませんでした。(お年寄りも今より少なかったですしね。)1度ガラ空き電車で偶々その席に座った時は、友人からは非難され、後から乗り込んできた周囲から冷たい視線が刺さりまくりました。対面8人掛けに私だけ、立っているお年寄りとか居なくても。

 

私は極端に歩くのが速いので、電車乗るときは狛犬(というかビルトイン金剛力士だな)か降車駅まで開かないドア前の我先ポジションに立ち、さっさと降りてさっさと消えるのが、世のため自分のため。降りた後抜かされたことなどないので、適切なのでしょう。で、iPhone持ちになってからは気兼ねなく使えるよう優先席から離れるようにしていたので、東京圏で優先席付近、特に座席前まで連続アクセスしたのは、高齢者である母と叔母をアテンドした今回が殆ど初めてでした。

 

したら、、、、

 

空いてないですねぇ❗️優先席。

 

3人掛けの真ん中が空いていることはあったので、母はそれなりに座れたし、それなりに回転してましたが。

優先席に座っているのは、、、

カテゴリー1のお年寄り:大体見て分かりますね。今の世では叔母はこのカテゴリーでは若い方でしょうが。

カテゴリー2の体の不自由な方:外観上の特徴ある方は分かりますが、外傷でも私がやったみたいに腰骨や肋骨折ってる人(注1)は、メチャメチャ痛くても視認困難だし、病気や障碍が見えない方は沢山いるでしょう。

カテゴリー3の内部障碍:そもそも何を指しているか不明(注2)ですが、倒れる恐れがあったり立っているのが著しく辛い方を含む包括概念らしいです。この辺は判別困難です。風邪がこじれてフラフラの身で早退する私が2か3か不明ですが、東京駅始発なので優先席に頼ったことないです。

カテゴリー4の乳幼児を連れている人:皆無。うちはディズニー路線なので、満員電車に幼児連れが乗ります。見ていて可哀想になります。てか危ない。タクシー乗せるくらいの補助してもいいと思います。尤も21時過ぎに舞浜から乗ってくるような遅くまで幼児を引き回すのは虐待なのでパトカー乗って浦安警察署に泊まっていただく方がいいと思いますが、沢山いてもそれぞれの人達は年に数回レベルのイベントなのかも知れません。

カテゴリー5の妊婦:嫁に子供を産んでもらった経験のない私には、いつぐらいが辛いかとか分かりません。外観も、多分9ヶ月とか以外は、失礼ながら太っている女性と妊婦を見分けることができません。その点マタニティマークは凄く有難い。

 

座っている人で見た目優先席対象と思われる人は3-4割ですかね。半分はいない。あとは、、、、

私くらいの男性ソロが2割、

若い(10代レベルではない)女性ソロが2割、

若い男女か女女ペアが2-3割ってとこですかね。

で、電源を切って何も表示されないはずのスマホを見たり操作している人が約半分。買ったばかりのiPhoneの美しさに魅入られているのかも知れません。4とか5買った頃が懐かしいですな。

 

まーとにかく必ずしも座れないので、座りたいであろう高齢の母がちゃんと聞き取れるように言いました。

「あの女の人の体格だと、マタニティマークは付けてないけど多分妊婦だよ。」

「健常に見える人でも、内部障碍かも知れないからね。老人だけのシルバーシートじゃないから。」

「電源切れと書いてある電話弄ってる人は多分知的障碍だよ。」

「話している日本語が拙いから日本語も英語も読めない外国人だね。」

 

 

 

社会規範が守れない低能をカテゴリーに押し込む都合上、知的障害者の方に失礼な表現をしています。関係者の方にお詫び申し上げます。私の身近にも知的障碍者はおり、母は知的障碍者成年後見人もしています。知的障碍者は別に反社会的ではありません。

 

注1:首都圏通勤路線のロングシートは、横向きに掛かる力が苦痛なので、この辺折っている人は寧ろ座らないと思いますが。

注2:ピクトグラムでは順に杖、松葉杖、ペースメーカー、膝上の子供、大きなお腹ですが、これらは必要条件ではないし、カテゴリーの解釈自体固定的ではないですよね。

 

今週のアクティヴィティ

今週は会社の連続休暇を取得して9連休でした。

 

3月2日土曜日

折角の晴天でしたが、眠気に負けて家でダラダラ。

 

3月3日日曜日

雨。

 

3月4日月曜日

雨。

 

3月5日火曜日

午前所要で、出勤でもないのに丸の内・大手町。

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この辺に勤めていてもこの辺に出掛けることはないので、昼の丸の内は新鮮。

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何気なく撮った写真に信号無視の自転車が写る。何だかなあ。

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「戦後丸の内建築」。名称は私が勝手に付けたものですが、「丸ノ内総合改造計画」に基づく100尺ビル群のうち、縦が強調された1-2階の柱と横が強調された3階から上のパネル桟が特徴のビル。丸ビルから始まった丸の内再開発で姿を消してゆき、今や残るのは丸の内二丁目ビルと新東京ビルのみ。三菱商事ビルが三菱一号館/丸の内パークビルに建て替わった今、典型中の典型である黒御影の柱のビルは、新東京ビルだけになりました。が、北西角はバーバリー、南東角はパパスで既に台無しです。

この国では、明治・大正期のものは大切にされるようになりましたが、その反動かと思う程戦後のものは顧みられません。特に高度成長期のものは、寧ろ蔑ろにされます。「首都高速下の日本橋」だってもう50年の歴史があるんですけどね。

午後はGT-Rを整備工場に入庫し、夜はツィメルマンのリサイタル。(別掲)

 

3月6日水曜日

雨予報により午前はZwift。2時間乗ろうと思っていたところ、約1時間で宅配便による中断をし、そのまま終了。

午後からは、上京してきた母と叔母のアテンダント

 

シエンタHVのレンタカー乗りました。全行程平均18km/Lくらい。昔初代シエンタ(ガソリン)を借りたことがあり、カッコの割には!#)km/hくらいで安心して巡航できたし、MTBをホイール外さずに2台内積して4人乗車できるという知る人ぞ知るBiker's Vehicleでしたが、現行HVは勾配の切り替わりなどでスッと置いていかれます。アシストが足りないというか、非力感が目立つ車でした。(自転車積載能力は、試していないので分かりません。)

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ONボタン押してもエンジンが掛からなくて、どうすれば動くか分かりませんでしたよ。(アクセル踏めば動き出すそうで。) 

 

泊まったのはザ・プリンス箱根芦ノ湖

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建築家村野藤吾の代表作ですね。

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アール・デコですね。

館内見て歩くと色々楽しいです。

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バルコニーから富士山を望む筈だったのですが、生憎の天気。

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堪能しました。
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夕食と朝食は、フレンチの「ル・トリアノン」。まさかの朝からフォアグラは重かったぞと。

 

3月7日木曜日

終日アテンド。終日雨。

 

3月8日金曜日

東京ディズニーランド行ってきました。

昨日とは打って変わっての快晴です。朝のシンデレラ城は逆光。

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Disney©︎

 

昼のパレードは、35周年“Happiest Celebration”を祝う「ドリーミング・アップ!」です。
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Disney©︎

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Disney©︎
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Disney©︎

45分のロングパレードです。地べたに長時間座る苦痛に負けた嫁は途中で脱落。

 

アトラクションはちょっとずつリニュールされています。

It's a small world
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Disney©︎

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Disney©︎

 

ゴシック色が一番強い裏側。

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Disney©︎

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Disney©︎

一番豪華なのは上海ですが、日本ではこういう縦長が強調されたシンデレラ城様式(フロリダ、東京)がウケますね。

 

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Disney©︎

 

19時20分なんつースペースマウンテンのFastPassが手元にありましたが、17時半頃撤収。

 

3月9日土曜日

上野動物園。今よりもパンダ人気が凄かった40年も前に「立ち止まり禁止」激混みのパンダ舎を訪ねた時は、ランランとカンカンは遥か奥でお尻向けて寝てました。

今日は、、、、

木の上で睡眠中のシャンシャンは微動だにせず。
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シンシンはカメラ目線で食事中。

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櫓の上にいたリーリー。

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降りてきました。

 

何て可愛いんだ、コイツら。

40分待ちでした。

「子供連れレーン」と「大人だけレーン」があり、パンダ舎近くまで進んだところで待ち人数の少ない大人だけグループに声が掛かり、一気にポジション・ジャンプアップ。で、シャンシャンの前にいると、ほぼ先頭グループになっていた我々(だけじゃないでしょうが)に「後ろが支えていますので、立ち止まらずお進みください」と。いやそりゃ前ガラ空きですけどね、僕らのせいじゃないじゃん。理不尽だなあ。気にしない人は気にしないでしょうけど、善人は気にするんですよ。

入口付近で通路が狭く、人気もNo.1のシャンシャン前は確かに支えますが、親パンダ見る分には後続を気にする必要もあんまりなく、ゆっくり見れます。

あと遠目でよければ、リーリーが前に出てきているときだとパンダ舎出口から見えます。(リーリーに限る。)

 

あとはライオン見てトラ見て、色々見て最後にシロクマ見ておしまい。
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デカいね、シロクマって。

 

その後は精養軒本店(カフェラン ランドーレ)でパンダプレート。

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ここは桜の季節には抜群のロケーションですが、その時期は予約を受け付けないので、開店前からの行列必至でしょう。

 

夕刻母と叔母を見送ってアテンダント活動終了。

 

3月10日日曜日

頭痛、風邪をひいた模様。安静にしていました。

 

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Ouch!まさかの連続休暇SK Rideなし❗️

 

 

 

ツィメルマン ピアノ・リサイタル

ツィメルマンです。

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当代最高のピアニストの1人です。今や彼を評するのに「の1人」は要らないかも知れませんが、ワタシ的にはMost Favoriteではないので、“one of”が入ります。

 

私は元々、ライヴはあまり行きません。

だってほら、音楽に没頭したいのに「1曲目から総立ち❗️❗️」とか冗談じゃないし。これはロック系の話で、クラシックは寧ろ財布の都合が立ち塞がるオペラ好きの私。

偶に奮発して著名歌劇場の来日公演で嫁と後期ロマン派オペラを聴くくらいなんですが、昨年11月のKING CRIMSONのとき書きました。

 

軒並み古希を迎えている巨匠たちを、見れるうち、聴けるうちに見、聴かないと後悔するぞ❗️

 

これも基本的にロックを念頭に置いているのですが、クラシックも同じ。クリムゾンの少し前に来日していたポリーニ日経新聞の鑑賞評を読んだときに「あ、これはヤバいかも😰」と思いました。

 

思えば、90年に揃った私のワーグナー・CDコレクションの指揮者は、大分昔に亡くなったクナッパーツブッシュを除いて全員存命だったのに、1人として聴かないうちに鬼籍に入りました。スケジュールの都合でショルティ指揮シカゴ響(注1)と財布の都合でC.クライバー指揮ウィーン国立歌劇場の来日公演の鑑賞を見送ったことが特に悔しい。 

ワーグナー・CDコレクションから最愛聴盤。

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」全曲

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」全曲

 

保守的なワグネリアンにはウケが悪いですが、オペラ・ロマンティカの最高峰に相応しいプラシド・ドミンゴベルカントローエングリン。これがハマった人にとっては、ドイツ・オペラのテノールなどあまりに平板でつまらなくなります。

異色にして豪華過ぎるキャスティングは、サー・ゲオルグショルティの希望だったそうです。こういう録音を聴いてしまうとライヴから足が遠退かざるを得なくなる、オーケストラも歌手も圧倒的な空前絶後の名盤です。オリジナルの発売は86年。

 

本題に戻ります。

 

ツィメルマンはまだ若いです。62歳です。丁度いいとこです。早逝する人でなければ、プレーヤーならもう10年、コンダクターならあと20年はいい音楽を聴かせてくれる年齢です。

 

彼はほぼ毎年のように来日公演しています、というか日本に家を持っている親日家さんです。今回は2月16日から3月16日までの8回公演、私が聴いた3月5日は追加公演です。超人気のツィメルマンなので当然の如くチケットは早々に完売していましたが、1月17日にこの追加公演が決まり、日程微妙な嫁を切り捨てて2月1日にチケットを1枚だけゲットしました。

 

身の程を弁えずにレビューします。

 

(会場内は開演前も含めて一切撮影禁止と言われたので、写真無し。)

 

本日のセットリスト。2パターンあるうちのBセット。

ショパン:4つのマズルカ Op.24

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 Op.2

(休憩)

ショパンスケルツォ

 第1番 ロ短調 Op.20

 第2番 変ロ短調 Op.31

 第3番 嬰ハ短調 Op.39

 第4番 ホ長調 Op.54

アンコール

ブラームス:4つのバラードからOp.10-1,10-2,10-4

 

ショパン好きとしては、「ショパンの真の解釈者の発掘」を開催理念とするショパン・コンクールの75年優勝者が40年経った今どんなショパンを聴かせてくれるのか、と期待したいところですが、幅広い作曲家を最高の演奏が出来るまで徹底研究してから演奏する音楽家として有名な彼が今更聴衆の前でキャリア初期のレパートリーであろう英雄ポロネーズやらピアノ協奏曲第1番やらを弾いてくれることを期待するのは仲々難しい(注2)。そんななかで、ショパンを5曲(8曲でなく5曲というのが正しいのだと思いますが)弾くプログラムというのは嬉しいところ。

 

で、件のツィメルマンショパンです。

「Nasza Polska!」(注3)と賞賛したくなるものとはちょっと違う、ポーランドの民族性というショパン弾きに往々にして強く求められる要素をあまり感じさせない、偶々ポーランド人🇵🇱だった超絶の天才のピアノです。

必ずしも楽譜に忠実な訳ではなく(注4)、強弱緩急の出し方が私の好みとも違うのですが、1音1音が圧倒的に美しい演奏でした。バーンスタインと親交の深かった人ですが、音楽は寧ろカラヤンに近い印象があります。

総じて地味なマズルカが、彼の手に掛かると煌く宝石になります。こんな風に弾ける人も他に心当たりがありません。

ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌

ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌

 

 ↑マズルカがこれと同じように聞こえます。やっぱり凄いよ、あなたは。

 

一方ブラームスですが、元々あまり馴染みがありません。家にあるのはフルトヴェングラー交響曲第4番だけ。(注5)

馴染みのないメロディが、美しく奏でられます。→心地よさに眠くなります。→ウトウトしながら聴いているうちに演奏が終わりました。あまりに心地良かった。うーん、流石子守唄の作曲家だ。アンコールのときは100%覚醒でしたけども。

 

スケルツォショパンの人生に準えられるようです。協奏曲第1番等よりも解釈の難易度が高く、聴き込みが足りない(注6)ワタシには脳裏に情景を浮かび上がらせることが難しいのですが、重い第1番から燃え上がる第3番を経て軽やか且つ穏やかに第4番を終えるまで、至福の40分でした。

 

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今年第1四半期のライヴはこれが最初で最後。

この期間中公演を行なったアーティスト中私のセンサーに掛かったものとしてはこの辺 ↓があったのですが、参戦せず。

エス→2月来日(済)。所謂プログレ四天王としてキング・クリムゾン同等の特A高齢外タレの結成50周年記念来日公演でしたが、珍作“Union”を除くとイエス名義のアルバムとしては“Close To The Edge”、“Fragile”しか持っていないABWH>90120の私は食指が動かず。

オジー・オズボーン→3月21日“Download Japan 2019”にヘッドライナー出演(だと思う)予定でしたが、入院によるツアー中止に伴い、2月19日に出演キャンセル決定。元々他の出演者や全席スタンディングなど色々と興味を引かない要素がありましたが。

ユーライア・ヒープ→3月19〜21日ビルボード・ライブ出演予定。私にとってヒープはミック・ボックスよりケン・ヘンズレーと特に故デヴィッド・バイロン。つまりは「既に聴けなくなったアーティスト」なので食指が動かず。あまり評判よくないですが、そのラインナップで来日した73年の武道館の“July Morning”が特にImpressiveです。“Classic Heep”(DVD)に収録されている映像はスタジオ版の音声に差し替えられているので全くダメです。

 

以上です。

 

注1:別の日に振ったバレンボイム(現役)は聴けたのですが、私はバレンボイムでなくショルティのファンなのです。

注2:この点、ショパン弾きの方が多くいらっしゃる日本は、ワルシャワの次くらいに期待した曲を聴けそうな幸せ。昨年聴いた仲道郁代さんの英雄ポロネーズは素晴らしかったです。

注3:「ピアノの森」第16話で一ノ瀬海君が浴びた声はこれだったんじゃないかと思いますが、 この言葉が一番フィットするピアノはレフ・シマノフスキのそれじゃないかしらと思う私。ツィメルマンは敢えてを例えるなら、同じポーランド人でもカルロ・アダムスキですね。

注4:この点においてはポリーニの右に出る人はいないんでしょうが、生憎ポリーニは私にはさっぱり面白くないです。最近の演奏は分かりませんが。

注5:偶々嫁が持っていたものがフルトヴェングラーでした。私の趣味ならC.クライバーですが。

注6:ショパン・ライブラリー構築途中で、デッカ/グラモフォンの優秀な演奏者による演奏で効率よく全曲が揃うということで購入したユニバーサル・ミュージックのコンプリート・エディション。スケルツォはワタシ的に外れのポリーニ↑ということもあってあまり聴きません。

ショパン・コンプリート・エディション

ショパン・コンプリート・エディション

 

注7:贅沢言えばもう一拍待って欲しかった。