甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

Why DE ROSA SK Pininfarina Disk ? #7(いよいよオーダー、正常化バイアスは怖いよ??)

フレーム

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DE ROSA❤️ SK Pininfarina Disk

 

グループセット

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Campagnolo Record EPS DB】

 

ホイール

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Campagnolo BORA ONE 35 DB】

は決まりました。

 

(これまでの流れ)

1.ロードバイクが欲しくなった

2.デローザ SK Pininfarina Diskに決めた(国内未発売)

3.SK Pininfarina Disk国内発売が決まった

4.サイクルモード2017行った

5.グループセットとホイールを決めた

6.見積もり← イマココ

 

未定コンポを幾つか仮決めしてワイズロードに見積もりを依頼。

かるーくしゃくまんえんオーバーしました((((;゚Д゚)))))))

定価を考えれば当たり前で、ワイズが高いわけでもなんでもないのですが、改めて見るとビビります。

うーん🧐、Wiggleアルテグラ完成車(注1)にするかな。。。と思うほどのインパクト。

 

Wiggleの完成車は措くとしても、検討開始時点では日本ではSK Diskがリリースされていなかったので、はじめの選択肢は並行車オンリー。

外通で安売りされている商品は日直商会の検査基準を通らない/検査で撥ねられたものとよく言われているようですが、量販店に限った話なのかディーラーの違いなのか、インターネット検索レベルの調査ではbellati sportは評判がよさそうです。

bellatiでは、SK Disk35万、スーレコEPS+BORA ONE完成車にして102万円。因みに完成車にレコードの設定はなし。

内外価格差の巨大なPROTOSのDiskは40万、同条件完成車にすると逆転の101万円。日本向け定価ベースで考えればPROTOS+スーレコEPSの方が勝ち組でしょう。PROTOSの方が上位車種且つ2年分新しいし。

 

問題の1つ目はアッセンブルとメンテナンスの技術。オートバイの軽メンテくらいはしますが、JekyllでもVialeでもワイヤー調整の勘どころが分からないレベルで自転車用工具は殆どない。調子に乗って外通で買ってもいいコンディションにできるどうかは怪しいところ。

もう1つが保証。デローザの保証もそうですが、カンパニョーロの保証。

初回で書きました。

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カンパニョーロEPSは、EPS専用フレーム(←SKはオッケー!)に、グループセット一式をショップで買い、組み付けから調整までそのショップに全部丸投げして初めて保証対象。初ロードバイクロードバイク資産を一切持たず新車を買おうという私にとって、保証条件を満たすことなど 超簡単!

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修正が必要です。

調整まで含むと仮組み納車の通販はダメ。外通は国内正規品でないからいずれにせよ交渉相手は海外、相当な面倒が予想されます。

つまるところ、正規品を買えないSK Diskに決めていた私は、カンパの保証は事実上無い(当時)。

 

SK Diskの国内発売によりもう保証は心配要らなくなりました。

そこにブッ込まれた

しゃくまんえんオーバー((((;゚Д゚)))))))

 

時として人間は非合理的と思える判断を下すものです。

私にはフレームも十分高いのですが、問題はコンポーネント

レコードEPSは高い。超高い。

BORAも高い。

つまりは値段を左右するのはカンパ。

価格を抑えるにはカンパを海外調達するしかない!!

 

だってPROTOS DiskにスーレコEPSとBORA組んで101万円ポッキリですよ。コンポを定価で考えたらハイエンドフレームがアルミエントリーの値段で買える計算。(注2)  

大体壊れるのなんて保証期間過ぎた直後と相場は決まっているし、どこで買っても初期不良は保証されるんだから同じ。(注3)

 

100万円オーバーの現実に打ちのめされた私は、国内発売によってSK Diskに安心して乗れる条件が見えたにも拘らず、急激にprice consciousの色を強め、いよいよ並行輸入に傾倒していったのでした。

 

正常性バイアスってやつですね。

 

課題は、完成車輸入で最後自分でセットアップするか、アッセンブルしてくれるショップを見付けるか。ただ、前者で行くにしても、正直駆け込み寺は欲しい。(注4)

そこで並行輸入車を取扱うあるショップにコンタクトしました。

SKは確保ルートでの内外価格差小さく、全持込でのアッセンブリー請負の方がいいかもとのこと。ワイズと同じ条件を伝えて正式に見積もりを依頼しました。

回答は、

・エージェントに照会した結果、国内より高かった。

・カンパは自社で扱っているが、値段は国内普通なので、持ち込んだ方が安い。

・フレーム、コンポ一式自力で揃えての持ち込みを勧める。アッセンブリーは請け負う。

ということで、SKが高い件は解決しないものの、アッセンブリー問題は解決しました。もはや外通に障害はありません。(注5)

 

そして初志貫徹?

12月15日、bellati sportでオーダーボタンをクリック!

DE ROSA SK Pininfarina Disk #Blu Acqua 52size

オーダーしたのはフレームセット単体。

 

SK Disk国内リリース決定&価格発表、サイクルモードから1ヶ月以上経過していました。上述プロセスと、高額商品に震える指がクリックを躊躇ったのと、セルフレギュレーションとしてせめて車両本体分はお金を作ることにしてGT-Rのチューニングパーツなどの処分に概ね目処が立ったのがここだったため。

 

納期は6-8週間、イタリア人とスイス人(オーナーのAndrea Bellatiさんというお名前からするにイタリア人かイタリア系と思われる)の元から予定通りの納期で届くとも思えませんが、期待と焦燥の日々スタート!

(続く)

 

今日は朝8時で32度の炎天下を漕ぎ出し、葛西臨海公園まで往復約30km。

最軽量ボトルケージホルダー XLAB CARBON WING400iがボトルの重みでおじぎし、POLARのボトルが飛び出すので、走行中止のような格好で帰りました。。

カーボンシートレールには非推奨(注6)で、どっちも高価なシートレールとWING400iを壊すのを恐れてボルトを緩めに締めているのが悪いのでしょう。

同じ状態になってもELITEのボトルは一度も落ちないので、ELITEのケージとPOLARのボトルの相性にも難ある模様。

かなり強く締め直しました。さて、これでお辞儀がなくなるか壊れるか。壊れたらやだなあ。

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【修正前。下に括り付けているチューブを圧迫し、テールランプが見えず、そもそもボトルが遠くて届きません。】

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【修正後。白熊はこれでも逃げ出そうとするのですが。】 

注1:アルテグラDisk完成車は現在67万円程で、コンポーネントを考えると激安でもない印象。ディスクは載っていないサイトが多いので非Diskで比較すると、当時はアルテグラでフレーム税込価格くらい、デュラDi2で60万ちょっと。

注2:バーゲンプライスなのはPROTOSの話であって、SKではありません。

注3:手間は別。

注4:ムシがいい話です。

注5:保証のことはもはや忘れている模様。

注6:元々このテのホルダーとセライタリアは相性が悪いようですが、カーボン素材と非円形々状の両面からハードルが高そうなKIT CARBONIOとWING400iの組み合わせについては、偉大な先人1人の記録を参考にさせていただきました。