昨日は自宅から葛西臨海公園経由荒川サイクリングロードを岩淵水門まで往復80km走ってきました。折角の3連休、自転車たった100km乗っただけwww
結構脚にきました。SKは脚への負荷がない!という記事をネットで読みましたが、さすがにそれはないです。バイクの性能に乗せられて高速巡航(注1)してましたが、そもそも脚力があるわけではないのですから、脚に来ないはずがありません。
さて、遂にオーダーしたデローザ❤️SK。
オーダーはフレームセット。
チェーンリングの歯数とかハンドルサイズとか、パターンメイドの範囲では選択肢が十分でなく、コンポーネントの細かい選択がどこまで効くか不明なので(プルダウンではSUPER RECORDは選べますが、そもそもRECORDはありません)、その辺のやりとりに時間掛けるよりもフレームを早くオーダーし、他は価格を含めてパーツをゆっくり選定する考えから。
選択したカラーは青。現地表記ではBlu Acqua、日本表記ではBlue Black Grossy。2015年の発表当時から展開され、2017年カタログでは標準車メインカラーになっている深い青。直訳すると「水色」ですが、イタリア人が水からイメージするのは地中海ブルーなんでしょう(注2)。2018カタログ写真は購買意欲も萎えるくすんだ色になっており、ビアンキのチェレステみたいに年により変わる色だったら、怖くて実車見るまでオーダー待ったかも。
カラーの検討で気になったのは、Blue Aqcua8割、Nero Terra2割。
すいません、Rosso Vulcano欲しくないんですけど?(注3)
海外ではDisk車展開がないLuxury4色を除くと、SK Disk 2018モデルで選べるのは6色、うち専用カラーが2色(Rosso VulcanoとGrigio Roccia)。
日本では海外とカラバリが異なり、日本限定2色を含む8色と数は多いですが、Disk車はRosso Vulcano一択。海外のように複数選べるなかで「Rosso VulcanoはDiskでしか乗れないよ」と言われればRosso Vulcanoはプレミアムカラー相当、ステータスを感じることもできるでしょうが、「Diskに乗りたければRosso Vulcanoしかないよ」ではRosso Vulcanoが気に入った/欲しいと思った人以外にとってはDisk車乗るために「仕方なく」選ぶわけですよね。
私はDiskかどうかに関係なく一番欲しいと思ったカラーのSKを外通で買った(注4)ことで「Why DE ROSA SK Pininfarina ? #5」で言及した「Rosso Vulcano以外のカラーは買えるのか?問題」は疑問に留めてあっさりスルーしましたが、結局のところ「買えない」が正解のよう。並行輸入車でなければこのカラー問題にぶつかっていたわけです。
そもそもSKは発表当初からDisk車の設定があるにも拘らず、日本では3年目で漸く導入。デローザはブランドとしては比較的Disk車導入に積極的だったと思うのですが、日本にいるとそうは見えない。何でしょうか。作る方からすれば「ダイレクトマウントブレーキ台座の方がディスクブレーキ台座より作り易い」とか「クイックリリースの方が生産性が高い」とかいかにもなさそう。
このDisk車後ろ向き姿勢がユーザーと販売店とインポーターとメーカーとどこからきているか本当のところは分かりませんが、日本向け製品仕様をイタリア側から提案してくる筈がない。誰が仕切っているかといえばインポーターですよね。ここまで選択肢を狭められたら、あくまで1ユーザーに過ぎない私としては、好き好んで乗りたい/数年後には主流になるかもしれないDisk車を諦めるか、もう1〜2年待つか(注5)、ウン10万円の買い物でカラーを妥協するか、インポーターと販売店をスキップして並行輸入車買うかのうち、4つ目の選択肢が一番だったということ。
UCIワールドツアーチームに何年も機材提供なく、ロードバイクのメインフィールドであるレースでの実績は長らく他ブランドより見劣りしているにも関わらず「高級ブランド」イメージを確立し、ロイヤルティの高いユーザーも(多分)沢山いる、私も端から見ればすごい自転車乗っているように見える(かもしれない)のは、インポーターによるブランディングの功が大だと思います。多分私も、仮に同じデザインだったとしてもグエルチョッティとかラピエールとかなら買ってないです(注6)。
SKはあまり内外価格差ないのでそこは文句付けるところではないし、私とインポーターとの関わりはメールをシカトされたこと1度きりで、心情的なダメージはありますが恨む程のものではありません。普通に正規車買おうとせずに並行輸入車にしたのは、カラーや時期発売から現れるDisk車に対するインポーターのスタンスに対する違和感、と言うと大仰ですが、この辺が原因でメーカーに対するようなロイヤルティをインポーターに対しては持たなかったというのが一番近かったのではないかと思います。
長い前振りを経て、次回、SKが我が家にやってきます。
そして昨日の続き。
あれだけキツく締めたXLAB CARBON WING400i。昨日程酷くはなく、昨日の倍以上の距離を走ってもボトルは飛ばなかったのですが、やっぱりおじぎしました。
ダメだ。重くはなるが、最初の候補ミノウラSBH-300にしよう。
注1:何km/hかは自主規制。荒サイと言っても「サイクリングロード」でない下流部しか走っていませんので、というかどこ走っても同じですが、歩行者から十二分な距離がとれている場合しか飛ばしていませんよ。12km/hの5台並走より40km/hのソロを悪者にする思想には与しませんが。
注2:快晴の空の青色がCeleste、晴れた夜空の暗い青色がBlu、その中間の晴れた空や海の色がAzzurroということになっています。
注3:Rosso Vulcano買った方には申し訳ない言い方です。申し訳ない。
注4:この当時はまだオーダーしただけで、買ったというのは正しくありません。
注5:どんなにカッコいいとか言っていても、今年3年目のモデルです。性能的には既に遅れ始めている筈なのに更に待ちますかという話。
注6:良い悪いでなく、初心者の私のレンジに入ってこないくらいマイナーに感じるということです。