甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

日光の山に登ってきました。

日光には父(男体山)、母(女峰山)、娘(大真名子山、小真名子山)、息子(太郎山、小太郎山)に擬えられる山群がありまして。

これが男体山

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これが女峰山(左)と娘たち。

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太郎山は自分の足の下。

 

これを全部纏めて料理することを、親子丼と言うとか言わないとか。

去年1回行ってトラブルあってDNSでしたので、昨日謂わばリヴェンジマッチに行ってきました。

結果としては、最高峰男体山を制覇せず下山したので、敗退。

www.yamareco.com

 

写真では晴れていますが、7時頃には上がってくる雲で遠景は閉ざされ、9時以降に登頂したピークは全て霧の中。初めて登るエリアとしては残念でした。
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結果として百名山男体山、目論見としては親子丼制覇の翌日登るつもりだった同じく百名山奥白根山、日光登山の本丸2座を残したままなので、また行きますけども。

 

【Runmeterによる走行ログ】

行動時間: 10時間28分
距離: 34.44km
平均スピード: 3.29km/h
最高スピード: 11.58km/h
登り: 2,993m
降り: 2,964m
消費カロリー: 2,567kcal

途中で止めた割には3,000m近く登りました。結構ハードなコースですね。

 

敗因は挙げれば色々ありますが、直接は、男体山登山口と下山ルートの分岐に当たる志津乗越到着時強い雨が降り、音は遠かったものの雷が鳴っていたこと。

止めて下山したのは正解だと思います。

結果を見れば、夕立もその後15分程で小止みになり、雷鳴も大きくならなかったので、分岐点である志津乗越からすぐの志津避難小屋で待機していれば行けただろうと言うことができますが、色々伏線↓があったので、仕方ないな。

  • 防水シェルを持たなかった。(天気を甘く読んでいたのも事実だが、バックパックの収納力が低いので嵩張らない軽量撥水シェルにした。雨を直接頭から被るのは心地よくない。)
  • ヘッドランプを持たなかった(明るいうちに帰れるか分からない計画とミスマッチ。計画上のコースタイムでは暗くなってから下山することになっているにも拘らず。)
  • 携行食を10時間分相当しか持たなかった(明るいうちに帰れるか分からない計画とミスマッチ。男体山登行半ばで無くなる計算で、下山にも足りないが、食料が余らない計画自体ハイリスク。)
  • 2ℓ携行した水が、約8時間経過の水場「女峰山の冷水」で丁度切れた。仮に水が枯れていたら命に関わる。

必ずしも私と同じルートではありませんが、比較的最近も達成している人がいるので、単純に私の力不足ですね。あとは夕立の巣であるこのエリアに対する認識不足。前日に天気予報見てその日の雨マークに驚きましたが、毎日晴天の東京湾岸とは違います。

 

あとね、幸い大事には至りませんでしたが、富士見峠から帝釈山区間で、都合9回オオスズメバチ接触しました。別の区間でも2回接触していますが、この9回全部同じ個体ということも逆に9回全部違う個体ということもないと思われ、付き纏われた距離の長さを考えると、登山道近くに複数巣がある可能性があります。キイロスズメバチに計3回刺されて未だに生きている私ですが、歩く人も少なく逃げるにもスピードが出ない山中では、スズメバチはかなり怖いです。ポイズンリムーバーを持ち歩いていても怖いです。今回の接触頻度だと、1回刺されて患部の処理をしている間に別のに刺される可能性があったくらいだし。

 

この山行で使ったマテリアルについて。

 

サロモン S-LAB ADV SKIN3 12SET

A ADVANCED SKIN 12からスイッチしたデビュー戦でした。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

重量が250g軽くなりましたが、そんなレベルでなく軽いです。それ自体の重さということでなく、圧倒的に装着感がよく、ハイドレーションバッグ2ℓ(リザーバー1.5ℓ+フラスク0.5ℓ)含めて一式背負っても全然重さを感じません。これは凄い。新型はきっともっと凄い。

でも収納力ガタ下がりです。メインコンパートメントにファーストエイドキットとツエルトとTNFインパルスジャケットとパタゴニアフーディニパンツ(これらアウターは超軽量コンパクトタイプ)を入れただけで一杯一杯。財布とGT-Rのキーを入れるのに困るくらいでした。多分容量12ℓのかなりの部分をアウターポケットに持っていってるのと伸縮性を私が生かしていないのが原因だと思いますが、素材が華奢に感じるのでパンパンに膨らませたい感じはしないんですよね。フロントポケットにもう少しヴァリエーションがあると使い勝手はよくなりそうですけども。

 

DexShell クールベントライトソックス

Tabioトレイルランを履いてスタートしましたが、水滴対策にDexShellの防水ソックスを持参していて、笹藪が危険だったので途中で履き替えました。

5時間くらいまでなら防水性に問題ない筈のところ10時間の山行だったので仕方ないのですが、途中から足が濡れました。多分蒸れなのですが、買ったのが6年前、シューズの中に入ったゴミを踏みながら走るトレランはソックスのメンブレンへの負荷が大きいし、メンブレンがポリウレタン製なのでナイキ並の低耐久ポリウレタンなら壊れてもおかしくありません。

後で防水テストしとかないといけませんね。もしダメになっていたら買い換えないといけないし。

 

このおかげで足裏のトラブル、足底筋膜炎でなく、何ていうんだろう、足ツボマットの上にずーっと立っていて過度に刺激を受けたような感じで痛いです。元々アウトソールのラグの反発を感じ易いシューズですが、濡れて足裏が弱まると余計にそうなります。

本日は自宅で安静にして文化的生活でした。

明日は、、、また暑そうなので、起きてから考えよう。