タイヤ装着
Vittoria純正シーラントです。
アンモニアフリーです。ホイールについてはカーボン製のBORAはアンモニア入りのStan'sで問題ないのですが、ヴィットリアタイヤはコットンケーシングにダメージを与えるそうなので、アンモニアフリーのヴィットリア純正にしました。
装着は、BORA ONE DBへのGP5000TLの装着は途中で挫けそうな程苦労しましたが、それと比べると大分容易でした。ただ手で嵌め込める程楽ではなかったので、一部タイヤレバー使用。
艶々のBORA ULTRA WTOですが、UDカーボン無塗装です。そこに私がガラスコーティングを施工していますが、タイヤレバーが当たった箇所には痕が付き、重ね塗りしても消えません。
BORA ONE(クリア塗装)にもガラスコーティングしていますが、タイヤレバーを当てた箇所に痕は付いていません。
違いは塗装とタイヤレバーです。カンパニョーロのタイヤレバーはIRCのタイヤレバーよりも硬いのかもしれません。
以後の工程は、
- 一旦エアを注入し、ビード上げて歪みチェック
- エアを抜いて全周のビードをホイールのボトム部に落とし、シーラントを注入
- シーラント注入量は、ロードバイク用としては標準ですが私としては抑えめの前後各30ml
- 再度エアを注入し、ビード上げ
- 歪みチェックをして異常がないことを確認し、ホイールを振ってシーラントをタイヤ内に回して終了(なのですが、今回シーラントを回したのは1週間後でした)
この後もう1回ビードを落とし、ホイールとタイヤの接触部にシーラントを塗り込めるのが望ましいらしいですが、それはやっていません。
1週間で90psiから30psiまで空気圧が低下するのは、1週間で90psiから50psiだったBORA ONE DB + GP5000TLよりも速いです。シーラント定着策がいまいちだったのか、本来のTLホイール+TRLタイヤがこういうもんなのかは不明。
フルセットでの重量比較
BORA ONE 35 DB + GP5000 TL 25mmフロント
BORA ULTRA WTO 60 + CORSA PRO TLR 26mmフロント
1,175g→1,155g。
あら、BORA ULTRA WTOの方が20g軽くなりました。
BORA ONEの方はシーラントが60mlくらい入って現在蒸発具合不明ですが、初めてチューブレス化してシーラントを30ml入れたときは1,161gだから、WTO ULTRAの方が軽いです。まあ誤差レベルですが。
BORA ONE 35 DB + GP5000 TL 25mmリア(カンパフリー)
BORA ULTRA WTO 60 + CORSA PRO TLR 26mmリア(カンパフリー)
1,502g→1,495g。
こっちも。
ダストキャップを付けているとかいないとか、バルブキャップを付けているとかいないとか、GP5000 TLは摩耗しているだろうとか細かいところありますが、まあこれも誤差レベルってとこですけどね。
タイヤの重量差、シーラント量の注入量差があり、実際単体重量では重い訳なので「ディープリムのBORA ULTRA WTOの方が軽い」訳ではないのですが、簡単に逆転する程度の差しかないということで。
タイヤ幅比較
90psiでの比較です。
ワンサイズ太いと言われたGP4000シリーズと違って表示通りになったと言われているらしいGP5000シリーズですが、私のTL 700×25cは、25.99mmでした。
対してCORSA PRO 700×26cは、25.55mm。
カタログ上は1mm太い筈ですが、測ってみたら0.5mm程細かったということで。
多少の誤差はありましょうが、そもそもが25cと称してもいいように思います。何故称しないのかは知りません。
完成写真
変更前。
変更後。
あ。
前後でデカール位置が違う。
→「BORA ULTRA WTO 60をclassicalise」に戻る。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
今度こそ完成写真です。
変更前。
変更後。
アルミ製だがシェイプアップされたリアハブ。
フロントはこれぞBORA ULTRAのカーボンハブ。
最近のモノトーン系ではないブライトラベル+サイドスキンタイヤが、重さや威圧感を出しません。
うん、35mmの軽快な印象も悪くないし、60mmになったからといって劇的に格好良くなったとも思いませんが、違和感なくよく似合っているのではないかと思います。SK Pininfarinaの性格を考えれば寧ろこれが本来で、リムブレーキ版のオプションでは専用グラフィックのBORA ULTRA 80が用意されていたくらいだ。尤もディープリムを見慣れ、60mmに手を出した私ですが、80mmをカッコ良いと思ったことは未だにないです。
ブライトラベルが賑やかですが、ホイールもタイヤも重苦しい主張をしていないところが私の好みに合います。
注1;11T、12TのTは「teeth」のT、Z11、Z12のZはトップギア「Z、ultimo」のこと。因みにローギアは「A、primo」ですね。なので私のカセットスプロケットは、Cambio EPS a 11velocità, A29-Z12って書く感じですかね。アルファベットより多いシングル27段あったらどうするのかというと、最大と最小にアルファベットを振っているだけなので、何の問題もなくA-Z。