ということで、ボーラ・ウルトラらしくなりました。
これがネオ・クラシックです。
カンパ・ホイールのラベルは、少なくとも私のBORA ONEの時点ではプリントですが、大事なユーザーを「修理したらラベルなし」にしないためでしょう、補修用にデカールキットが販売されています。
BORA ONEのもBORA ULTRAのもBORA WTOシリーズのも入手可能です。
純正パーツリスト(注1)には載っていないのですが、ディーラー向けのスペアパーツ プライスリスト(非公表?)には載っています。これで品番も価格も分かります。
恐ろしいことに、純正ブレーキフルード(青い血)やディスクブレーキのピストンシールはどっちにも載っていません。大丈夫かカンパ、というかカンパユーザー⁉️(見落としの可能性もないではないですが。)
なるべくハイトの高いホイールのラベルを使った方がラベル自体のハイトも高くなるだろう、ということで、初めリムブレーキ用ナローリムの80mm BORA ULTRA(注2)のデカールをターゲットにしていましたが、結局、貼りようがないので余ること確実なカンパニョーロのブランドマークが付いて値段が高いBORA ULTRA TT用デカールキット14,000円×2を購入しました。
カタログ写真で見比べた限りでは50と80はラベルのハイトは共通っぽかったので驚きはないのですが、残念ながら結果は恐らく50と共通です。50を持っていないので実証ではありませんが、「50」とか「TT」といった一部のロゴの違いだけでしょう。
そんな細かい作り分けはないだろって旨は、「ブレーキ面がない分リムの実効高は高いんだから、ワンサイズ大きいラベルを貼ってくれればいいのに」的な形で、やはりボラワン購入を決定した時に言及しました。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
ただ、ロゴデザインのディテールが世代によって異なったりするので、ミックスはしない方がいいとは思います。
さて。
大変シックなBORA ULTRA WTOです。
早速デカールを取り出して、なるべく慎重に位置決めします。なるべくですが。長い「BORA ULTRA WTO 60」と短いカンパニョーロマークとの間に貼る関係で、長い「Campagnolo」「BORA ULTRA」は収まるには収まりますが、それだけでブライトラベルBORAを買う理由になるスポークを含めた美しい対称は期待できません。これ以上やる時はWTOオリジナルのラベルを全部削れという話で、ここは妥協の一択です。
「慎重に」と言っていますが、私はこの時点で既に落とし穴に嵌っていたのですが。
因みに「TT」、Ultra 50を買っていれば「50」も同じですが、要らないので切り捨てます。
普通なことですが、耐水デカールでしっかりした素材です。測っていませんが左右1本分で20gくらいあるのでは?ウェイト・コンシャスじゃない私は気にしません。
本来無地の場所ですが、無造作に貼ってあるCertilogoが邪魔になります。
そのまま上に貼り付けます。Certilogoを剥がしたらどういう扱いになるか分かりませんが、デカールと一緒に剥がれても、ギャランティーカードもあるし、正規店で買っているし、どうにでもなるだろう、との判断。
ホイールは右側に3つ水拭き穴があります。
これもデカールに隠れますが、貼った後穴を開けます。
あとは(できるだけ)綺麗に貼るだけです。
私は嘗てのプラモデル少年で、デカール貼りにはそれなりに慣れていますが、iPhoneの保護フィルムよりは価格も難易度も遥かに高いです。あれに気泡作るような人は、初めから他人に頼みましょう。
完成しました。
超ダークラベル化したBORAが、
ブライトラベルになって帰ってきました。
これぞボーラ・ウルトラです。
サイコー‼️
ん?ロゴの詰まり方が違う。
どっちかと言うと、下の写真を比較する限り、白く目立つ「BORA」と「CAMPAGNOLO」が離れた左の方が整っているようにも見えます。
長さの異なるカンパロゴと「BORA ULTRA WTO」の間に貼るという今回のミッションでは、ラベルの左右対称と上下対称は両立しないのでした。
フロントを右、リアを左から始めた結果、前後が揃わない状態になってしまいました。うっかりしていましたね。
仕方ない。勿体無いけど貼り直そう。
このアンバランス=落とし穴に気付いたのは、両サイドとも貼り終えた後、タイヤを装着した後でした。
ということで、ここでまたデカール追加発注という余計な時間とお金が掛かりました。
貼り終えた後は、ガラスコーティングを掛けています。
SK Pininfarina Diskと同じピカピカレインPREMIUMです。
おかげで元々ピカピカのUDカーボンのBORA ULTRA WTOが更にピカピカになっているのですが、ガラスコーティングは非常に薄膜なので、コーティング施工後もデカールを剥がすことは難しくありません。
が、コーティングによって表面がガラスになったため、デカールの定着性はコーティング施工前よりかなり悪いです。デカールの角部分にコーティング拭き取り用のウエスが引っ掛かります。ここは別の接着剤を使うか矯めるしかありません。
今度こそ出来ました。
アフターマーケットでボーラのデカールを買う人は、中華カーボンホイールのユーザーだけではないのです。
というか本物であることが分かっているから良し悪しどっちに受け取られるかは別として人前に出せる訳で、偽物では恥ずかしくて外で乗れないでしょ。
BORA WTOはラベル面積が広いので、追加を貼る余地はありません。中華など他社ホイールならオフセットする必要ないでしょう。
ということで、已むを得ず実施する旧ラベルオフセット貼りは、BORAULTRA WTO本物の証(笑)
ということで、もう1回。
サイコー‼️
注1:カンパニョーロのサイトからダウンロード可能です。
注2:Amazonではアダルト商品にカテゴライズされて閲覧に年齢認証が必要な商品なので、未成年は見てはいけません。買ってはいけません。大人しか買っちゃいけない高額商品ってか。