夕方再始動。
ベルヴェデーレ宮殿
ベルヴェデーレ宮殿‘Schloss Belvedere’(TAウィーンの観光スポット1,071件中5位)は、リングの外側にありますが、世界遺産「ウィーン歴史地区」の構成物です。
トラム乗ってやってきました。
チケットは素っ気ない€19@1人。
バロック(派手め)の宮殿と、
冬は寂しく見るべきもののない庭園。
そういえば大規模なフランス式庭園は、夏季はミュンヘンのホーフガルテンを見たことがあるだけでした。
イタリアのバロックとは少し趣が違います。トリエステも異国感ありますもんね。
宮殿内部はオーストリア・ギャラリー(オーストリア絵画館)’ Österreichische Galerie Belvedere’になっていて、下宮(北宮)は省略してもいいですが、上宮(南宮)は建物、展示作品とも必見です。
クリムト「接吻」
クリムト「ユディト」
ジャック=ルイ・ダヴィッド「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」
これってオーストリアにあるもんだっけ?と思ったら、ダヴィッドは同じ絵を5枚描いたんだそうで。
クリムトと並んでここで大コレクションになっているのがエゴン・シーレなのですが、我が家2人の何れの関心も全く惹かないので、写真なし。
バンケット・ホールは結婚式の準備中らしかったです。
クリスマスマーケットをざっと観て回り、トラムに乗って次へ。
ウィーン市庁舎前のクリスマスマーケット
ウィーン市庁舎(新市庁舎)‘Wiener Rathaus’(TAウィーンの観光スポット1,071件中21位)と市庁舎前広場(TAウィーンの観光スポット1,071件中22位)。
ウィーンでも最も賑やかなクリスマスマーケットらしいということでやってきました。(TAウィーンの観光スポット1,071件中31位)
観覧車はっけーん。
乗りました。
観覧車で冷えた私は、ホットワインは飲めないのでホットチョコレートで温まりました。
楽友協会大ホール
本日最後に訪ねるは、楽友協会ムジークフェライン‘Wiener Musikverein’(TAウィーンの観光スポット1,071件中57位)。
オーケストラのコンサートを聴くことができないスケジュールの関係で私の中では他より若干落ちる(失礼)のですが、この旅の6大ハイライトの1つです。
あのニューイヤー・コンサートが開催される大ホール(Großer Musikvereinssaal)。
振り返るとこんな感じ。
形状からして音響はよくなさそうで、実際そうらしいですが、この豪華なホールで音楽鑑賞すること自体が重要。
座席の座り心地は、、、よくないですが、左右の桟敷席に至ってはただの背付きスツールなので、まだいいか。
シュターツオーパーの€115と比べると高いと感じる€75ですが、この日はフリッツ・キルヒャーさん率いる‘Die SchlossCapelle’のコンサートでした。
ハイドンの交響曲49番「受難」、モーツァルトの交響曲29番にヴィヴァルディの「四季」。
確かに編成が大きかったら後方席では厳しそうな音響設計ですが、弦楽合奏団レベルの小編成には問題なく、豊かな響きを堪能しました。大ホールに入ってみたい素人に合わせた選曲だと思うのですが、楽章の間で拍手が出てましたよ。
公演パンフ(というか演目リストレベル)を入手し損ねました。チケット引換のところになかった気がするのですが、最初からないのかしら。
もう遅くなりましたが、ウィーン最後の夜を歩こうと、もう1回旧市街中心部へ。
日本のクリスマスはただの「ケーキの日」だと思っていますが、ヨーロッパのクリスマスはやっぱり違いますね。
装飾の賑やかさで比較したら日本の方が上ですが。
ザンクトシュテファン。
私は漸く復調しました。