DE ROSA SK Pininfarina Disk + Campagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー3日目その2。
11.コラムカット
用意するもの
・デローザ SK Pininfarina Disk(フレーム+フォーク)
・URSUS MAGNUS H.01
・パークツール SAW-1用替刃 CSB-1
・パークツール オーバーサイズ切断ガイド SG-7.2
続いてコラムをカットします。
コラムは後々調整でまた切るので、練習を兼ねて2回位切ります。
↓圧入の要らないヘッドパーツなんか仮組みしていたのは、コラムカットのため。
liprofumodellarosa.hatenablog.com
最終的なポジションが出るまでコラムは何回か切るとして、ここがワイヤーコンポーネント車との違いですが、最終段階のカットは、コラムをヘッドチューブから抜かない状態で行います。ゆえ慣れておかないといけません。(注1)
で、BORAが装着されたSK Pininfarinaに、シートピラーを差し込み、ハンドルを載せました。
初めて自転車っぽい姿になりました。
カコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
てかやり過ぎ。プロにもない落差ですが。
シートピラーを適正高に合わせ、ハンドルを適正高より20mm程高くした状態。これが乗り出し時のおおよそのディメンション。
うん、かなりいい感じ。
もう1回。
カッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
脱線でした。
ステム部のコラムからの適正突き出し量は4mm。
この状態で一旦仮留め。実装時はプレッシャープラグの頭が1mm載るので、5mm出します。
コラム長を測定。
ヘッドパーツ(トップカバー)からステムまでのクリアランスは117mmってとこです。バイオレーサーによる適正ハンドル高(サドルから▲96mm)ではこれがベタ付きになるのですが、バイオレーサーで設定したステム(6°97mm)でなく、9°85mmインテグレーテッドなので、トップカバーに5mm程度のスペーサーを載せるのがジャストサイズ。
まず最初の目標値をヘッドスペーサー高40mmとして、余分な77mmをカットします。
ソーガイドにセットし、あとは真っ直ぐ挽くだけ。
カーボン粉を吸い込むとどんな悪い影響が出るかわからないので、無風時に外でやるか、水を掛けながらやりましょう。
切れました。
1回目57mmのつもりでカット。誤差を確認して2回目20mmカットし、合計(だいたい)77mmカットしました。
真っ直ぐ挽いたつもりでもコラムヘッドには段差やギザギザが残ったりします。ヤスリで均し、サンドペーパーで面取りします。
そのあと表面固定のため瞬間接着剤を使うケースが多いようですが、私はクリアー(艶なし)の塗料を塗ります。
万一ポジションがきつい場合に戻せるよう、当初のコラム長は長くしておく場合が多いようですが、私の場合このスペーサー高40mmの+35mmがその全て。
↓別作業中にやってみた写真ですが、このステムより上にカバーを載せるアイディアは私の場合なし。(注2)
スペーサーを入れていませんが、40mmへの設定完了。
続く。
注1:コラムをフレームから抜くことは不可能なわけではありませんが、その際は、オイルを抜き、ホースをカットしてニードルとオリーブを取り去らないと、ホースがフォークのガイドホールを通れる太さになりません。で、ホースをカットすると、次回装着時にはホース長が不足するので、ホース交換となります。
注2:全てはカッコ。