今日は片仮名表記します。
そもそもユーザーが極少なので、同志を検索しようとしても、「カンパニョーロ」+「ディスクブレーキ」でヒットするのは発表・発売時のメディアかショップ、それも僅か。あとはカンパの「ディスクブレーキ用ホイール」ね。これもボーラ・ワンじゃなく大概ゾンダ、或いはフルクラム。まあこの際いいです、ホイールは。シマノハブはそれなりに売れているでしょう。
どんだけ少数派なんでしょうか、カンパのディスクブレーキ・コンポ。
せめてユーザーがブログで書かないと、世の中的に存在しないかのようになってしまう❗️
カッコいいのに。
問題はやっぱり実績でしょうか。シマノ/SRAMと違ってMTBやってない=ディスクブレーキの実績ないし。
ディスクブレーキの空力特性はリムブレーキより優秀らしいです。そして、強力な制動力と、高い冷却性による制動力の安定性で、ダウンヒルでの速さは圧倒的らしいです。
レースで勝っているのはカンパニョーロでなくシマノかもしれませんが。
面取りされて安全性を高めたディスク。
かなり古いモデルですが、Jekyllに着けているシマノXTのディスクは、ホイール脱着の度にチェーンステーを傷付けます。
ディスクのデザインもキャリパーのデザインもシマノ/スラムより全然カッコいいです❗️
因みにディスクブレーキは、フロントもG3組み。他グレードは21本組みですが、純レース部品としての剛性の都合でしょう、ボーラだけはオリジナルの24本組み。G3の組み方がリアと逆ってことは、回転性はリムブレーキ用のラジアル組みフロントホイールより劣るはず。ダントツで美しいからいいですけど。
強力なディスクブレーキの制動力に耐えるため、ディスク用ハブはリムブレーキ用ハブよりごっついらしいですが、リム用を知らないから比較できません。
リアブレーキは、構造的にエアを噛みやすい、というかキャリパー上部にエアが残りやすい構造です。一晩逆さにしたりフロントを上にして立て掛けたりすることでエアをラインに動かすと、上、マスターシリンダー側だけでエアを抜けるようになります。
油圧ディスクブレーキ車を逆さにするとエアが入ってブレーキが効かなくなる→だからパンク修理が怖いー、とかいう俗説がありますが、そんなことあり得ません。オイルラインがエアに触れるところはありません。あるとすればそれは抜け切らなくてライン内に残っていたエアです。それはそれでちゃんと抜かないとブレーキの効きが悪いですが、こんな俗説でディスクブレーキを怖がるのはナンセンスです。
カッチョいーーーーーー❗️
それとも問題は値段でしょうか。
リムブレーキの人がディスクブレーキに換えるんならフレームごと交換なんだから、エイヤ❗️で買って後で悩めばいいと思うんですが、一番安いコーラスDBグループセット(11s)でもデュラエース・ディスクより高くて、アルテグラDi2・ディスクより高いんでしたっけ?そりゃアルテグラDi2の方がいいわな、何か特別な拘りない限り。コーラスって言ってもディスク・コンポはH11と称するスーパー・レコード・グレードが一部に使われていますからね。
どうせ高い金出すなら「CHORUS」って書いているやつより「RECORD」とか「SUPER RECORD」と書いてある方が満足感上がるので、結局もっと高い買い物になります。
今日はそのディスクブレーキのエア抜きをしていました。
一応完了。
左エルゴパワーとレバーの傷もそう目立たない程度に処理しました。
ワイヤー車よりは大きいですが、十分カンパニョーロらしい美しさのあるエルゴパワー。
以上、ディスクブレーキのオイルラインのエア抜きをしながら、カンパニョーロ・ディスクブレーキの宣伝。
あ、勿論性能は素晴らしいですよ。タッチも効きも。但し、リムブレーキ・ロード乗ったことないから、比較しての話ではありません。
行ったり来たりする文章は分かりにくいですね😅