もともとこの時期オリンピック開幕に合わせて海外脱出をする予定だったのですが、海外旅行不能な状況に陥ったため、実家に帰り、なるべく人の少ない平日に母と小旅行することにしました。
東北中央道〜山形道を行くと速いのですが、普通過ぎて面白くないので、3人誰も経験のない、日本海に沿って新潟/山形の県境を越えることにします。
R113をひたすら西進し、山形県小国町から新潟県村上市に抜けます。山に閉ざされた山形で、ここ小国町と最上町の2箇所にだけ県外に流れる川があるのですが、奥羽山脈が蛇行した東側の、地形的には飛地みたいな最上町↓
(Geographicaによる国土地理院地図です。)
これに対して、小国町の荒川は北に伸びる飯豊山脈と南に伸びる朝日山地が互い違いになった僅かな部分を通り流れます。
(Geographicaによる国土地理院地図です。)
さて、日本海に出ました。
山形県南部の山奥から道程約80kmの、実家から1番近い海、瀬並です。夏休みの子供会旅行が海水浴の時はここでした。反対の東に行くと、少しだけ遠いのですが、福島県相馬市の松川浦がありますが。
海に来たら寿司屋ですね。
「寿し銭」が良さそうだったので入店しました。
極上握り(※苦手な食材を移出した後なので正規メニューとは異なります)
えびかに尽くし(※好きな食材を移入した後なので正規メニューとは異なります)
生魚🐟食べない嫁と甲殻類🦐嫌いの私と母は補完関係にあるので、非常に具合が良いです。
大変美味しかったです。
R345を北上して笹川流れ。右奥は粟島。
更に北上してR7に合流し、暫く走ると「日本国登山口」なる案内板を発見、気になったのでルートを逸れてr52を進んでいくと、、、
ここか❗️
そーいえば昔TVで話題になった記憶があります。
ヤマレコによるとルート長5.1km、標高差453mだそうです。ショートなので私が真面目にいくと1時間で帰って来れると思いますが、今日は連れがいるので登りません。
登ると「日本国登頂証明書」が貰えるそうです。
その先は県境とあったので、調子に乗って更に進みます。悪路です。舗装され、落石はありませんが、狭隘で視界が悪いです。
鶴岡市に入りました。
「雷峠(いかずちとうげ)」だそうです。
この先深い山中でR345に再合流すると関川という集落があります。三大古代布とされる「しな織」の里です。
今日は素通りしていますが、旅館もあります。
とても国道とは思えないR345を再度海岸まで下って行きますが、このままでは新潟から海岸を越境するという目的が達成できないので、鼠ヶ関まで出たら一度南下して新潟に越境し、改めて山形に越境しました。
目的地湯野浜温泉到着。
17時半頃の浜辺。
鳥海山を望む。
ここは県内有数の海水浴場です。
冷たいです。泳げと言われたら断りたい。
水辺から1mも行くと水深が膝丈になります。
本日の宿「游水亭 いさごや」です。
散策を終えたら入浴。
幸い浴室は自分1人だったのでパチリ。
pH7.9、中性の範囲のぎりぎり一杯アルカリ寄りのかなり塩っぱいお湯でした。
日没は19時2分でしたが、生憎雲に隠れて見えませんでした。
夕食は、北大路魯山人の器で楽しむプランでした。
よく分からない趣味の皿もありました。
大変美味しかったです。
初日はここまで。早々に寝ます。