甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

本日のライド 荒川岩淵水門往復78km

今日は、超絶久し振りに荒川にしてみました。落車事故の前の昨年3月以来なので、1年7ヶ月ぶりです。

ランニング/ウォーキングイヴェントとかち合って走れないと嫌なので荒川には足が向かないのです。あと心情的に荒川の方が長くて距離を伸ばし辛いということもあります。荒川では、個人的にルート最長級の秋ヶ瀬公園までの往復が100km。江戸川なら、標準コース(短)の宝珠花橋までの往復の「最低限ここまでは行けないとダメっしょ」という距離が100km。私の感覚では、今日の岩淵水門往復(標準70km)と昨日の宝珠花橋往復(標準106km)が同等。

 

でランニングイヴェントですが、今週末も荒川だけで昨日2本今日1本あります。

 第25回北千住荒川河川敷マラソン大会(10月24日土曜日)

up-run.jp

第8回荒川トライアル(10月24日土曜日→これは中止)

takashi.daa.jp

KITA!SENJUマラソン(10月25日日曜日)

www.sportsentry.ne.jp

今日はKITA!SENJUマラソンですね。

過密です。荒川岩淵水門から下流だけでも週末1日平均1回は実施しています。開催頻度世界一でしょう。ギネスに申請できます。COVID-19の影響で、直近でも中止がありますが。河川管理道路は一般道よりも占用許可は取り易いだろうし、占用使用料も安いのかもしれません。主催団体はバラバラなので、それぞれは過密だとは思っていないかもしれません。が、過密です。密になると交通安全上も感染症対策上も良くないので、もーちょっと減らしてくれてもいいと思います。

自転車人口がもっと多くて、「荒川で毎日自転車レースイヴェントやっていて歩行者の利用が妨げられる」なら大顰蹙だと思うんですけどもね、そういう観点で考えてみてはどうでしょう。

まー笹目橋から下流、すなわち私が走る荒川のほぼ毎回ほぼ全部は「サイクリングコース」じゃないので、「自転車乗りの言うことなんか聞く必要ない」というアイディアもあるでしょうが、組織化されていないとはいえサイクリストも決して少数ではないと思いますし。

 

7時半スタート。昨日と同じくらいには帰宅しないといけません。

 

葛西臨海公園です。

昨日は北と西の空に雲が多かったのですが、今日は逆に北と西に晴れ間が多く。

葛西臨海公園から富士山。たまたまヘリコプターも写っています。

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葛西臨海公園から新砂大橋に向かうサイクリングロードの通行区分が変わっています。昨年3月のライドの際には変わっていたので、その前に通った2018年11月からの4ヶ月の間に変わったのだと思いますが。

《以前》

対面交通原則通り「人は右、車は左」。センターラインが引かれ、歩行者と自転車が、レーン内で対面。(注1)

対面交通ってのは、Wikipediaによるとグローバルスタンダードだそうですが、交通の実態として交通手段間で対面通行するカオスがスタンダードになっている国は、わざわざそれを法で規定している日本を含め、私の知る10数ヶ国にはありません。あれだ、行ったことないが人口が多いインドとかブラジルとかナイジェリアとかが対面交通なんだな、きっと。

《現在》

街側歩行者レーンと川側自転車レーン。自転車レーン内に左側通行を促すピクトグラム。(注2)
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ご丁寧にも、従来ほぼ中央に引かれていたセンターラインは川側に移動し、歩行者が広く、自転車が狭くなっています。1.5m対2.5mてとこかな。街側も元々凹凸があるので、2.5mは確保しきれてないかもしれませんが。速度の高い自転車の方を狭くするって、どういう理屈から出来るのか分かりません。

自転車🚲対自転車🚲

ライダー含めて50cm幅のロードバイクならまだしも、ハンドル幅が70cmを超えるものもあるMTB(注3)や低速ゆえ動線が太いママチャリなどは、追越しどころかすれ違いも怖いです。それでも親子連れの並走やママチャリの中央寄り走行がいます。(彼らからすればロードバイクの私はスピード出し過ぎでしょうが、すれ違い不能なポジショニングの方がダメでしょう。)レーン内で安全な間隔を取るのは不可能なので、自転車は随時歩行者レーンに入ります。安全は後ろめたい思いを以て確保されます。

歩行者🚶‍♂️対自転車🚲

去年と今年のピンポイント観測での比較ですが、自転車レーンを歩く人は大分減りました。右側通行する人も大分減りました。自転車のそれと比べると大分小さく少ないピクトグラムは、控えめに右側通行を薦めていますが、理に適わないものに従う人は少数なのです。

そもそも、歩行者も自転車もそれぞれが指定されたレーンの幅が狭まったので、お互いがレーンを守っても、というか、守るとお互いの間隔が危険レベルになります。

それでもアホな対面交通を改めたこと自体が、半歩の改善です。もう半歩改善しましょう。自転車と歩行者のレーンを再度Mixし、歩行者も左側通行に統一して二方向交通(レーン内一方通行)にするのです。皆左端〜左寄り通行、追越車線のある4車線、6車線道路と同じです。

対向してくる通行者は、そもそもレーンが分離されるのだから、相互認識なんかしなくとも安全です。ランナーの中央寄り通行さえ改まれば、極めて秩序立った交通が実現します。レールが秩序を作る新幹線に至っては相対速度600km/hで安全に擦れ違います。 

 

さて、脱線しました。本日の折り返し地点岩淵水門です。

快晴です。昨日と同じくらいの北東からの風が一貫していました。秋晴れというか、気圧配置が冬型なので、冬晴れです。 
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SK Pininfarina Diskの後方に見えていたのは秩父山地です。右端のトンガリ武甲山だけ気にしていましたが、左に聳えている山々は雲取山どころか北奥千丈岳金峰山まで見える筈なんですね。今度よく確認してみよう。
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赤い色が目印の旧岩渕水門。
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逆光の新岩淵水門を眺めて復路に就きます。

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新岩淵水門、南側の車両止めがなくなって通行がスムーズになったのかというと、ここを休憩ポイントにする人が一貫して多いので、過密状態です。

徐行して少し前方が空いたと思ったら、ローディーが1台追い越しを掛けてきました。そのローディー、左側の歩行者と間隔を空けて追い越していく別のローディーの間に突っ込んで追越していきました。DHバー付きの赤いアンカーのあなたね。こういう奴がいるからローディーが嫌われるんだよと思いながら走っているうち、早々に捕捉し、追い越しました。徐行ができないのに、空いたところで遅いってなんだよという感じですが。みっともないです。

 

C2五色桜大橋とr307江北橋。江北橋のアーチはお色直し中でした。
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葛西臨海公園まで戻ってきました。仮設感ありありの東京オリンピック2020のカヌー会場のスタンド。

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その後葛西臨海公園内をフラフラと走ってから帰宅。R357舞浜が立体交差点になり、直進車は皆オーバーパスに上がります。直進車なんか全然来ないのに、自転車の私は、右折帯付片側3車線の交差点を二段階右折して運動公園方面に進みます。理不尽です。

 

久し振りの荒川ですが、江戸川よりも、

  • グループが多かった
  • DHバー持って走っている人が多かった
  • 自転車の絶対数が多かった

です。

 

バイクタイム: 2時間44分
距離: 78.29km
平均速度: 28.67km/h
最高スピード: 49.31km/h
登り: 92m
降り: 86m
消費エネルギー: 2,087kcal

 

ちゃんと踏んでいる区間の500mスプリットは、往路30km/h以上、復路35〜40km/hなので、昨日より速くてもおかしくないのですが、道幅こそあれど通行者が多く、野球など子供が多いので、低速〜徐行区間も長い/葛西臨海公園内をノロノロ走っている/江戸川ルートより多い信号機に引っ掛からないよう速度調整している、といったところが、平均速度が若干低い要因ですな。

 

2日合わせて180km乗ったので、久々にまあまあいい運動になったでしょう。最近乗っていないせいで、たかだか100km乗っただけで微妙にお尻が痛いです。

 

注1:Wikipedia対面交通の説明は、対面通行と混同している観あり。対面交通・相互認識の要諦は、「歩行者が退け」。これに尽きます。私は全く賛同できません。

対面交通 - Wikipedia

注2:以前は「歩行者は右、自転車は左」という看板が立っていましたが、通行区分の変更に伴って撤去された模様。

注3:普通自転車に該当しないので、そもそも「自転車通行可の歩道」を乗車通行できませんよ、注意してくださいね。