先日アンドレイ・ボレイコさん指揮ワルシャワ・フィルとの共演を聴いたばかりですが、
本日はブレハッチさんのソロ・リサイタルです。
これで参戦5回目、アルゲリッチさんを抜いて単独首位になりました。
(前回のソロ・リサイタル)
liprofumodellarosa.hatenablog.com
【フライヤーへのリンク】
いつまでダウンロードできるか分かりませんけどね。
【プログラム】
オール・ショパン・プログラム
4つのマズルカ Op.41 1.嬰ハ短調 2.ホ短調 3.ロ長調 4.変イ長調
3つのマズルカ Op.50 1.ト長調 2.変イ長調 3.嬰ハ短調
3つのマズルカ Op.56 1.ロ長調 2.ハ長調 3.ハ短調
3つのマズルカ Op.63 1.ロ長調 2.ヘ短調 3.嬰ハ短調
* * *
4つのマズルカ Op.24 1.ト短調 2.ハ長調 3.変イ長調 4.変ロ短調
ピアノ・ソナタ2番「 葬送」 変ロ短調 Op.35
鉄板のオール・ショパン・プログラムですが、ソナタ以外オール・マズルカというレアなプログラムですけども。而も割と地味曲(だと思う)。
【座席】
先日は見え方を考えてのB席でしたが、今回は財布に優しいB席。
オペラシティは縦長ホールなのでステージが遠いですが、いいんです。この間のサントリーホールで間近に見たので。
3階席までほぼ満席の模様。
人気ありますね。
人の顔が映るのを避けるために2階を見上げる会場写真。
【レビュー】
Op.63とOp.24の間に休憩というプログラムでしたが、マズルカを一気に行ってから休憩、後半にソナタ1曲。
Op.56をアンコールに持ってきて、最後は軍隊ポロネーズで締め。
個人的にはOp.7のようなもっと快活な曲やOp.17のようなもっとメロディアスな曲が、、、という感じで、彼の選曲の深い意図はさっぱり分かりませんが、目を閉じるとポーランドの大地が思い浮かぶようなリズム感(ポーランド国内2/3くらい旅行して巡った経験がある私の言うことは、行ったことない人より説得力があると思う)も繊細なピアニッシモも、相変わらず素晴らしかったです。
ソナタ2番は、ライヴでは過去チョ・ソンジンさんの第3楽章だけ聴いたことがありましたが、ブレハッチさんの第3楽章は、厳格な葬送行進曲と優美なトリオの対比が印象的でした。ただ、第1楽章の第1主題など速いパートが速過ぎるんじゃないかなと私は感じました。単純比較では21年のソナタ3番の感動の方が大きかったなと。
軍隊ポロネーズは、これまで聴いたことのない、勇壮さでなく優雅さが際立つポロネーズでした。素晴らしい‼️
相変わらずイイ人感に溢れるカーテンコールが終わり、終演。
サイン会に行列する人々、5ターン目。
私は参加せず帰りました。
そしていつものジャパンアーツ仕様A5版16ページのパンフレット。
私のブレハッチさん2024年日本公演は本日までですが、
12月に樫本大進さんとのデュオ公演があるとのアナウンスがありました。(なぜか横向くフライヤー)
他のアーティストも聴きたいと思いつつ、これも悩ましいな。