12月7日木曜日、6日目、旅行も後半を迎えました。
ウィーンの我が家的必見ポイントは大体押さえました。他の街に脚を伸ばしたりしなければ元々2〜4日目の3日間で足りるだろうと見込んでいたところ、トラブルはありましたが3〜5日目の3日間を使えてますからね。
あとは遅れをとった分を回収です。
朝、ホテルに残る嫁と別行動でホテル・ザッハ(トリップアドバイザー ウィーンのカフェ285件中23位)へ。先日逃したザッハトルテを食べに、再びやってきました。
嫁は前日オペラ駅地下のベーカリーで買ったパンとデメルで買ったザッハじゃないケーキで、2箇所同時朝食。
カフェ・ザッハ
開店10分前の7時50分到着、2番目で行列を作ります。
この間は凍死するかと思いましたが、今日は暑いくらいです。やっぱり体調の問題だな。
テラス席よりも立派な内装。
ザッハトルテとアインシュペンナーの、朝からベタなウィンナー・カフェ・スタイルです。
アプリコットジャムが上層のチョコレートの下だけでなく、中間にもサンドウィッチされたのが特徴の、ザッハのザッハトルテ。その分食感が重いです。
本日の朝食は€15.8(私1人分)でした。
デメルもザッハも、というかこっちのは全般に、コーティングのチョコレート含めてカカオや砂糖が粗挽きというか、ザラついた舌触りがあります。この辺が中欧的というかクラシカルというか、パリや洗練を極める日本では触れる機会が少ない印象なので逆に新鮮です。
これは嫁のデメル(TAウィーンのカフェ・喫茶店285件中24位)、フルーツタルト。
ザッハトルテを比較すると、確かにアプリコットジャムの層が複数あるザッハの方がデメルより重い甘さです。
ミシュランガイドにはホテル・ザッハが載っていて、そこに昔のデメルとの間の訴訟についても書かれています。その中では、「カフェ・ザッハのザッハトルテはパサパサし過ぎで、デメルの方が美味しい。ザッハトルテ食べるなら他所行け」ってなことが書いてあります。
チョコレートの滑らかさとか、スポンジのしっとり感とか、(これには入っていないけど)イチゴの甘さとか、イタリアやフランスや、何よりも日本のデザートは、ウィーンなんぞ及びもつかない程洗練されている訳です。なので、海外、特に日本からの観光客は、「ウィーンでオリジナルのザッハトルテを食べた」という体験自体が大事なのです。たから一択ならカフェ・ザッハだし、食べ比べるなら+デメルなのです。
嫁と合流し、本日はまずトラムで家具博物館(TAウィーンの観光スポット1,071件中69位)へ。、
王宮家具博物館
チケットがあるから来た、と言っては身も蓋もないですが消化試合感があるのですけども、それは我が家の話。結構満足度の高い施設のようです。
家具は当時物の展示だとしても建物が新しいので、往時の佇まいを感じるのは難しいのですが、こっちは写真が撮れたので、エリザベートさんを1枚。
「王宮」と冠がついていますが、ハプスブルク家のものだけでなくモダンまで幅広く展示されている施設です。
トラムでリング巡り
リング自体が見どころになってますが(TAウィーンの観光スポット1,071件中34位)。
嫁によると以前のトラムは周回だった(か、周回があった)そうですが、ドナウ運河の外に北進するようになってからか、現在は南端を起点に東西それぞれ折り返し運転です。
リング通りは広いので、建物が近いこの写真は家具博物館近辺のですね。
昼の市庁舎。
シュヴェーデンプラッツ駅で降りて、旧市街に入ります。
間も無く11時、ウィンナー・シュニッツェルの元祖と言われるフィグルミュラー・ヴォルツァイレ’FIGLMÜLLER WOLLZEILE’(フィグルミュラーのヴォルツァイレ店ってことらしいです)(TAウィーンのレストラン3,611件中378位)の行列。
意外に短いのですが(この後もっと伸びてる)、11時の開店と同時に列の外から予約客が入っていき、その後に「予約で一杯です。ここに並んではいけません。ここで食事したい人は14時頃にまた来てください。予約なしで並びたい人は支店に行ってください。」とのアナウンスがありました。
入れそうかと思ったが甘かった。。。
続く。