甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

検品と計量 #3(グループセット1)

何でしょうか、これは。

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「derosa  SK」や「デローザ SK」でググると、このブログがなんと1ページ目に表示されます。

めでたいとか嬉しいとかいうよりも、デイリーアクセスいいとこ50件、愛車SK Pininfarina Diskについて1ヶ月半程前からグダグダ書いているだけのこれが検索上位ですよ。 SK購入時すんごく参考にしていた先達SKerのブログも、毎週ガンガン乗っていらっしゃる方はブログ更新基準では1,2人。SKサイコー!という人は著しい少数派なんでしょうか。寧ろ悲しい。。。

 

さて本題。

 

デローザ❤️SK Pininfarina Disk、グループセット検品と選定理由等前半。

 

3.Campagnolo RECORD EPS V3 DB

カンパニョーロ集合写真です。全部揃う前だったので、前後ローターとBBがまだ入っていません。

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アッセンブル開始時の全員集合写真ではこんな感じ。

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うーん、経験上最大の戦艦大和1/300より遥かに大きくて高価なのですが、作れるでしょうか。。。

 

(1)リアディレイラー RD12-RE1EPS

海外通販。 

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206g。テクニカルデータ比3g重いです。SUPER RECORDより5g重いことになっていますが、プーリーゲージは同じカーボンです。アイドラーベアリングの違いが5gなのか分かりません。スーレコ壊れる話にビビったのがRECORDを選んだ理由1なのですが、耐久性同じ可能性。。。きっとEPSでは剛性アップしているのだと考えることにします。

 

(2)エルゴパワー左右 EP18-HPDRF6EPS/EP18-HPDLR6EPS

国内通販。

ディスク車のエルゴパワーは、SUPER RECORDとRECORD共通のH11グレード、スーレコ相当です。

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購入したのは右レバー+160mmフロントキャリパーと、左レバー+140mmリアキャリパー。左前も品番あります。

リアブレーキはローターサイズ140mmを選択。160mmにはキャリパーを10mmオフセットさせるためのキャリパーアダプターとボルト(税込2,862円)が必要です。値段同じなので同梱されてはいないでしょう。

 

訂正(8/10):160mm用キャリパーは、アダプターセットでなく、ボルトを受ける脚の部分が長い別デザインになってます。アダプターは、140mm用キャリパーを使っている人がローターを160mmに変更する際に、キャリパーを底上げするために使うものですね。

 

予めブレーキホースが組んであります。

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233g。左は231gでした。合計464g。テクニカルデータの396gペア(ホース込み)より70gも重いんですが?!看過できない差です。日本のタニタよりもイタリアのカンパニョーロの方が不正確に決まってます。

付属:EPSボトムブラケット・ケーブルガイド(リアブレーキとセット)

必要ツール:トルクスレンチT25

持っていなかったので、あまり使わないと思いますがセットと、

トルクレンチで使えるようビットソケットを購入。

(大量に商品紹介していますが、例によってアフィリエイトではありません。)

 

(3)フロントディレイラー FD15-RE2EPS

海外通販。

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ダイレクトマウントです。クランプは付属しません。カーボンより丈夫そうなチタン羽がRECORDを選んだ理由その2。

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133g。テクニカルデータとぴったし。

付属:マウント用ナット1個。マウント方法を改善したら劇的に剛性が上がりそうですが、自転車ではそこまで必要ないのでしょうか。私のSKはフレーム側マウントもボルト留めですが、ショップで見るとリベット打ちが大方のようです。

必要ツール:ナットが特殊な四角形なのでスパナで回しますが、毎回スパナってのもどうかと思ったので、後から8角ソケットを調達。 

トネ(TONE) ソケット(8角) 3E-07 差込角9.5mm 二面幅07mm

トネ(TONE) ソケット(8角) 3E-07 差込角9.5mm 二面幅07mm

 

また、チェーン落ちでフレームに傷を付けるのが怖かったので、対策品を2つ。

純正チェーンガード FD-SR203

アルミテープより頑丈なステンレステープ。 

ニトムズ 厚手ステンレステープ P‐12 38mm×5m J3180

ニトムズ 厚手ステンレステープ P‐12 38mm×5m J3180

 

 

(4)EPS V3 パワー・ユニット PU16-EPS

海外通販。

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140g。テクニカルデータは106g。おーい、、、

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正しくはパワーストラップ外した重量での比較です。116g。まだ10g重いですが。

V2以降はこのパワーストラップを本体のON/OFFゾーン付近に巻いてシャットオフします。パワーユニットは内装するので正確な位置は、、、まあ忘れます。基本的には使わないものなので、家の中で誤動作させないためウォークインクローゼットの奥に仕舞いました。

付属:パワーストラップ、EPSボトムブラケット・ケーブルガイド(エルゴパワー同梱と同じもの)

必要ツール:ケーブルガイドマグネット。これだけのために9,300円を出すか、というところはありますが、作業効率は上がります。

 

(5)EPS V3 インターフェース IF16-EPS

国内通販。

検品時写真撮影、計量なし。

まあテクニカルデータではケーブル込み35gだし。それより定価22,680円てのがびっくり。

必要ツール:両面テープ。裏面が滑らか過ぎるのかスコッチの超強力でも落ちます。。。

 

(後編に続く)

 

Cannondale Jekyll800のBBとクランクを交換

自組でも特筆すべきカスタムがあるバイクでもありませんが、DIRETO専用化した愛車#1、キャノンデールJekyll 800。

 

先週土曜にZwiftやったのは書いたところですが、4月までの400km/月の勢いは何処へやら、ここ2ヶ月は60km、20kmと、週末特に出掛けたわけでもないのに、暑さに負けた私が完全に活動停止中。今週も土曜日の山行予定はGT-Rのバッテリー寿命のため中止、日曜日は3時に目覚ましをセットして起きたら7時半でした。

 

ということで、外に出るのが嫌なので、ベアリングが怪しいTruVatiVのクランクFireXを安心のシマノに交換することにしました。アウターを44→48にしたいのとクランク長を175→170にするつもりでFC-M591を買ってありました。下り、あくまで下りですがトップスピードを上げるのと、嫁がDIRETO乗るには175が厳しいため。ビアンキViale用(こっちは40→48目的)にもう1個あります。

前からやりたかったのですが、JekyllがISISという面倒臭い規格のため、工具がなくて放置していました。

 

FC-M591を2つ並べます。左がシルバー。右がブラック。

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なんかおかしい。(一方にチェーンガードがあって他方にないのは嫁・街乗り用-Viale-と自分・室内用-Jekyll-であって意図的なものです。)

 

直すことにします。

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裏側4本の+ビスを抜き、チェーンガードを外します。

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更に、アウターチェーンリングを外します。

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続いて、ブラックの方もアウターリングを外します。

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チェーンリングを戻します。

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ナットはある程度締まると止まって圧入できますが、途中までは一緒に回ってしまうので、一番デカいマイナスドライバーで押さえました。

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できました。

 

並べてみます。チェーンガードはまだ付いていませんが。

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よし。

 

あ、チェーンガード着けるための穴空いてない。

 

ドリります。これのために、とっくにご臨終だったボッシュインパクトドライバーのバッテリーを純正ニッカドから中華ニッケル水素に交換。

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チェーンガード装着。

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できました。

チェーンガードにまだブラックカラーが残っていますが、これは妥協します。

測定しないで適当に目算でやったので、穴の位置がズレてます。あとで開け直すことにします。Viale乗る程度のトルクではこれが剛性に与える影響は殆どないでしょう。

振り返ると、ブラックの方をチェーンガードあり、シルバーの方を無しで選ぶべきでしたね。

 

さて、いよいよ本題。

 

Jekyll800のクランク/BBは、TRUVATIVのISISです。性能上がるわけでもないのに互換性ない製品作るのは止めて欲しいです。

 

1.ペダルを外します。

安定しないクランクにトルクを掛けるので、ペダルレンチで緩めてからHEXレンチで外すのが楽です。因みにペダルは前に回すと締まり、後ろに回すと緩みます。つまり左側は逆ネジ。

なお、写真は左側ばかりですが、室内でDIRETOに固定されているJekyllの向きによるものです。作業は片側を一度に進めるのでなく、交互にバランスよく進めるのがいいとされています。気をつけましょう。

 

2.キャップを外します。

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3.クランクを外します。

専用工具2つ必要です。勿体ないのですが、Vialeのクランクにも要るはずだからまあいいや。

シマノ コッタレスクランク専用工具 [TL-FC10] BB取り外し Y13009010

シマノ コッタレスクランク専用工具 [TL-FC10] BB取り外し Y13009010

 

オクタリンク/ISISのクランクを抜くためには、この下のアダプターも要ります。

まずアダプターを先に差し込んで、

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クランク抜きを差し込みます。

クランク抜きの使い方ですが、

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インナーを伸ばした状態でクランク軸に差し込み、アウターを時計回しして奥までねじ込みます。

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それからインナーを時計回しし、止まったところからは工具を使います。

アウターに掛けるのは19mmスパナ。ここではモンキーを使っています。

インナーに掛けているのは17mmスパナですが合っていません。KTCの56点チェスト入りツールセットに入っていないほぼ自転車専用16mmでしょう。ふざけてます。

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二本掛けするのは、アウターがこれ以上入らない(クランクのネジ山を傷めない)ようにするためです。

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アウターが回らないよう押さえながらインナーを回していくと、クランクがBBから浮いてきて、抜けるようになります。

 

さて、左右のクランクが外れたところで、重量比較です。

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TruVatiV FireX A1 44/32/22 175mm → 670g

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Shimano Deore FC-M591 48/36/26 170mm → 957g

!1.5倍近い。後でBB込みで測らないと。

 

4.BBを外します。

ここでまた専用工具が要ります。これがないとISISのBBは外れません。シマノと互換品は見たことがありますが、このロクでもない規格を作ったFSAは工具を出しているんでしょうか。 

SHIMANO(シマノ) フロントチェーンホイール/BB専用工具 TL-UN96-A Y13009072
 

因みにこれ、XTRグレードだそうです。

XT〜LXグレードで構成されたJekyll800に初めてXTR使いました。それがなんで他社のISISBBを外すためなんだか訳わかりません。

 

これをBBカップに掛け、無駄にデカくてスパナがないのでモンキーで回します。順回し(左回しで緩む)です。

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そんなにキツくありませんでした。

 

右を抜くと、BBカートリッジが出てきます。ピンボケでした。

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抜けました。ピンボケでした。

 

さて、改めてBB込みの重量を測定します。

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947g。

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こちらは1048g。

差が縮まりましたが100g重いです。正直いうと組み替えている最中から感じました。チェーンリングの素材自体安物っぽかったです。LX相当のFireXからDeoreなんでグレードダウンですからね。JekyllにはXTの9sあるうちに手当をしておくべきでしたが、今更eBayとか探しにいくのもねえ、ということで。

 

以上ISISのクランク・BB取り外し終了。引き続き、Deoreのホローテック2クランク・BB装着。

 

5.BB内清掃

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パーツクリーナーを吹き付けて拭き取り、アルコールで拭き上げた後、MOTULテックグリスで内部を表面保護します。拭き取り中、ネジ山と思しきアルミ屑が出ました。。。

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6.ホローテック2BBカップ装着

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右から先に入れていますが、黒いのはただのスリーブで、これ自体はどっちに着いてもおなじです。BBカップは左右差ないと思います。

尚、これをやったあとにプラスチックパッキンの装着忘れに気付き、取り外し→再取り付けしてます。

 

今度は左です。グリスをべったり塗ってます。室内専用なのでシール性考える必要ないですけどね。

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これもプラスチックパッキン入れ忘れ時のもの。

 

BBカップの締め付けは、これまた専用工具です。

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シマノTL-FC32 

 

装着しました。

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指定トルクは不明ですが、大体いい感じのところで止まります。

最終的にはこんな感じでパッキン付いています。必要性がよく分からず、説明書にも記載なし。Qファクターを無駄に広げた感じがないでもありません。

 

7.クランク装着

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ピンボケていますが、シャフトが付いている右から入れます。一応圧入なので、ゴムハンマーで一番奥まで軽く叩き入れます。

 

次に左です。

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2本のナットを5mmHEXで締めます。これはナットが緩むとクランクが外れるという結構怖い構造なので、12〜13N•mという高トルクが指定されています。よく締めましょう。

 

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最後にキャップを締めますが、またここで専用工具が必要。

TL-FC16。値段は高くないですが、納得性がない商品です。

 

シマノ クランク取付工具 TL-FC16 Y13009220

シマノ クランク取付工具 TL-FC16 Y13009220

 

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これでキャップを回すのですが、1.5N•mという低トルクで締められると考えると、指で回せば足りるでしょう、実際は。

 

以上でBB、クランク交換終了です。

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チェーンリングの直径が少しですが大きくなっているため、フロントディレイラーの移動、調整が必要になります。

ここは手間が掛かっていますが、撮影は省略。ディレイラーがくたびれてきてアウターの調整がイマイチなのですが、ほぼ満足いくセッティングが出ました。

 

で、軽く踏んでみましたが、48-11重いです。これはSKの53-12 700Cより踏めないのではないかしら。

変速は超スムーズです。前よりよくなりました。

 

おしまい。

 

 

台風の週末

台風一過の空がミラーに写ってます。

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この週末こそは山!と意気込んで準備していましたが、台風のため見送り。多少の雨だけならいいのですが、大雨+風になると危ないです。実際台風からの湿った風がぶつかって南アルプスはずっと強い雨が降っていたようですし。

富士山で誘導員の方が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

 

土曜は雨が降ったり止んだりでしたが、路面が濡れている&風が強いので、自転車はなし。Zwift乗って、暑くて30分で終了。

その後は自転車作業していましたが、SK以外の活動でした。プロセスの整理が終わったら載せようと思います。

日曜は午後自宅でSK Cafe(笑)。

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バルコニーにSKを出して室内で気付かなかった汚れを落とし、終わったらSKを眺めながらアイスカフェオレ飲んでました。

 

気温が30℃くらいで止まってくれれば乗ったんですが。

 

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ところで。スプロケットがあるリアと違ってフロントは上から見ると左右対称が普通ですが、Disk車はディスク分のオフセットがあるので、左側はスポークが見えません。あまり見かけない図です。

(荒サイでダートを通ったタイヤが汚いですが。)

 

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夏ですね。

 

(終わり)

検品と計量 #2(ホイール)

2.Campagnolo BORA ONE 35 DB

国内正規品(通販)です。

開封の儀。

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こんな感じでホイールバッグに入ってます。

 

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カンパニョーロ純正ホイールバッグと付属品袋。

ホイールバッグは結構頑丈で重いです。内ポケットがあります。

使うアテがないので、売却するか、当面はJekyllのリアホイール入れておくことにします。

 

付属品は、説明書とカーボンホイール用タイヤレバー(TL-7Z41410)1本、フリーハブ脱着用レバー?(UT-WHDB001。日本語サイトでは1件もヒットしません。)1本入っています。

袋に書いてある図だともっと付属品が多そうだったので、思わずショップに問い合わせしましたが、これでいいそうです。完組ホイールを素人が触るのもアレですが、ニップル回しは付属していないということです。

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バッグから出しました。

フロント

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光の関係もありますが、リアと違ってリム内側が滑らかじゃないように見えると思います。(後述)

710g。

 

リア

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807g。

 

合計1,517g。クリンチャーのカタログ値は1,483gなので、34g重いです。

ハブのキャップとか付いたままなので各5g程余計ですから、20g程の差ですかね。量産メーカーレベルでは1%差自体は公差でしょうが、そもそも軽い方に誤差が出た話などまず聞かないので、1,483gという数字が恐らく不適。でもまあそんなもんだと思います。

 

メーカーには基準値というものがあります。ホイールならスポークテンションとか、縦横の振れとか。リムの継ぎ目の処理とか。基準から外れていれば修正や廃棄行き、基準内に入っていれば出荷され、ユーザーは基本的にそのまま使えるということになっています。Why SK #7でデローザ車について書いたのと同様、カンパでも、日本では日本並み品質を当然とするクレーマーのようなユーザー(注1)層を背景に、本国または生産地(ホイールはルーマニアです)よりも厳しくインポーターが検品するらしいと聞きますが、その割にはフロントのリム内側チューブ接触面の継目処理が私としては看過できないレベルでした。リムテープを貼るなら関係ないでしょうが、凹みやそのエッジが薄くて高圧のロードのチューブを痛めないか心配。

なので、自分で修正しました。何だよ、厳しい検査ってこんなもんかよ、というのが正直な感想。(注2)

 

(修正内容)

①脱脂して、自動車で使っていた補修用パテを盛る。

②#1500のサンドペーパーで磨く。

③パテ盛り部が滑らかにならないので①に戻り、3回繰り返す。

パテが古いのか、どうもうまくいきません。油分が悪さしている感じ。ということで①〜③は無意味です。

④近所のホムセン行って、相性の良さそうなパテを買ってくる。

⑤パテの薄盛り3回。

⑥②をやり直す。

⑦自動車補修用のプライマーを塗り塗り。

写真ありませんが、きれいになりました。チューブが直に当たってもパンクしそうな感じ全くありません。メーカーとインポーターとショップのどこの受け持ちになるか知りませんが、これくらいやってから売って欲しい。こういうところをトコトンやってくれるショップで車の世話をしてもらっているので、私の基準が高いかもですが。一方、ツールを持たない素人なので、振れは目視、テンションはスルーですけどね。。。

 

使ったのはこちらと↓ 

 こちら↓

 

(続く)

 

注1:お前だよ、と自分でも思います。

注2:1つの経験と1つの商品で判断するのは正しくないでしょうが、これだけを根拠にした場合という前提を置けば、「厳しい検査」は都市伝説か嘘でしょう。

 

 

検品と計量 #1(フレーム)

漸くブログサブタイトルである自組工程に入ります。

が、そもそもツールがない、何のツールが要るかも分からないので、「必要なものは全部自前で用意する」のポリシーのもと、まずは検品と重量測定しながら必要なツールを確認していきます。ということで、自組工程に入るとか言っていながら、まだ暫くは前工程。

 

1.フレーム DE ROSA❤️ SK Pininfarina Disk size52 #Blu Acqua

開封の儀。

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こんな感じで入ってます。ガチガチ固めている感じではないですね。

 

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bellati sportのオリジナルボトルとボールペンがおまけ。

このボトル、今見掛けません。保温機能がないので使わないだろうとは思いましたが、どこやったかな。。。

 

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出しました。

メタリックが入った濃いブルー、サブカラーはブラック、アクセントがオレンジ掛かったレッドにホワイトの4色構成です。

 

付属品は、

(1)サドルクランプ下側2個(1個は使わず残ったのでなぜ2個あるか不明)、上側1個とボルト2本(固定用5mmキャップと調整用ダイヤルタイプ各1本)

(2)フロントディレイラーマウント(ダイレクト・2ピース1ピース(9/11訂正))と3mmキャップボルト2本

(3)リアディレイラーハンガー(2ピース)とボルト3本(未計測のまま装着・ホイール脱着時確認予定)

(4)スルーアクスル(フロント12mm×100mm、リア12mm×142mm)

(5)プレッシャープラグ(デローザロゴ入りトップキャップ)

(6)ヘッドパーツ(デローザロゴ入りカバー)

(7)シートピラー固定用ウス

(8)シートチューブトップのダストカバー(後述)

(9)BB386規格のボトムブラケット(FSA)

(10)BBカバー(FSA)

(11)ボトムブラケット裏蓋と2mmキャップボルト2本

(12)トップチューブのケーブル口カバー2種(1穴がディスクブレーキ用、2穴がリムブレーキ用と思われる)と2mmキャップボルト2本

(13)ダウンチューブのケーブル/ホース口カバーと2mmキャップボルト1本

(14)バッテリー用シリコンダンパー2種(スルー/クローズ各1)

(15)バッテリー用と思われるボルト(+)2本

(16)ケーブル通し用のプラスチックチューブ5本

・説明書一切なし

・ボトルケージ用ボルト付属なし(そういうもんなのか知りませんけども)

 

まずフレーム単体の重量を測定。

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52サイズで1,179g。スーパーキングより15%軽量化したそうですが、スーパーキングを知らないので言われてもわかりません。

46サイズのヌードウェイト990gとかいういかにもイタリアンな数字(注1)をどっかで見たような気がしますが、コレは元々そんなに軽いほうではないようだし、高品質塗料を分厚く乗せたイタ車に軽量モデルなんてないのでは?

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カット前のフォーク471g。

 

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カット前のシートポスト178g。

 

3点合計1,828g、フレームセット1,650gってとこですか。

付属品は未計測。

 

検品過程で1つ気付きました!ダストカバーが無いじゃないですか。

即刻拾い物写真に書き込みしてbellati sportに「パーツに欠品があったので急いで送ってくれ!」とメール。

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Andreaさんから「済まないね、直ぐ送るよ。」との返信があり、ホント直ぐ届きました。

ありがとう!Andreaさん。

 

そして、今の姿。

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!別なダストカバー。

ショートパーツ袋の中に最初から入ってました。上のと違う、新PROTOSと同じものが。こっちの方がスッキリしてます。SKは通常上の写真、サイクルモードで展示されていたSK Diskもそうでした。凝視してきたはずの2017カタログに下のが着いた写真を(後で)見付けたものの、それ以外では私のが初めて。マイナーチェンジなのか個体差なのかイタリア人がいい加減なのか詳細は不明。

Andreaさんすいません、詐取するつもりでは無かったのですが、お金と手間を掛けさせてしまいました。ありがとうございます。ひたすら感謝します。スペアに大事に取っておきます。因みに旧式?は型にクセがあってフィット性がイマイチですが、新式は気付かないうちに落としそう。

 

主要3パーツの検品結果は以下の通り。

少なくとも目立つ傷や塗装ムラはなし。

塗装ムラは、強いて言えば、シートチューブトップから内側にかけてブラック塗膜の小さな滴れがあるのと、ダウンチューブのブレーキホース通しのボルト穴がブルー塗膜で塞がっているのの2点。

ケーブル/ホースを通す口が、大きいの2つ、小さいのがフォークと合わせて5箇所開いていますが、右前ブレーキ/電動/ディスクブレーキの私の車両は現状で間違いないよう。

ヘッドチューブのエッジが鋭く、指でなぞると切れそうというかカーボン繊維が刺さりそうですが、これをバリと呼ぶのかカーボンの性質なのかは不明。

チェーンステー内部にバリというか型から剥がし損ねたビニールのようなゴミが残っていました。

シートチューブ内奥の方にこれもバリというより段差と、上部には塗膜による若干の凸凹。

このシートチューブの段差は、丁度シートステーとの接続部に当たるようなので、ここより奥にシートピラーが入らないのは仕様だろうと思います。大概そこまで下げないで切ると思いますけども。

この状態が日本基準で可なのか不可なのか分かりませんが、シートチューブとチェーンステーには若干の対応をすることにしました。

 

まず最初に、細かいゴミを取って内部をきれいにするため、パイプクリーナーを調達。 

これをフレームの各穴から差し込んで内部をゴシゴシと清掃します。金属ブラシではないので、効果も低いでしょうが傷をつけることもないでしょう。

 

それからエアダスターで内部のゴミ飛ばし。 

使ったもののログのため商品案内を載せていますが、今のところアフィリエイト登録していないので、私は1円も儲かりません。

 

それからヤスリとサンドペーパーを使ってシートチューブ内部のシートポスト接触部を平滑化し、タッチペン(ブラック、因みに日産純正KH3です)で修正。

 

これで車体と付属品関係は終わりなのですが、並行輸入車リスクがもう1つ。

リアディレイラーハンガーです。

右に倒れると曲がる、輪行でぶつけると曲がる言われるディレイラーハンガー。因みにJekyllはリアエンドにディレイラー直付で、右に転んでもディレイラーに傷が付くくらいですが。

組んだ後にこれを壊して調達できなかったら、その瞬間私のSK Lifeが終わる恐れ。

で、SKディレイラーハンガー、

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【素材はおそらく標準のA2017ジュラルミンのブラックアルマイト

あまり吊っている感のない、初めて見る形状。

リアエンドからのオフセット量が少ないのが結果なのか目的なのか分かりませんが、EPSのトルクへの対応かスルーアクスル剛性見合いか、いずれにしても丈夫そうで、性能的には理に適っています。転んでも壊れるのはディレイラーで、ハンガー壊すリスクは低そうですが。

これのスペアが無いうちは怖くて走れないので、まず知人の伝手を辿って現物合わせのオリジナル製作を考えます。ストレス逃がしのためにA6061などより柔らかい素材にするか、逆により硬いA7075にして剛性を上げるか、色は車体に合わせてブルーアルマイトにするか、ゴールドアルマイトにするか等々。結局オリジナル製作するとA2017でも5個10万円くらいになるため、流石に見送り。純正品をbellati sportに注文することにしました。

これが届いたのが5月6日。ハンガー現物が使えるようになったそこから製作を始めることになります。

 

注1:990gにするためには、日本なら必死でウェイトダウンしますが、イタリアでは990gとカタログに書くだけと言うような都市伝説。その昔、スーパーカーの頂点、ランボルギーニカウンタックは300km/h、フェラーリBBは302km/hという、出もしないカタログ最高速度を競っていたことは都市伝説でなく事実ですね。

 

9/4追記

990gというイタリアンな数値の出所は、本国カタログでした。あんなにジオメトリー見てたのに、すっかり忘れてました。カタログの表記はフレーム990g、フォーク370gでした。

突如立ち塞がる大人の事情に自組を決心するの巻

4月3日、DE ROSA❤️ SK Pininfarina Diskが遂に我が家にやって来ました。Ya!Ya!Ya!←古くてすいません。この言葉使った割には、ビートルズは好きじゃないです。

 

必要なパーツは概ね揃っています。あとはショップに預けて、タイヤやポジションをプロの意見を聞きながら決定、アッセンブルするだけ。

 

ということで、早速ショップと連絡を取りました。

結論から言うと、2本あると思っていた梯子は、2本とも外されてなくなりました。

 

1本目。

プロショップに電話しました。

1週間程前、「SKが発送されたので間も無く手元に届く」連絡済み。持ち込み連絡の電話をしたところ、並行輸入車をアッセンブルするのは代理店対応上まずいとメカニックが言っていて、やはり引き受けられないとのことでした。

あまりガッカリしません。元々そういうものだと思っていたし、当初難しそうな話をされていたので、アッセンブルしてくれるという話をいただいたときも「まぁ、やってもらえるの?ラッキー!」くらいな受け止め方でしたから。寧ろ、好意で何とかしてくれようとしたがやはりダメだったということなんでしょう。事情をはっきり言ってくれたし。

でも、単なる興味ですが、代理店の締め付けってそんなに凄いんでしょうか。見に来るの?気付くの?そりゃ値段上がりますわな。ショップ監視巡回するよりメール返して欲しかった。。。

あ、SK Diskなら営業に来た時にあれば一瞬で気付くか、色で。なにせ、日本にたった1台かもしれない、並行輸入のお陰で入手できたブルーのSK Disk

 

2本目。

ということで、最初に遣り取りをしていた並行輸入車ショップにメールしました。

私:以前相談したSKの件、フレームが届き、一式揃ったので持ち込みたいのですが。

以降のメールの往復です。

店:SKはDiskですか?Diskはブリーディングキットが無いので受けられませんが、リムブレーキ車のEPSは大丈夫です。混んでいるのでGW明けからになります。

私:(いやいやいや、最初からDiskの話しかしてないんですが、と思いつつ。)Diskです。ブリーディングキットは持込でも購入持ち帰りでも構いませんよ。できる人がいないのであれば、ディスクブレーキには心得があるので、店内で私がやるのでも引き取るのでも構いません。

店:カンパ専用のブリーディングキットとオイルの取扱いが無いのでできないんです。

私:(ああ、これはモノ(や技術〜技術である可能性は否定できないが〜)の問題ではないのだと悟る。)ラストリゾートと見込んでいたそちらから断られるのは想定外であり残念ですが、並行輸入車のリスクだと理解します。依頼してもGW明けからという話でもあったので、いずれやらないといけないメンテを学ぶ機会と思って工具を揃えて自分で組むことにします。

店:サポートしたい気持ちはありますが、店を存続させていくことを優先しないといけないので、ご理解ください。申し訳ありません。

 

なんだ、結局大人の事情だったのね。

 

2本、セーフティーネット(というよりフェイルセーフと表現する方がいいですかね)を確保したつもりでいたショップ組みの予定は、2本とも消失しました。

 

ということで、SKさん到着から1週間後の4月10日、自組決定!

 

結構簡単に自組を決めたようですが、電話じゃないので、やりとりの間にそれなりに考える時間あります。が、まあ簡単に決めたんですけども。

もともと並行輸入車と決めた時点で、自分でアッセンブルする気でした。たまたまショップでアッセンブルしてもらえる話になったのでそのつもりになっていましたが、他人に頼らず自己責任を引き受けることが前提。

要は、もとの話に戻っただけ。(注1)

 

 

さて、自組を決意しました。とは言え、やると色々な障害が出て来ます。

次回からは、進んだり退いたりしながらの自組過程に入ります。

(続く)

 

テキストばかりでは寂しいので、2枚ほど貼っておきます。

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短期間でも微妙にアクセサリー類は変わりますね。

ボトルケージホルダーは、このときのXLAB CARBON WING 400iからミノウラSBH-300に変更。

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ミノウラのベルも取り外しました。(元々着ける予定だったKNOGをハンドルマウントしました。)

POLARのボトルも、ELITEのボトルケージとあまり相性が良くない感じなので、多分SKにはもう使わないです。

 

注1:自組を始めた後、技術情報収集の過程で、依頼したら組んでくれそうなショップも見つけましたが、コンタクトは取りませんでした。ひょっとしたらうまくいくかもと期待して億劫なコミュニケーションをした結果ガッカリするのって嫌じゃないですか、ねえ。

SKさんご到着。到着までの流れと通関手続き。

これは4月3日の話です。 

届きました!

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【DE ROSAの箱と梱包テープが嬉しい輸入品、というか通販品。】

 

一足先に到着のBORA ONEと。

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【こちらは日直商会オリジナルカンパニョーロ梱包テープ。】

 

正規品限定としては、オーナーズクラブとかより例えば非売品梱包テープくれるとかいう方が私は嬉しい。正規品買う気が10%くらい高まるかも。

 

注文から4ヶ月弱、6-8週間の筈の予定納期比2倍近く掛かりました。相手が日本人なら激怒もんヽ(○`∧´)ノでしょうが、もとより相手はイタリア人🇮🇹他外国人の皆さん。と考えればこんなもんでしょう。

 

大体の時系列はこんな感じです。↓

12月15日:bellati sportにオーダー。

1月26日:オーダーから6週間経過。はじめから期待していないので、ノーアクション。

2月9日:オーダーから8週間経過。はじめから期待していないので、ノーアクション。

2月22日:オーダー10週間メモリアルデーを前に流石に音沙汰無しには心配し始めた&ゴールデンウィーク乗れるか気になり出したので、bellatiにステータスを問い合わせ。ディストリビューターに確認する旨返答。

2月26日:bellatiより「工場から翌週出荷予定」(注1)との連絡入る。

それから3週間音沙汰なし。

3月22日:bellatiに再度問い合わせ。「ディストリビューターが明日工場に取りに行く」(注1)との返答。

3月24日:bellatiより発送連絡。

3月30日:川崎東郵便局より通関案内(特定郵便)

4月2日:自分でやるとか面倒なので、通関手続き代行を依頼。

4月3日:長旅を経て無事、開けていないので無事かどうかはわかりませんが、

SKさんご到着。

bellatiとのやりとりは、Andreaさんのかなりライトな英語と私の拙い英語で行われました。

 

今日は通関手続きについて書きます。

bellati sportでは送料100CHFで航空郵便がデフォ。

輸出手続きは駅で行われてますけどね。

 

WiggleやProBikeKitではいつの間にか商品が届きますが、送料有料のbellati sportではトレース可能。↓これは完了後の画面ですが。

 

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このTrack&Traceが税関まで来たという表示になると、、、

 

1.郵便局から通知

高額輸入品なので、荷物が日本の税関まで一旦留め置きになり、川崎東郵便局通関担当からの特定郵便で、通関手続きの案内が届きます。

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2.手続き方法について連絡

1枚目の案内書の「日本郵政に申告代行を委任する」に☑️を付けて電話番号を書き、

同封の通関委任状に名前他と希望する連絡方法(メール)、納付方法・内容物確認書に多分正しかろう内容を書いて、計3枚を川崎東郵便局に返送。FAXか郵送ですが、多分FAXしました。

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代行手数料は6,600円だそうです。正規品には掛からない(込み)と考えると高い気もしますが、川崎まで出向く時間を考えると十分ペイしますので、迷わず代行を依頼しました。

 

日本郵便に委託する場合(他は知りません)、通関手数料と消費税の支払いは、Pay-easyペイジー)になります。

この手順書が上の書類と一緒にきたと思うのですが、これだけ見てもよくわかりません。そもそも納付番号とか確認番号とかまだないので、手続きしようがないですし、ATMからじゃなくネット振込だよね、という話ですが。

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3.川崎東郵便局から代行手数料と納税額・Pay-easyの番号通知

4ページからなる添付ファイルが付いたメールが来ます。

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メールの添付ファイルはPDF4ページ。

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 Pay-easyの決済に必要なコードはこれら書類に記載されているので、これらが届いてからの支払いになります。

 

4.支払い

三菱UFJ銀行(郵便局の指定金融機関という訳ではないので他の銀行で構いません)のインターネットバンキングで、通関手数料6,600円、消費税16,600円それぞれ振込。支払い先が違うので、纏め払いはできません。納税関係なので、振込手数料は掛かりません。消費税は痛いですが、自転車は輸入関税対象外です。自由貿易の国っていいですね。

 

5.通関関係書類(写)

フレームと一緒に届いたものです。

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 申告書控(納付前にPDFで貰ったのと同じもの)と、

 

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許可通知書です。同じデータから出力されたものなので、見分け困難です。

 

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これは申告用インボイスかなんかですかね。

 

あとは定番の、

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不服申し立ての案内。

 

6.商品同梱物

箱の外側に貼り付けられてきたものです。

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インボイス

 

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これは3枚綴りになっている(下段右の表示だけ違う)のですが、輸出申告書だと思います。

 

以上輸入関係の手続きでした。

人に任せたからでしょうが、簡単でした。

 

さて、いよいよアッセンブルです。

Why SK? #7から少し変化あります。

並行輸入ショップとは別に、デローザ正規店である、とあるプロショップからもアッセンブルしていただけるとの話をいただいていました。プロショップの心理的な敷居は高い(正直なところ常連とは接触しない方が楽だし、若い気さくなスタッフとか却って面倒。朝練やツーリングも遠慮します。極力幽霊部員になりたい。)ですが、とある縁あって、並行輸入車は本当はダメなんだが、組んであげると。(持込み料金になるので、そのショップで買った人よりは高い工賃になりますが。)

 

色々考えて、このプロショップに依頼することにしていました。

 

フレームが届く前に、大方のコンポーネントの収集も終了。いよいよSKが形になります。ワクワク。

 

(続く)

 

注1:日本での外車の扱いは、客注(予約)とショップ見込み注文と少量インポーター在庫予定をインポーターが纏めてメーカーに予約発注する(見込みの当たり外れにより早期売り切れ/売れ残りが発生する)と聞いたことがあるのですが、私のような海外ディーラー車がどういう流れで発注・製造されてイタリアのファクトリーから出荷されてくるかは分かりません。未塗装半製品を中国で在庫していて、カラーオーダーがある程度纏まったらイタリアに運ばれて塗装されるんではないかと推測。