甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

アッセンブリー #18(バーテープ巻き)

DE ROSA SK Pininfarina DiskCampagnolo Record EPS DB 自組。アッセンブリー4日目その5。

 

20.バーテープ巻き

用意するもの

・デローザ SK Pininfarina Disk(フレーム+フォーク)

・URSUS MAGNUS H.01(ハンドル)

・カンパニョーロ EP18-HPDRF6EPS/EP18-HPDLR6EPS(左右エルゴパワー)

・URSUS MAGNUS バーテープ(ハンドル付属品。単品売りなし、補修部品での購入可否不明。)

GIZA PRODUCTS YHB00200(バーテープストッパー)

・デローザ純正エンドキャップ(付属しないので単品購入品)

・ブッシュ&ミューラー サイクルスター901/2(ミラー)

・ハサミ

・3mmHEXレンチ

 

パーツ↓

liprofumodellarosa.hatenablog.com

前行程↓

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

URSUSバーテープ関係。写っているのは、バーテープ、ロゴなしテカリのイマイチな仕上げテープ×2、バーテープを切って作った目隠しテープ×2(最初からこの状態で入っていたかも)、あんまり洒落てない真っ黒なロゴ入りエンドキャップ×2。

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素材は本革風シリコンでしょうか。

 

バーテープ断面は低いドーム型。幅30mm×最厚部2.65mm(粘着テープ&保護テープ込)。

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何と!他のを見たことがないので、この形状が普通なのか特殊なのか、厚手なのか普通なのか薄手なのかも分かりません。

 

粘着テープが貼られているのは、真ん中の9mm程。狭すぎない?

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それを養生するテープが5mm程しかなく、さっぱり合っていないところがイタリアン。

 

バーテープはフィジークのロゴ入りを買おうと思っていたのですが、ハンドルを買ったらこれが付属していたので使うことにしました。URSUSのロゴはなかなかイケてると思います。

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まあ熊、熊、熊、熊って書いてるだけですけども。

 

さて、

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左巻きました!

まだエンドカットとバーテープストッパー被せてませんが、途中工程写真無し。

両手が塞がり、リズムが要る作業だったので、途中の写真がないのです。

 

まあバーテープの巻き方は、素人の下手な作業よりもよっぽど参考になるブログが幾らでもあり、綺麗に巻くコツはそっちを見る方がいいですしね。

 

自分の成否を問わずこの写真の段階までの注意点は、

・バーエンド部を巻き込める程度に残す→最初に巻いた左は不足した部分がありました。

・強く握っても緩まないよう「内側に巻き上げる」→左は時計回り、右は反時計回りです。因みに下から上に巻き上げるのが作法だと思いますが、作法に関わらずエアロハンドルバーで上から下に巻く人はいないでしょう。

・基本的に1/3重ね。間違っている可能性がありますが、私の認識では厚手なので、これがコンフォート仕様だと思っています。

URSUS固有の注意点として、

・ロゴは片側だけなので天地がある→無地を前、ロゴを手元にします。どんな鈍くても巻き始めた瞬間に気付くでしょうから注意点にもなりませんが。

・型押し同色なので目立たないがロゴを揃える→下ハンはロゴが上・気持ち外寄り、上ハンはロゴが上に来るようにしましたよ。

 

微妙な失敗は、左エルゴパワー基部を隠すための巻き方が正統でなく、テープをカバー後方外側に縦巻きする格好になりました。右は上手く巻けたのですが。

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そんな目立たないからいいか!

↑ロゴのときと言ってること違います。

なお、1つ前の投稿で書いている左掌の「靴擦れ」は、エルゴパワー自体の前傾よりもこれによってエルゴパワー後上端からボルトヘッド付近に大きな段差(まさに写っています)が出来たためかもしれません。→先週末(10/7)に対策をしてみた。


右。バーテープのエンドを切ってバーテープストッパー被せました。これならベタつくとか剥がれるとかありません。
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折角のエアロハンドルバー、テープは肩までしか巻きません。

 

左にはデローザのエンドキャップを装着します。
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バーエンドに余らせたテープが短くて上手く巻き込めないので、初め連れて巻き込めるようテープを貼り、結局はバーテープに切込みを入れて収めました。カンペキに収めるのは次回の課題。

DE ROSA(デローザ) BAR END PLUG (1pr)

DE ROSA(デローザ) BAR END PLUG (1pr)

 

デローザ純正のエンドキャップはただ差し込むタイプです。

 

右も巻きました。左の犠牲を乗り越えて、初心者の自己評価は合格点。

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左右内外ともちゃんと基部は隠せました。

 

右にはミラーです。Jekyll800で愛用(というか落車や金属疲労で首が折れるので、通算で4つも使っていると言うのが正しい)の901/3のロード用姉妹品、ブッシュ&ミューラーのサイクルスター901/2。60mmパイ。

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/2 サイクルミラー

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/2 サイクルミラー

 

 

装着は、バーエンドに差し込んでから3mmHEXでウスを広げる方式。

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はじめこの状態で妥協しましたが、バーエンド上端を巻き込み損なっているのが気に入らないので、後で直しました。

 

ミラーですが、これさえあれば後方目視不要という訳ではないです。が、後方の状況が常時掴めるので、追い付いてくる車の存在や相対速度が大凡分かったり、一瞬首を振るだけでレーンチェンジ・右折の態勢に入ったりできるのが有難いです。あと抜き厨が追って来ないかとか勝手トレインいないかとか。ミラー付車に乗っていると、ミラーがないViale L乗るときはやっぱり怖いです。

ロードのミラー装着率どうかと思いましたが、思いの外多い印象。尤も装着率が一番高いのはジジババのママチャリだと思うのですが、どうしてあの人たちはミラーがあるのに後方の安全確認もせずにいきなり右折をカマしてきたりするんでしょうか。

尚、キャットアイの45mmパイは実用には小さ過ぎ、ブッシュの80mmパイはデザイン的に大き過ぎ、四角いのは無駄に外に張り出すので、ミラーはこれ一択だと思います。

ダンシングで膝に当たる云々あったり、停車時にハンドルが切れる等ちょっとしたことで向きがズレたりしますが、直すのは簡単なので特に困りません。

 

初めてバーテープを巻いた私が次回に向けて教訓にしたいと思ったこと。

 

(1)バーエンドには両面テープを貼る。長めに貼る

これ1番大事。でも何故か誰もやってない。URSUS固有の問題か、バーテープ裏の両面テープが細くて粘着力が足りないのか(多分巻きは緩くないと思う)、エンドキャップ装着時に巻き込もうとして引っ張られると解けてきます。いや、粘るんですが接着力が足りなくて滑ってくる感じ。積極的に固定した方がいいです。

逆に保護用のビニールテープを全周に巻く必要は無いと思います。バーテープを剥がす時に糊残りが大変なんて記事も読みますが、カーボンは多分大丈夫。しかもURSUSは粘着テープの量が少ないかもしれないwww

 

(2)バーエンドのテープは長めに残し、切り揃える

私は短くて押し込むのに苦労したのですが、そもそも斜めでバーエンドに対して長さが均等でない状態よりも、十分な長さをとってバーエンドから等長に切り揃える方が簡単。バーエンドに直交の向きで1周巻くというのもあるようですが、無駄に太くなるし少なくともURSUSのドーム形状では余計な角度付けない方がいいと思いました。

 

(3)巻き方の工夫では隙間は隠せない

目隠しテープを使わずに隙間を隠す作業は、素人には時間の浪費でしょう。

 

(4)バーテープはシリコンストッパーで綺麗に固定

ショルダーまでしかバーテープを巻かないエアロハンドルでは、丸ハンドルと比べて仕上げ部分に触れることが多いと思う(丸ハン乗ったことがないので推測)ので、粘着テープでない方がいいと思います。タイアップでブランドロゴか入ったら(デローザでもカンパでもURSUSでも)、もう少し高くても買います。最初に通すのを万一忘れるとハンドル周りの作業が全部やり直しになるのが玉に瑕でしょうか。

 

よし、イケてます。

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続きます。