甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

R357の自転車通行(西行き)

先日の南船橋からの帰り、市川市二俣から南下して二俣交差点を右折、R357西行きに入って自宅に向かっているTrek FX3 Diskを駆る私。

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進行を開始して450m、二俣新町駅前でこんな標識に遭遇しました。

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自転車車道通行禁止‼️

この駅周辺の区間、本線上他に1つも標識がないと思うのですが、まさかの自転車車道通行禁止(正確には「自転車通行止め」)と歩行者通行止め標識がありました。速度標識じゃないんだから途中にいきなりあっても困るんだけどさ。

 

R357の自転車車道通行禁止については過去2回言及しました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

これ元々、船橋市西浦2丁目の西浦高架橋入口(西行き)にある自転車通行止めの標識を起点にしているのだと思います。大体自転車用は起点明示ないですが。

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この標識のせいで区間でもとりわけ狭くて走り難い歩道に已む無く上がるのですが、自転車のことなんか考えちゃいない日本の道路あるあるで終点が明示されていないので(自動車用ならちゃんと設置されるのにね)、私はここを通るときはいつも起点から900m先の上記二俣交差点手前で車道に降りていました。

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二俣交差点には自転車通行止めの標識ありません。今回偶々二俣交差点に北から進入しましたが、東からも北からも南からも標識はありません。つまり私の「二俣交差点でさっさと降りる」行動で問題ない筈です。

因みに西浦高架橋の下の西浦交差点にも自転車車道通行禁止の標識はありません。

ほら。

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交差路もほら。

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なので西浦交差点からR357に合流する自転車は車道に入ります。そして標識のない二俣交差点もそのまま車道を西進します。全く矛盾はありません。

そもそも歩道に自転車通行可の標識ないもんね。まともな自転車なら歩道に上がりません。上がったら通行区分違反です。

そうして450m進むと、突然二俣新町駅前で騙し討ちを受けるのです。(初めの写真より少し引き)

5〜6回通っていて正直初めて見つけたのですけども。

 

この標識の手前最後のチャンスである二俣新町駅へのランプ(出口)にも、勿論標識はありません。

なので、原理原則通りの筈の車道左端を走る自転車は、お巡りさんがいたらここで捕まるようです。この標識は起点ではありません。「禁止区間内」です。

実際に捕まるのは私を含むごく一部のローディーだと思いますが。

何それ。

まあこの20m先の二俣新町駅からR357へのランプ(入口)には標識ないし、

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運河を渡ったすぐ次の交差点にもないので、通行止めは標識の20m先の交差点で解除されのかもしれませんが。

「(車道を走ってはいけない)かもしれない」運転で捕まると困るので、その「20m先の交差点」から歩道に出ましたが、この交差点の横断歩道にも次の横断歩道にも自転車横断帯はなく、高谷ジャンクション下の横断歩道にも自転車通行帯はありません。

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あるのは交差点への自転車(と歩行者)の進入を禁ずる標識。

R357本線には勿論自転車通行止めの標識はありません。交差路からの入口にだけあります。ここからR357に入る自転車は止められますが、本線通行中の自転車は下ろせません(実際下りたことないし)。

にしても、 どうしてこういう自転車横断帯通行の危険がないところには自転車通行帯がないんでしょうか。

車道を走る自転車に交差点で自転車通行帯を通らせるのは危ないから止めるべき(左折に見せ掛けて直進するとか危険運転としか言いようがない(注1))ですが、ここは本線車道から離れた歩道なので、直進と左折の混同などありません。

自転車に横断都度下車させるという発想でなく、「横断歩道上の歩行者の通行を妨げるおそれのない場合は、自転車に乗車して通行できる」というどこに書いてあるか知らないロジックなのでしょうが、ここは歩行者なんかまず通らないけどいたら自転車を降りないといけないし、逆に馬鹿にとっては乗車通行の禁じられる「恐れの有無」なんて限りなく存在しないので降りやしないでしょう。

と設置者の馬鹿さ加減が気になりつつも、R357西行自転車車道通行禁止は、900mで終わりではないらしいことが分かりました。どこまで続いているのか注意して走ってみましたが、結論は「市川大橋を渡り切ったところまで」ということのようです。

江戸川を渡って本行徳に入った以降は側道を含めて自転車通行止め標識はありません。

まあ終点を明示しろよというところではありますが。

 

と、ここでまた気付きました。

2枚目の写真。

「自転車歩道通行可」の標識がありません。

いかん。歩道上がっちゃいけなかった。

1枚目もだ。自転車は歩道通行不可でした。これはそもそも入口にないのがおかしいけど。

 

訂正するとこうなります。

西浦高架橋手前は、左折して1本外の道を迂回します。(因みにこの道、逆一方通行です(軽車両を除く)。)

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要は高架に上がるなってことだな。

次の二俣新町駅前は、あるべきところに降りろ標識がないのだから撤去漏れ標識として千葉県警本部か市川警察署に連絡するのがよさそうですが、駅裏を回ります。

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そもそもここに標識があることを知らないとできないというところがセンスないですが、標識を発見した瞬間に本線から外れようにも一方通行出口なのでできません。

この350m先でR357本線に側道と湾岸市川インター下りが同時に合流しまして、カーブでいきなり2車線+2車線+1車線車=4車線になるので車で走っていても怖いのですが、その辺の配慮はなさそうです。

 

これで自転車車道通行禁止と自転車歩道通行禁止の折り合いが完全につきました。

まあ安心してR 357を走ることができる答えが見付かりましたね。

設置者の意図とは違う可能性大ですが、私の解釈が正しいでしょう。

 

注1:警察にも理解している人はいるようで、自転車横断帯の撤去を進めているそうです。

www.police.pref.hyogo.lg.jp

で、車道横断帯のない交差点では、

車道通行の自転車:車両用信号機に従って車道の左側を通行して交差点を進行する。

横断歩道通行の自転車:歩行者用信号機に従って、横断歩道を通行して交差点を横断する。(※横断歩道上の歩行者の通行を妨げるおそれのある場合は、自転車を押して通行しなければいけません。)

ホント?「歩道通行の自転車」でなく最初から「横断歩道通行の自転車」なところがおかしい。