私はフロアポンプも携帯ポンプも持っていなくて、電動ポンプ FUMPAを運用。
これではない、microUSB充電、ノズル付きの初期型モデルですが。
帰省に際しては色々忘れないように気を付けなきゃ、と意識していましたが、FUMPAを家におき忘れてきたことに、9日土曜日夜気付きました。
一昨年はアームカバーを忘れましたが、アームカバーは日焼け止めを塗れば問題ない訳で。
空気入れは、、、田舎の実家には農作業用の猫車も母の電動アシスト自転車もあるのですが、フロアポンプの米式・仏式アタッチメントは往々にして紛失しているのでした。使わないからね、普通は。
買おう。
自宅と実家の間を持ち運ぶものは少なければ少ない程いい。
田舎でも翌日届くアマゾンに、CYCPLUS CUBEをオーダーしました。
FUMPA持ちとしては、FUMPAをもう1つとか小型化したnanoFUMPAという候補も考えられますが、AmazonのnanoFUMPAのページでレコメンドされていたこっちにしました。
決め手はサイズ。アタッチメントが外付けされて出っ張るnanoFUMPAよりもアタッチメントが内装されているCUBEの方がコンパクトです。
あと値段も安いし。nanoFUMPA15,900円に対し、CYCPLUS CUBEは12,999円(注1)。
どっちもプレッシャーゲージが装備されていないので、それは別に用意しないといけませんが。
届きました。
10日日曜の午後に。オーダーから16時間後くらいかな。
小っさ。電動ポンプは発熱が酷いので、シリコンカバー付属ってのはいいですね。
これでこの帰省中も乗れるぞと。
早速SK Pininfarina DiskのGP5000TLにチャージしました。
初回ライド前はプレッシャーゲージが無かったのでチャージスピードが不明でしたが、初回ライド後にプレッシャーゲージが届きました。
FUMPAのデジタルゲージです。コンパクトなのはいいですが、コンパクトなものは大概高価です。これは7,900円します。自宅に持ち帰り、実家にはパナレーサーのデジタルゲージを次の帰省のときに持ってこよう。でも自宅のチャージャーはゲージ付きだから活躍機会ないかも。
さて、ゲージが届いたので、実際にCUBEの能力がどれくらいか見てみました。
50psiから90psiまで、90秒程掛かります。説明書では700×25Cを0psiから80psiまで80〜90秒で2本分のキャパってことでしたが、充填能力半分、低圧からだと2本は無理じゃないかしら。
ライバルに当たるnanoFUMPAの能力は知りませんが、FUMPAと比べると大分低いです。
最大気圧が100psiと低いので、プレッシャーが上がったところに更にエアを押し込むだけのパワーがないのか、FUMPAよりホールドがいいように感じましたが実はホールドできていなくて横漏れしているのか、ちょっとその辺りは不明です。
動作音はFUMPAに比べると大分静かですけどね。
バッテリー容量が小さくて、充電時間も短いですが、動作時間も短いです。
携帯前提かもしれませんが、少し工夫しないと、使い方はちょっと難しいですね。
私は嘗ての名機ボッシュPAG14.4をR32GT-Rに車載していますが(注2)、
liprofumodellarosa.hatenablog.com
今年ボッシュは久し振りに電動エアポンプを発売していまして、
多分チャージスピードは遅いのですが、英式バルブアダプターやボール用、遊具用アタッチメントも付属しているので、FUMPAやCYCPLUSよりもこっちの方が汎用性は高そうです。値段も安いし。
スポーツサイクル用という拘りがない人は、こっちを買いましょう。
まあFUMPAもCUBEもEasyPumpも、米式バルブにこそ対応していますが、バッテリー容量が小さいので、自動車用タイヤには使用するには足りないでしょう。FUMPAは自動二輪には使いましたが。その辺まで考えると、やっぱりPAG。
まあ標準FUMPAのチャージスピードがないとチューブレスタイヤのビードは上がらないような気がするので、そこの手当ては必要ですが。
注1:2023年9月9日のAmazonでの販売価格。
注2:こいつの難点の1つは、仏式バルブアダプターの装着性が悪いことで、アダプターと一緒にバルブコアが抜けることが多々あるため、あっても敢えて自転車には使わない。