SK Pininfarina Diskのタイヤ・エアープレッシャーが推定40PSIと不足（別記）しているため、帰省実質初日、9月10日日曜日はライドなし。
朝から晴天で、最低気温は21℃と浦安より5℃も低いのに32℃と1℃高い最高気温に向けて急ピッチで気温を上げていくなか、ランも見送り。結局実家でダラダラして夕方まで過ごしましたが、その後は今帰省2回目の外食でした。
米沢市でフレンチというと、昔、大分昔、デパートが3店もあって栄えていた当時の中央にあった（が入ったことは多分ない）ぐらいの記憶なのですが、美味しい店があるらしいという情報を数年前にキャッチしていまして。
今日初めて行ってきました。
レストランみながわ。
restaurantminagawa.wixsite.com
若干分かり難いロケーションらしいですが、米坂線より南側に広がる市街地とR13より東側はさっぱり分かりませんが、他は大体の土地勘のある米沢市、三沢の同店にもあっさり辿り着きました。
ランチ、ディナーとも完全予約制です。
上杉城址苑の総料理長を務めたオーナーが2008年に開店したそうです。
前菜はキッシュ、ラタトイユ、鰯のエスカベッシュ。
小さいお店です。最大20席とのことですが、標準レイアウトだと14席です。
じゃがいもとズッキーニの冷製スープ。
本日のディナータイムのお客は我々3人だけでしたが、落ち着いたいい感じのお店です。
サワラ、銀鮭と赤海老のポワレ（手を付けた後なので盛り付けが乱れています）。
メインディッシュのステーキのグレードにより、ディナーコースの代金が変わります。
米沢牛フィレステーキ、キノコとバルサミコビネガーのソース。サラダ付き。
国産牛だと5,500円、県産牛ランプだと6,500円、県産牛フィレで7,500円、米沢牛フィレで8,500円。
デザートは、桃のババロア、フルーツ、りんごの赤ワイン煮、フルーツケーキにフランボワーズのシャーベット。
ウィンナー・コーヒー（嫁がババロアの生クリームを載せたもので、提供されるのは普通のコーヒーです）。
私はキッシュのサク感が素晴らしいと思いましたが、野菜の生産者である母が珍しく野菜の味を褒め、嫁はスープ、ポワレ、ステーキのメインストリームをいずれも絶賛。また連れて来い、と強要されました。
厨房からフロアまでシェフが1人でやっていまして、お歳な訳なので詮索はしませんが、予約制なのは仕入れその他を確定させて営業するためなのだろうと思います。
このクオリティのフルコースで8,500円は安いのですが、所得水準が低く、フランス料理ってガストやココスのことか？ってくらい馴染みのなかろう米沢で、果たしてビジネスが成り立つのかというところが私には気になりますが、クオリティの点からは間違いなくお薦めできます。ランチは3,000円から。
尚、イル・レガーレと同じくこちらも現金オンリーです。持ち合わせの少ない時は、財布を確認してから行きましょう。
ごちそうさまでした。
