甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

DIRETO復旧Zwift復帰

先日ベルト切れで修理が必要になったELITE DIRETO。

書き散らしてそれきりだと、ディストリビューターの問題を疑われる可能性があるので、その後の顛末を。

 

梱包資材の調達問題から発送にすんごく時間掛かりましたが、発送から1週間応当日に帰ってきました。あっさり。

送りは佐川急便着払い、受けは佐川急便発払い。保証修理はロジも含めて0円。

但し、保証修理なので、というか家電だったら保証修理でも付くと記憶している修理明細なし。今回の保証修理部は延長保証が付きますが、普通に保証切れ後に同じ事態に遭遇した場合に幾らになるかわかりません。

 

届いた日にはJekyllを装着し、動作確認のため1分テストライド

 

その後暫く放置していました。

 

で今日久し振りに乗りました。

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で、10分で気力が続かず終了。

あぁ、やっぱり実車乗っちゃうとインドアはキツいな。

 

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10分、6.48km、126kcal。

 

装着に先立って、フリーハブにグリースをガッツリ塗り込みました。ラチェット音が静かに、というか殆ど聞こえなくなりました。

 

スマートトレーナーと言えば、ブラックフライデーを控えたWiggleのセール。

最も静粛性の高い最高級トレーナー“TACX NEO2”。

www.wiggle.jp

113,300円だそうです。値段が値段なので消費税は掛かりますが、最近スマートトレーナーは値下がり傾向とは言え、1つ古いモデルになったとは言え、普及版のDIRETOと同じくらいの値段。これは…、今持ってないなら、これを買うんじゃないかな。

いや、更に下がったDIRETO Xか、より下のモデルながら初代DIRETOと機能・性能変わらないSUITOのか、在庫処分のDIRETOなら安くなったNeo2の半値。

 

まあ壊れない限り買い換えないので関係ないですが。

「QUEEN  SUPER FIREWORKS〜夜空のラプソディ〜」という花火大会に行ってきた。

石垣島の花火大会は11月だったと思いますが、ここ浦安でも本日は花火大会。

というか。

 

本日開催「ウラヤスフェスティバル2019」のフィナーレ・イヴェントの花火でした。

urayasufestival.com

 

こんなやつ。 

www.urayasu-hanabi.com

QUEEN  SUPER FIREWORKS〜夜空のラプソディ〜」

 

「バンド公認、クイーンの音源とのシンクロで13,000発打ちあがるSUPER FIREWORKS」という、世界初の「芸術花火」イヴェントだそうです。

www.universal-music.co.jp

11月3日大阪、今日の浦安、11月30日の宮崎と3回開催だそうです。

 

総合公園では、15時から巨大スクリーンでQUEENのミュージック・ヴィデオやら映画「ボヘミアン・ラプソディ」のLIVE AID部分を上演。市内遠くに住む同僚は「花火の音だけ聞こえた」そうですが、会場近くシンボルロード沿いに住む同僚は、路上イヴェントやっている昼間からずっとうるさく、クイーンは曲が何だか分かる程聞こえて、家ではテレビ見れなかったと。かといってそういうの承知で住んでいるので、クレームするようなおかしな人は知人関係にはいませんが。

うちは18時半からの花火だけ参加。

座席はパイプ椅子の全席指定で、花火大会として考えると随分と高価な6,480円税込@1人でした。27,000人以上来場しているそうです。割と小さい花火を使って演出していることもあると思いますが、夏の浦安市花火大会の6,600発の2倍、13,000発を1時間弱で打ち上げます。

うちは中央部(巨大スクリーンの真正面近く)前寄り。

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(スクリーンの画像)

 

で、内容。

リミックスして「Made In Heaven」に収録したとはいえソロ曲である「I Was Born To Love You」とやはりフレディがモンセラート・カバリエとデュオした「Barcelona」が入っている、クイーンというよりもフレディ・マーキュリー企画な感じがしますけども、曲と花火がうまくコラボっていました。

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照明の如く右に左に走るトラ、頭上に迫る大玉。
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南風に乗って真正面から流れ来る煙はスモークの如く、塵も降ってくる。市民花火的でないロックな会場でした。ディズニーの毎日花火なら中止の環境かな。
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動画だと良さが分かるのですが、さすがに著作権的に厳しいので、自粛。
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なかなか良かったです。

LIVE AIDもそうでしたが、クイーンの単純な曲はこういうノリが大事なイヴェントには強いですな。

 

ただちょっと、PAがうるさい。すごくうるさい。スタジアム・ライヴのPAってこんな感じなのかしら。私はロックの王者ZEPフリークですが、度を過ぎた音量は無理。

クリアレンズのサングラスと耳栓持っていくべきだった。

 

A4版16ページパンフレット付き。

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(11/19追記)

セットリストが公表されています。

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https://www.urayasu-hanabi.com

 

本日のライド R357経由江戸川サイクリングロード右岸(宝珠花橋までの往復)

本日は晴天。

 

乗ります。 

朝7時出発。

 

冬晴れというには少し早く、風も弱いですが、いい天気です。

 

三番瀬の先に幕張。

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木村拓哉さん主演のドラマ「グランメゾン東京」で、玉森裕太さんと吉谷彩子さんが勤めているという設定のホテル。

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ホテルは海の真ん前なので、中からの景色いいでしょう。景色はいいでしょうが、これのお陰で今年・最後のエアレースのピットは設置されず、高層建築が無かった新浦安エリア最奥部のスカイラインが台無しですけども。(注1)

 

KOSHIGAYA GOLF CLUBは営業再開。やっぱり商売は強いなあと思いましたが、ラフは芝というよりも砂が残っているようです。グリーン以外は、茶色と灰色混じり。

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本日の折り返し地点、宝珠花橋手前から筑波山

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首都圏外郭放水路 地底探検ミュージアム龍Q館
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富士山ですが、9時過ぎると霞み、視認はできても写り難く。海岸から37km付近が高ーいスーパー堤防で高圧電線も前を走っていない1番のビューポイントかと思います。もっと北上すると富士山は却って遠くなります。
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遥か前方に臨む外環道路の銀色の遮音壁とスカイツリー
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今日は妙にバテました。

バターコーヒー1杯とバナナ1本の朝食が足りなかったか。

早めに携行食摂取。前に試供品で貰ったアミノバイタルプロ(消費1)、スポーツようかん小豆・カカオ(消費各1)。

アミノバイタルは、スポーツジェルの問題である封を切った際に脱落する恐れがある飲み口付近に工夫のある商品でした。これなら乗車・運転中でも摂取できそう。結構酸っぱいですけど。

5分補給休憩をすると、ざっと2.5km走る時間を使います。周りを走っているローディーよりも私の方がペースがいいのですが、5分停止によってだいぶ前に抜いたローディーにも抜き返されます。まさにウサギとカメの世界。

「車上補給中ハンドル操作を誤って落車」とかバカ過ぎ、ゴミを気付かず落とし散らかすとかは反社会的なので、停車して補給していますが、ゲータレード経口補水液で溶いたら塩・ミネラル類、クエン酸と糖分が全部車上で摂れるのではないかしら。

 

《Runmeterによる走行データ》
正味走行時間: 3時間46分
休憩時間: 28分26秒
距離: 112.29 km
平均スピード:  29.81 km/h
最高スピード: 時速 50.99 km/h
登り: 89 メートル
降り: 107 メートル
消費カロリー: 3,033kcal

 

バテながらだった割にペースはよかったか。

 

尚、R357からサイクリングロード入ったところ妙典土手裏ストレートは、災害対策工事のため来年3月末まで閉鎖になりました。通行者は土手上を迂回します。部分的に草道(轍あり)と砂利敷き+ゴムシート敷き道です。ロードバイク的には、草は何とかなりますが、砂利は無理なのでゴムシート上の一本道が選択肢。が、シートの幅員は1mか、モジュールが尺かインチなら90cm(未計測)。自転車はロードバイクとハンドルカット車以外は通行不可ですね。対歩行者も、すれ違いは止まればいい話なのでできますが、追い越しは不能。絶対不能。待てばいいだけなので大した支障ないですが、不能です。

歩行者を邪魔にしてはいけませんが、カートやベビーカー押している人以外わざわざシート上を通る必要ないし、歩き/走り易くもないのだから、砂利上を通って欲しいというのが正直な気持ち。私なら迷わず砂利、というか路側の草地に行きます。ゴムシートは柔らか過ぎて、走ったら捻挫しそうだったし。「誰がそれを必要としているか」の観点からは自転車乗りのエゴではないと思うのですが(石撥ねリスクを考えれば、ロード以外の自転車もシート上を通る理由はある)、そもそもが整地嫌いのトレイルランナーの考えることは標準から外れてるのかもしれません。

 

注1:私はそう思っていますが、好意的に捉えている人もいます。嫁はランニングの際の風が強くなって大変だとネガティヴ心証。

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019 at Suntory Hall

日本・オーストラリア友好150周年です。

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本日はサントリー・ホールでウィーン・フィル。 

 

www.suntory.co.jp

 

ウィーン・フィルと入れ替わりにベルリン・フィルもやってきますが、財布の都合で二者択一。

90年代のクラシック音楽愛好家としては、オーケストラといえば「ウィーンとベルリンが双璧」というのがイメージなのですが、最近は少し水を開けられているらしいです。

でも私はウィーンの方が好き。

 

https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/file/WPH_2019_1115.pdf

↑フライヤーへのリンク

 

レビューです。

 

席は2階中段の正面。

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天下のウィーン・フィル、オケA席で32,000円。。。というのは、チケット代高騰前の90年代初頭の相場を知っている私には、オペラのプライス。

 

今日の指揮者は、今回の来日公演の主戦であり、今年のニューイヤー・コンサートも振っている同楽団/歌劇場管弦楽団と縁の深いクリスティアンティーレマンさん。

ベルリン・ドイツ・オペラとドレスデン・シュターツ・カペレの音楽監督を歴任し、00年からはバイロイトで毎年振っているという、ワーグナー好き、オペラ好きにはど真ん中の筈ですが、私21世紀の指揮者に全く疎いので、実は聴いたことがない。

 

<プログラム>

(第1部)

リヒャルト・シュトラウス交響詩『ドン・フアン』作品20
リヒャルト・シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』作品28

(第2部)
ヨハン・シュトラウスII世:オペレッタ『こうもり』序曲→オペレッタ『ジプシー男爵』序曲(差替え)
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力(ディナミーデン)』作品173
リヒャルト・シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』作品59 組曲

(アンコール)

エドゥアルト・シュトラウスポルカ・シュネル『速達郵便』作品259

 

リヒャルトがシュトラウス・ファミリーの一員であると錯覚しそうな、オール・シュトラウス・プログラムでした。

ウィーンの「ばらの騎士」というと、いつまで経っても94年のクライバー来日を聴き逃したのが悔やまれるわけですが、オペラ指揮者ティーレマンさんがどんな風に振るか楽しみ。

「こうもり」序曲がドロップしたのは残念です。「ジプシー男爵」よりこっちの方が好き。アンコールでやってくれる期待もしましたが、ありませんでした。 

 

 

さて、演奏。

同じ中東欧の古豪、先日のワルシャワ・フィルはソリッドな弦に柔らかい管が印象的でした。こちらは、甘過ぎないシャープな甘みを帯びた、しなやかで美しいウィーン・フィルサウンド。鉄板。

ティーレマンさん、指揮者としてはまだまだ若い60歳。颯爽としています。よく動きます。実にアクティヴな指揮姿でした。C・クライバーの如く「踊るような」と形容するには腰と膝をもっと柔らかく動かさないといけないでしょうか。ニューイヤー・コンサートのようなタクトを降らない指揮に本当にオケが反応しているのか勝手に弾いているのか(ウィーン・フィルの十八番ばかりですから)、内側に入ったことのない私はわからないのですけれども。

3管(シュトラウス・ファミリーの曲も管楽器を1枚落としてパーカッションを増やした80人級)の大きな構えで演奏されているので、このコンビでのリリカルな曲の演奏イメージは今ひとつ掴めませんでしたが、ティルの活気もばらの騎士の退廃感も実に素晴らしかったです。

コンサートは熱狂的な拍手に包まれて終了。ティーレマンさんは、オーケストラが退出した後もカーテンコールに出てこられました。最後に退出したのは、何かトラブルがあったのか、ピッコロ奏者(だったと思う)。

 

入場料に込みの無料パンフは、48ページの立派なもの。

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ポジティヴ・サプライズはないかもしれないが、やっぱりウィーン・フィルは裏切らない。

まだ実現していませんが、ティーレマンさん率いるウィーン国立歌劇場の来日公演希望。(ワーグナーがいいな、「神々の黄昏」あたり)

BBC Proms JAPAN 2019 “Last Night of the Proms” at Bunkamuraオーチャードホール

本日もオーチャードホール です。(アップしたのは2日後の6日ですが)

 

その前に、11月1日オープンのSHIBUYA SKY行ってきました。

地上約230mの眺望。

北、代々木公園から新宿副都心方面がよく見えました。

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東の東京湾最奥部もよく見えました。自宅がどれかは分かりません。
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新国立競技場初めて見ました。
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羽田には西からの着陸機が続々。

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景色見るには夕暮れが1番です。4日の日没は16時46分。
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今日は素晴らしい晴天でしたが、富士山の方角が曇りだったのが残念。

でもオープンスカイ&胸高ガラス柵の開放感が素晴らしかったです。

これからの季節は寒いので、暖かい格好で行くか、屋上からさっさと退散して46階のバーか回廊でゆっくりするのが吉かと。

11月分の入場券販売はweb予約のみです。

www.shibuya-scramble-square.com

因みに渋谷スクランブルスクエアは、2階空中通路を渋谷ストリーム方面からアクセスすると行列になるようです。地下から入った我らはスムーズに2階にアクセスできましたが、人酔いする私は大混雑の各フロア回るのは止めました。

 

で、オーチャードホール

www.bbcproms.jp

 

初日「First Night of the Proms(ファースト・ナイト・オブ・ザ・プロムス)」に続き、「Last Night of the Proms(ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス)」参戦。

この日だけ単独フライヤーがないので、全体版↓

https://www.bbcproms.jp/image/index/bbcproms-japan.pdf

公演日別サイトはこちら↓

www.bbcproms.jp

 

今日はピアノじゃありません。ソリストとして1番聴きたかったのはヴァイオリンのワディム・レーピンさん。

 

演奏のクオリティよりも「会場の雰囲気を楽しむには中段以降でしょう?」のA席。

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ロイヤル・アルバート・ホールならアリーナを見下ろす4階でもいいくらいですが。

ただ、音響の悪いオーチャードホール、2階は3階よりも落ちるとか。30日の3階B席より奥だし。

  

日本式でやったら隣国が噛み付くこと請け合いの英国愛国イヴェントのラストナイト・コンサートの再現です。英国旗をあしらったスペシャル手拭いが配られました。

合唱団はいません。折角遠路グラスゴーから来られている(注2)のですが、30日の事態(注3)の再現は回避できるでしょうか。

 

本日のコンサートは、BS朝日の収録が入っているそうです。

12月29日11:00-11:50放送。

これを放送するのはいいですが(民放だし)、一昨日のブレハッチ/ボレイコ=ワルシャワ・フィルのショパンを収録してないのはおかしいぞ、NHK。隠し録りして秘蔵音源にすればよかった、と本気で後悔したい。

 

《プログラム》

(第1部)

レナード・バーンスタイン:キャンディード序曲

ミヨー:スカラムーシュ(A.Sax ジェス・ギラム)

マルコム・アーノルド:4つのスコットランド舞曲からアレグレット

プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より「私が町を歩けば」(S 森麻季

パーセル:夕べの讃美歌(S 森麻季

ワックスマン:カルメン幻想曲(Vn.ワディム・レーピン)

(第2部)

葉加瀬太郎:アナザースカイ(指揮・Vn. 葉加瀬太郎

葉加瀬太郎情熱大陸(指揮・Vn. 葉加瀬太郎

ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」より「スイス軍の行進」

ラヴェル:ツィガーヌ(Vn.ワディム・レーピン)

プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「わたしのお父さん」(S 森麻季

山田耕筰三木露風:赤とんぼ(S 森麻季

エンニオ・モリコーネ:ネッラ・ファンタジア(S 森麻季

P.M.デイヴィス:アン・オークニー・ウェディング・ウィズ・サンライズバグパイプ奏者)

ポール・マッカートニー:ヘイ・ジュード

エルガー:威風堂々

スコットランド民謡:蛍の光

(アンコールなし) 

 

レビューです。

 

曲数が多いので、一々の感想は省略。

引き続き熱血的なダウスゴーさんの指揮のもと、オーケストラは音量も演奏の勢いも30日よりあったかと。ソリストとの息も、30日よりは合っていた印象(カルメンを除く)。但し、威風堂々は何故か小ぢんまりした感じ。30日の聴衆の反応がトラウマになっていないといいなあ。でもきっとこのオケは、ダウスゴーさんの統率力で伸びるのではないでしょうか。

ギラムさんのサックスは、、、すいません、曲が全然分からなくて。私は1番終わった後に拍手した間抜けのうちの1人。

レーピンさんは、カルメンではアンサンブル、タッチともイマイチ、ツィガーヌで改善。やっぱりソロか手練れのピアニストとのデュオで聴かないとかな。葉加瀬さんとのヴァイオリン・バトルは、冗談めかして言ってたけどやっぱり葉加瀬さんが嫌がったのか、それは分かりませんが、ありませんでした。

森さんは、自分の趣味とは違いますが、独唱曲から威風堂々まで大活躍していました。ソプラノ といえば、1月程前の旧聞になる余談ですが、9月29日日本の第一人者佐藤しのぶさん、9月30日世界のディーヴァ ジェシー・ノーマンさんが相次いで亡くなりました。ノーマンさんにはクラシックの録音をもっと残して欲しかった。残念。

 

さて、合唱団不在問題。歌うは森さんと葉加瀬さんと会場。全員配布の1枚ものパンフの裏が歌詞カードになっていて、地に色が着いていて文字が小さい(&開いた状態を保持できない)有料パンフと違って照明が点いた客席で読めます。

なので、威風堂々は英語、蛍の光は日本語で合唱、手拭い振りながら合唱で終わりました。

威風堂々はオケのみテーマ演奏&ハミングやリフレインがないショート・ヴァージョンでした。

グランド・フィナーレ曲の蛍の光までプログラム通り演奏され、アンコールなしの3時間弱で終了。

「ほか」に何が出てくるかと期待しましたが、予告されていないのは、ワックスマン幻想曲がカルメン幻想曲に差し代わったのを除くと、「ヘイ・ジュード」1曲限り。ここはプロムスの「何でもあり」感なくて残念。

 

果たして来年以降も続くでしょうか。その時はどういうメンバーになるのでしょうか。オケ自体変わるかもしれないところが、このイヴェントの不安定性を表しています。ダウスゴーさんが言ったことがその意味かどうかは分かりませんが。

終演時気になったのは、その点と、結局最後まで空いていた最前列右側の1列。スポンサー席集団欠席かしら。

 

当日無料パンフの裏表。

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特典手拭い。

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私も一応金融畑の人間なので、商売敵の名前が入ったグッズは、、、でも足拭きって訳にはねえ。

 

注1:私にとっては当然ELPの「聖地エルサレム」ですが、合唱で聴くのも悪くない。

レディース&ジェントルメン

レディース&ジェントルメン

 

注2:ロンドン本拠地のBBC交響楽団(プロムスの初日と最終日にロイヤル・アルバート・ホールで演奏するのはこちら)でなく、グラスゴーを本拠地にするBBCスコティッシュ交響楽団ですから、日本で例えると「NHK名古屋交響楽団」みたいなもん。来日は初めてだそうです。

注3:アンコールの「威風堂々」でダウスゴーさんが客席に合唱を促したが、「威風堂々」なんて歌わない日本人の聴衆は殆ど反応しなかった件。

 

 

 

本日のライド 江戸川〜利根川河口から126km地点までの往復136km

本日3連休中日のライドは、いつもの江戸川右岸。今週は晴天が続いたので、流石に路面も乾いたに違いない❗️

 

頭の上はどんよりですけど。

 

江戸川水閘門は前週比-1mにまで下がっていない高水位。ロックなんだからそんなもんか。

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江戸川ライングラウンド。
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河口近く(河口から12kmくらいまで)以外はほぼ全滅です。グラウンドに人が入っていたのはラグビーくらい。商売のゴルフコースは急ピッチで復旧作業中ですが、それもまだ掛かりそうです。

 

先週のターニングポイント埼玉・千葉県道29号線下。
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水は引きましたが、土埃が酷いです。他に通過し難いところとしては、マディな箇所が3箇所くらい。

 

この度の雨で大活躍の首都圏外郭放水路龍Q館)。
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帰路通過の際はいつもより車が多い印象でしたが、地下神殿はいつも予約で埋まっているので、入れないけど見に来たフリーの人たちかしら。

 

関宿水閘門下流側。木の向きがおかしい。

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白いコンビニ袋の花も咲いています。改めてプラスチック公害は酷いですね。

 

スタートから2時間半経ったので折り返します。自宅から70km弱。

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利根川河川敷にも未だ水没箇所。

 

河口から30km地点。

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サンケイスポーツセンター。
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野球のグランドは芝生がダメになったようで、重機で剥がしています。
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未だこんなだもんね。

 

篠崎ポニーランド前は菊の花が綺麗に咲いています。路面も綺麗だし、この辺は水没せず、前週末の水は土手が吸ったものである模様。
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ハンガーノック気味になったので江戸川水閘門でスポーツようかんを食べていると、私より年上のお姉さんに声を掛けられる。
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曰く「平らなところしか乗ったことがなくて、坂道で軽くする方法が分からない(内装3速でした)」。といって私も知らないので、乗って確認し、教えてあげました。いやあ、ママチャリって乗り辛い。皆んなこの低いサドルでどうやってクランクを回せるんだ⁉️

そのお姉さん、お礼に飲み物でも買って頂戴、と200円下さいました。キーホルダーに1,200円入れて出たら、1,400円持って帰ったぞと。

 

で、家を出て5時間10分の12時半過ぎ帰宅。15時頃から降るとか言っていた雨がパラつき出したところでした。

天気予報では14時頃まで終始2m/sの北風でしたが、ライド開始2時間頃に風は止み、以後無風。帰路の追い風を期待したのですが、残念。冬の往復向かい風よりはマシですが。

 

携行食は以下。

Hi5 Energy Gel citrus ×3(2消費)

スポーツようかん カカオ ×2(2消費)、小豆 ×1

塩熱サプリ 

水550ml ×2(1消費)

 

《Runmeterによる記録》

ライドタイム(ネット): 4:38:06

停止時間: 33:32
距離: 136.73 km
平均時速 29.50 km
最高時速 46.55 km
登り: 170 メートル
降り: 167 メートル
カロリー: 3,643kcal

 

取り敢えず復帰後最初の100km超え。

ラファウ・ブレハッチ &ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 at 東京芸術劇場

東京芸術劇場です。

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大ホールは、1990年杮落とし公演のジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団によるマーラー「千人」以来。それから間も無く30年ですか。バブルの残滓でしたね。豪華でした。当時パイプオルガンは未完成だったので、エレキだか可搬式でした。有名海外オーケストラ〜といってもフィルハーモニアは3管定員なのでオケの1/3は助っ人日本人でしたが〜によるマーラー・チクルス、交響曲一挙全曲演奏は未だ国内史上唯一らしいです。

www.nicovideo.jp

以上長い脱線。

 

本日は、ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)&アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団ショパン・ピアノコンチェルトです。

ツィメルマンさんの時には言及していませんが、これも日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランド芸術祭2019 in Japan参加公演です。ワタシ的には同事業&今年のピアノ・ヘビーローテーションのハイライトです。

 

https://www.japanarts.co.jp/system/up_img/inf_det_pdf_754.pdf

↑公演サイト(フライヤー)へのリンク

 

2005年ショパン・コンクール優勝者にして若き究極のショパン表現者とされるブレハッチさんと今シーズンから音楽監督に就任したボレイコさん率いるワルシャワ・フィルによる、コンチェルト2曲演奏。ショパン好きには絶対に落とせないプログラムですね。

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大枚叩いたS席は2階中段横。。。SSとかGSはないので、1番高いお金払っているのですが、、、。ブレハッチさんの手がよく見えるのが救い。

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ブレハッチさんの録音/録画は、手元にショパン・コンクールのDVD(予選)と、 

コンセルトヘボウとの共演によるコンチェルトがあり、 

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番

 

そもそもショパンのコンチェルトなので、予習不要。 

 

レビューします。

 

〈プログラム〉

スタニスワフ・モニューシュコ:歌劇「パリア」序曲

ショパン:ピアノ協奏曲第2番短調 作品21

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

〈アンコール〉

ショパン:マズルカ第14番 ト短調 作品24-1

 

ショパンと同時代を生きたモニューシュコのオペラは、演奏機会は少ないと思いますが、「パリア」序曲は、短時間に作品のドラマティックな世界を表現した佳曲でした。ボレイコさん率いるワルシャワ・フィルは、大河ドラマでよく起用されている東欧の名門ですが、変化に富んだこの作品をダイナミックに演奏。オーケストラがピアノの伴奏扱いされがちなコンチェルト2曲の前に、しっかりと実力を見せてくれました。

 

ステージ中央にピアノが設置され、ブレハッチさん登場。

最初に弾くのは第2番。当初のアナウンスでは1→2でした。「演奏者の希望で変更」になったそうです。家を出る時、「コンチェルトは曲風からしたら2→1の順番の方がいいよね」なんて嫁に言っていましたが、その通りになりました。別に予言でもなんでもないですが。

演奏が始まり、ブレハッチさんのピアノが音を出す前から鳥肌が立ちます。

世界の誰よりもショパンのコンチェルトを演奏してきた、ポーランドのオーケストラによるショパンショパン・コンクールのあの演奏。

そしてブレハッチさん。

 

別格。

 

テクニックや音色の美しさで比べたら、アヴデーエワさんやチョ・ソンジンさんも負けていないというか寧ろ勝っているくらいだと思いますが、ブレハッチさんの演奏は、音楽そのものが美しい。ショパンが、ショパンの音楽が語りかけてくるようでした。

若きショパンの瑠璃の如きリリカルな感性が迸る第2番、世界に飛び出さんとする才能溢れる音楽家の野心と不安、去っていく故郷への思いが交錯する第1番。

ブレハッチさんのピアノとボレイコさんのオケが一体となってショパンの世界を紡ぎ出した素晴らしい演奏でした。

 

圧巻。

 

いやこれは、細かい解説/感想言えない。

若くしてショパンの最高の表現者とされる彼ですが、ショパン・コンクール、CDから更に進化していました。まさに当代最高、現在体験しうる最高のショパン演奏でした。

コンサートは、コンチェルトの高揚から、マズルカで静かな余韻を残して終了。

個人的にアルゲリッチさん(&小澤さん)とともに今年の双璧と位置付けていたこのコンサート、期待通り、期待以上でした。

 

その他。

ブレハッチさんは、ボレイコさんが大きいのか、意外に小さく見えました。見た目もショパンに似ていると言われていたので、長身なのかと思っていました。

第1番の第1楽章と第2楽章との間、鍵盤を拭いている最中1つ音が出て、会場からは和みの笑いが漏れました。

 

チケット代に込みの無料パンフレットです。16ページ。

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因みにこのパンフ、P.6の公演日プログラムとP.8のソリストが本日用。日によって配布物が異なるようです。妙に細かいぞ。


ここ最近古希に遠いアーティストが続いていますが、

  • 軒並み古希を迎えている巨匠たちを、見れるうち、聴けるうちに見、聴きする

 と別に今年もう1つのテーマを持っていました。

それは、

  • ショパン・コンクール優勝者の来日公演は全員聴く。

 

ツィメルマンさん、アルゲリッチさん、チョ・ソンジンさん、ダン・タイ・ソンさん、アヴデーエワさんに今日のブレハッチさんの6人全制覇。コンクールを有難がっても仕方ありませんが、ショパン好きには極めて重要な1つの指標ですからね。アルゲリッチさんとアヴデーエワさんは公演ではショパンを弾いていませんが。

その中でもアルゲリッチさんと並ぶハイライトと位置付けていたブレハッチさん。

自分の音楽体験上最大級の事件としてあと何十年残っていくことが確実。

 

満足満足。ああ幸せ。