甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

新浦安エリアの自転車歩道通行可否!

市域の殆どが三番瀬を埋め立てて作られた浦安市は、真っ平ら。橋を除くとアップダウンはありません。

最高峰は東京湾岸唯一の活火山プロメテウス標高51m。山頂エリアの立ち入りが禁じられ、登頂記録がない、いつか登頂してみたい山です。

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【Disney©︎】

日頃は全く見ませんが、9日の「マツコの知らない世界」。風間俊介さんと静岡大学小山教授によるプロメテウス火山の地質構造解説は秀逸でした。

因みに最高点は32階建マンション・エアレジデンスです。プロメテウス火山より遥かに高いです。

 

プロメテウス火山は、その山容から浦安富士と呼びたいところですが、一般に浦安富士とは、行ったことない中央公園(富岡)にあるこれ↓。

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因みに市川市の富士といえば行徳富士。

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【ちBポ様より拝借 http://www.chibpo.com/spot055.html 】

 

船橋市の富士は不動産屋。

www5f.biglobe.ne.jp

 

松戸市の富士はクラシカルな喫茶店

m.facebook.com

全面喫煙可だそうなので、私はスタバの方がいいな。

 

脱線が長くなりました。

平らな浦安は、自転車王国です。と言っても、ローディーとかサイクリストと呼ばれる人達のパラダイスとかいう意味ではなく、新浦安駅が2001年度の放置自転車全国ワースト2だったとか(放置車両は大分減ったそうだが、今も確信犯でイオン前や明和地所ビル(メディカルモール)の駐輪場に置いている奴らがいる)、ママチャリが信号さっぱり守らないとか、ママチャリが逆走するとか、ママチャリが歩道を飛ばしてるとか、そういう意味の王国。

 

元々自転車が歩道を我が物顔で走っていたのに、歩道内を歩車分離ペイントなんてしたもんで、余計に自転車が強くなりました。歩行者が譲る前提で乗っているんだから、歩行者が避けなければ衝突します。試してみるといいです。簡単に接触しますよ。

駄目なんですよ、義務を解さない人に権利だけ教えたら。

 

そもそも「自転車歩道通行可」標識があっても、「歩行者の安全を妨げない」よう「徐行」したら現実として追い越しもできないんだから(注1)、まともな人はやむを得ない場合以外は歩道なんか走らない筈なんですけどね。

で、無法自転車が跋扈する新浦安エリアで、自転車が歩道を走っていい道はどこだったのか書き起こしてみました。

 

それがこれ↓(注2)

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青が可、赤が禁止、無印は歩道のない道。

 

上から主だった道について書いていくと、

1.美浜を横切る道:車道に自転車通行帯あり。歩道通行禁止。

 2.駅裏を横切る道:歩道通行可。

3.入船を横切る道:歩道通行禁止。入船中央交差点から左側は、車道に自転車通行帯が引かれ、歩道通行禁止標識ありますが、通行可の標識ない右側も当然禁止。

4.入船と明海・日の出の境界を横切る道(元第2湾岸道候補):シンボルロードから右側は、独立歩道も含めて自転車通行禁止標識が出ています。やたら走ってますけどね。左側は走っていいと思っていましたが、通行可標識ないので禁止でした。意外にも。

5.境川沿い縦貫と三番瀬沿い縦貫:通行可。但し、三番瀬沿いの北上方向左歩道南端部は4に繋がるので禁止。

6.シンボルロード:通行可。

7.美浜〜入船の縦道2本:禁止。警察署横も禁止。意外だったのは駅横も禁止。だから「スクランブルは押して歩け」だったのか。

8.境川外周からホテルエミオンを経て日の出外側を縦貫する道:明海大学エリアは禁止。あとは可。

9.明海の丘公園からニューコースト北側を横切って日の出内側を縦貫する道:日の出第2街区公園までは可。その先は禁止。

10.高洲オーケーからケーズデンキまで横切る道:ケーズの前が禁止なのは大概知っていると思うが、ニューコースト・ケーヨーデイツーの間も禁止。

11.マイステイズからの縦道:マイステイズ前の信号から海園の街前の信号まで可、その前後は禁止。

12.あとは明海の南端部が通行可な以外は皆禁止。

 

ということで、線を引くと、自転車歩道通行禁止路の方が多いです。

 

…。

詰まるところ、守っていない人が実に多いですね。

 

で、この無法者たち、「(通っていけないとは)知らなかった」とか平気で嘯きます。ルール知らない人間には道路を通る権利もない筈ですが、取り締まりはおろか、安全指導すらしてないんだから、然もありなんてとこですかね。

 

注1:人様より速い私の歩行速度は7.2km/hですが、成人男性の標準は5km/hだそうです。そんな速度で自転車は走れないという説には私は与しません。くっちゃべりながら並走する自転車を歩いて追い越すことなんてザラにあります。

注2:あまり通らない道もあるので、同じ道路の右側歩道と左側歩道とで違う可能性とか、規制が変わったとか、私の記憶が違っているとかいう可能性はあります。

 

思ったよりかなり重症😰&先週のZwift

そろそろランニングを始めないと、5月富士山辺りからを想定した山行に支障が出ます。キタダケソウ期に白峰三山日帰りするためには、アイゼンやらピッケルやらビバーク装備やら15kg位を背負って1日で50km・累積標高3700m行動する体力・脚力を備えておく必要があります。(トレイルランナーとしては15kgが辛い。)

が、自転車と違って勝手に治ってくれることを期待していた脱臼が思いの外重症で、靱帯3本切って生憎自然治癒しない外れ方をしているということで、結局メス入れことになりました。

じっとしている分には痛みも無いですが。

 

ということで、今年の夏シーズンの山行は棒に振る⚾️ことになりました。SK Pininfarina Disk乗れるのも同じ、早くても夏が終わってからかな。近いところでは、ゴールデンウィーク=今年の用語は「新天皇即位10連休」=には運転できません。祖母の法事の時もまだダメだな。

 

Ouch❗️

 

肩より全然痛いぞ。

嫁はGT-Rの運転は出来ないしな。パワステ付いてるし、軽くて扱い易いカーボンクラッチなのに。(注1)

tiltonracing.com

 

まあなったもんは仕方がないので、後遺障害出ないようしっかり治すようにしましょう。

 

仮令相手が暴走にせよ、怪我人が自分1人で済んだのは何より幸い。

 

さて。

外は暫く乗れません。

平日早く帰ってもランニングできません。

ということで、Zwiftです。これまでも、平日帰宅後も乗ってもいるのですが、当面は平日も休日もZwiftしかありません。

 

4月2日火曜日はLondonのフラットコースを強度高めで1時間。

入りがうっかり強過ぎて途中タレましたが、1時間で41.46km、平均パワー244w。

最大5%に過ぎない斜度は、今日くらい踏んでいる日なら44×13でノーチェンジ。

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これを夏場やると暑さが厳しいですけども。

 

車上エンターテインメントは、どこでもDIGAで「チャリダー」と「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」です。

ヤマトは第1作以来の伝統、御都合主義的な設定がシビれます。

互いに巨大火力を有しながら、密集戦法でお互いに殲滅されまくる間抜けな戦術。

時間断層により絶え間なく生み出される波動砲艦隊に、私は時間よりも資源供給への懸念を禁じ得ません。

しかし、ポイントはそこではありません。

この作品固有のカタルシスが、私のような昭和以前の日本人の心を激しく揺さぶります。

一点豪華主義、必殺の最終兵器大和(ヤマト)。

波動砲も凄いですが、1砲塔の斉射3発で敵戦艦を3隻沈める主砲は、史上最強艦砲の18インチを想起させます。

敵の最強力級兵器の攻撃を受けても沈まないのは、米戦艦の16インチ砲が打ち抜けない防御力。

最後はガンダムと同じ戦死バーゲンでも、みな尊い自己犠牲を以て特攻死していきます。

強大な敵に満身創痍の艦で単艦特攻する古代と森は、自らを艦に縛り付けて艦と運命を共にする司令官と艦長。

冷静に考えて日本が米国に勝つ可能性は僅か。仮令逆転してくれることはなくても、一矢報いて欲しいとの思いを大和に託す訳です。

これを見ているときは皆んな右翼化します。私はヤマトに関係なく保守ですが。

 

4月3日水曜日は、VRコースがNew Yorkだったので、Watopiaを選択。

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緩〜く入ったのに、そのまま緩く調子が上がらないので、15分で下車。8.94km、平均161w。

イマイチWatopiaは気合が入りません。

 

4月7日日曜日はInnsbruck。

市街地コースだと、最大8%の長い坂が1本、短い5%が1本。8%の坂だけフロントをミドルに変更、44〜40×14。

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2時間、71.4km、617mUp、183w、35.3km/h。

これの途中にLevelが20に上がりました。一応ここ2週間は週間目標の100kmを超えましたが、DOGMAへの道はまだ遠し。

車上エンターテインメントは、“Inferno”続き。

インフェルノ [DVD]
 

クライマックスに掛けて故キース・エマーソンのピアノが大きくフィーチャーされたらエンディング・クレジット。全くのB級映画でした。“Keith Emerson”のクレジットが無いのですが、理由は知りません。

 

早々に終わったので、次のコンテンツに切替え。

THE SONG REMAINS THE SAME ― 狂熱のライブ [DVD]

THE SONG REMAINS THE SAME ― 狂熱のライブ [DVD]

 

レッド・ツェッペリンのライヴを実体験していない世代の私には、動くZEPの姿に触れられる貴重な作品。作品としてはこれもB級ですが。

これの「サウンドトラック」が、長らく唯一の公式ライヴ盤。このツアーの後喉を手術するロバート・プラントは、姿形は超絶にカッコよく、独特の艶やかな声色こそ変わりませんが、キーを下げた細い声で歌います。“Houses Of The Holy”、“Physical Graffiti”、“Presense”と彼の変調をリアルタイムで追えた世代ではない私は、スタジオ盤の「あの」ロバートを期待し、当時超驚きました。

これとディープ・パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」を比べたら、イアン・ギラン>ロバート判定をした人が続出しますわな。(注2)

この映画、残念なのは、ジョン・ポール・ジョーンズがメロトロンを弾く姿が収められていないこと。メロトロンを弾いた“Rain Song”はロバートのシークエンスで、ステージ自体あまり映りません。

ということで、“Dazed And Confused”演奏後に、ロバートの背後に捉えられた白いメロトロンを載せておしまい。

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【画面キャプチャ】

 

注1:純粋に自慢です。クラッチディスクだけでなくプレッシャープレートも含めてフルカーボンで、ハウジングはチタンという、名門Tilton社製のレース用ツインプレート・クラッチです。値段はリテール・カタログに載っていないのでショップの社長が適当に付けましたが、ATSとかニスモクラッチなら何台分も買えます。ストリートでは十分扱い易いですが、ソールの硬い靴でズボラな操作をすると長年乗っている私でもエンストします。

注2:その後健全にもブートレグ巡礼者となった私は、スタジオ盤より凄い「全種目金メダル」(byジミー・ペイジ)の70-71年ロバートに圧倒された訳ですが。

ユーライア・ヒープ知らない人も多いと思いますが

ユーライア・ヒープってバンドがあります。

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レッド・ツェッペリンなら「ありました」と過去形ですが、こちらは現役。

先月も来日公演やっていて、参戦しなかったことは書きました。

 

プログレ四天王」に倣って「ハードロック四天王」を挙げたら、ZEP、ディープ・パープル、ブラック・サバスとともに名を連ねる筈です。ロックあまり聴かない嫁も名前だけは知っていました。不動の頂点ZEP(ホントはカテゴリーが違う)以外の3バンドはグランド・ファンク・レイルロード辺りと入れ替わって落選する可能性もあると思いますが。

因みにTop4を表す言葉として、宝塚歌劇には何だかカッコいい「ベルばら4強」という言葉があります。

 

プログレ・ハードの元祖とか言われたりします。初期から大作・コンセプト志向で、ジャケットがロジャー・ディーンで、キーボードが音楽的な主導権を握っていたからです(決め付けます)。あ、あとはジョン・ウェットンが在籍したからか。

ヒープに、一般にプログレでイメージされるクラシックやジャズとのクロスオーバーや即興色は弱いです。

 

個人的にはサバスやパープルより聴いています。

偉大なる普通のドラマー、リー・カースレイク、ステージでも音でもやたら前に出るベース、ゲイリー・セイン、ワウの効いた泣きのギブソン・ギター、ミック・ボックス、歪んだハモンドのみならず、作曲、サイドギター、曲によってはメインボーカルまで執るマルチ・プレーヤー、ケン・ヘンズレーらの分厚いインストゥルメンタルが繰り出す大仰な曲とキャッチーなメロディ。

その上に、「悪魔の叫び」と称された(らしい)クリアーな声質とファルセットに演歌の国日本人好みの振幅の大きなヴィブラートが特徴のデヴィッド・バイロンが載ります。4バンドで言えばZEPのロバート・プラントをも上回るかもしれない歌唱力。(注1)

分厚いコーラスはクイーンより先。彼らが最もプログレッシヴな(=ロックの地平を拡げた)部分は、キーボードでなくここです。

抜群のZEPを除く3組14人あんまり冴えないルックスの中でも、多分座ってオルガンを弾くケンのせいでオッさんぽさNo.1ですが、キモカワで当てたフレディ・マーキュリーを思えば、うまくプロモーションすれば、クイーンのポジションに収まることもあり得たでしょう!

デヴィッドを、

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YouTubeのキャプチャ】

マリオとして売ればいいんだから!(注2)

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任天堂©︎】

 

ZEPから遅れること2年、パープルからは1年、彼らも73年に来日公演を果たしました。

73年の外タレと言えば、雨の後楽園球場伝説Part.2GFRとこのヒープですね。(注3)

 

私の(ド)田舎では深夜に「ミュージック・ビート」というPV(Promotion Video)番組をやっていました。キー局深夜枠か関東ローカル制作と思われるマイナー番組ですが、当時ビッグネームになるとは全く思わなかったボン・ジョヴィのデビュー曲もこれで見ているので、84年中頃には放送していたんでしょう。でもライヴ・エイドやった85年夏には終わっていたと思います。

この番組に、大作は収まりませんが長めの尺を取ってクラシック・ロックを流すコーナーがあり、そこで「7月の朝“July Mourning”」が流れました。「貴重な来日公演の映像」という紹介とともに。当時の日立製モノラル・ビデオデッキでVHSテープに収まりました。

 

これがヒープとの出会い。武道館から10年経った後の出会い。

 

哀しげな短調のメロディとデヴィッドのファルセット・ヴィブラート(このライヴではフラット気味だった)が心に深く刺さりました。

ゲイリーは感電重症→解雇→ドラッグで早逝、デヴィッドは解雇→鳴かず飛ばず→アルコールで早逝。この公演あたりをピークに凋落していった人気は、70年代後半以降はB級扱い。なんだか彼らの行く末を暗示していたかのようです。

放送された時間は約半分の6分ほど。スタジオ盤ではマンフレッド・マンの訳の分からないシンセ・パートが入る部分が尺に当たって切れたのも逆に印象が良かった。

 

以来ライヴは、公式盤“Live 1973”を聴き込み、キング・ビスケット・ライヴも買い、米欧計2枚のライヴ・ブートレグも買いました。が、武道館に勝る“July Mourning”はありませんでした。(注4)

 

2004年、DVD「CLASSIC HEEP - LIVE FROM THE BYRON ERA」が発売されました。

バイロン時代のライヴ」って、クビにしたとは思えない厚遇。

ハイライトは武道館!

 

買いました。すぐ買いました。リージョンフリーNTSC輸入DVDに日本語の帯を付けただけの安直商品ですが問題ありません!

元々“July Mourning”が放送されたように、公式映像が存在しています。どうやら英国で40分弱、日本で10分程に編集されてテレビ放映されたようです。これが漸く日の目を見るんです!

テレビ放映VHS録画の低画質(寧ろ気にしたのは低音質)から脱却!と喜び勇んで視聴すると…。

 

問題ありました。

詐欺です。

73年武道館の映像は全て“Live 1973”の音声に差し変わっていました。そりゃ“Live 1973”は確かに素晴らしい出来ですが、折角の秘蔵映像が謂わば「口パク」。“Look At Yourself”はカット、1番大事な“July Mourning”は他のライヴ映像もMixされていて、資料的価値もありません。

デヴィッドは故人なので、彼が不満持っているとかいうことはあり得ません。

何だ。

何故だ。

デヴィッドが“July Mourning”を歌い出す際にマイクONで咳払いしたからか(注5)。消さなくても構わないけど、それ編集するくらい簡単じゃないか。

デヴィッドの声が出ていなかったからか(注6)、PAトラブルがあったからか、日本人にウケないロックンロール・メドレーやったからか、理由は不明だが評判の悪かった公演でなく、ベスト・テイクで製品化したかったんでしょうか。

ガッカリしました。

実に残念なDVDでした。

買ったDVD /ブルーレイはiPad視聴用にmp4化しているのに、あまりに残念なこのDVDはmp4化していませんでした。

 

そしてYouTubeです。

残念DVD発売の翌年にサービスを開始したYouTubeは、現在ZEPの未所有音源探索に絶大な威力を発揮しています。で、ヒープはどうなんだと思って見てみたら、武道館の映像がありました。 

www.youtube.com

DVDに収録されていない“Look At Yourself”(メンバーのクレジットが入っている)はオリジナル流出かテレビ放映版の高品質記録か。他のカラー映像数曲はこのDVDの違法コピー。長尺の画質悪モノクロは海外テレビ放映版の個人ホームビデオ録画。カラーの“July Mourning”もありましたが、自分のビデオ録画素材より低品質な個人ホームビデオ録画とDVD違法コピーでした。

 

が、目を転じると名古屋の昼夜2回公演の音声がUpされてます。武道館はありませんでしたが、こうやって音源が出回っているということは、ブートレグが販売されている可能性もあるってことじゃん?とググってみたら...。

 

ありました。

www.discogs.com

オフィシャル映像が地球上に存在するのにオーディエンス音源ってところがアレですが、MCのカットもなく、オーヴァーダブもないフルヴァージョン。

 

買いました。

聴きました。

 

どうでもいい糸居五郎さんの前説(当時の定番ですが、私は興味ない)とチューニングを合わせて1時間42分。名古屋公演の時間との比較からしてもフルヴァージョンのようです。

ああ、これだ。

クリアーさは大分落ちますが、オーディエンスとしては十分な音質。低音質テレビ録画よりもいいです。多少聞こえ方は違っても、本物です。

 

はあ、良かった。

これです。“July Mourning”だけで価値がありますが、唯一の武道館公演の全貌が分かって良かった。

でもやっぱり映像がないのは物足りない。残念DVDを非改竄ヴァージョンにリイシューして出してくれないかなあ。

 

ミック・ボックス72歳、50年に亘ってバンドを率いてきた偉大なリーダーですが、デヴィッドもケンもいないヒープには興味なく(注7)、「軒並み古希を迎えている巨匠たちを、見れるうち、聴けるうちに見、聴かないと後悔するぞ❗️」の範囲に入らなかったので3月の来日公演参戦を見送りましたが、全盛期のメンバーの1人、リーも末期ガンで余命僅かだそうです。

www.barks.jp

件のオジーも入院で来日公演中止だし、70年代ロックのファンにとっては、寂しい話が続きますね。

 

注1:若干声質が軽いですが、ロバートの反則(ルックスと声)さえなければいい勝負だと思います。オジー・オズボーンは横に置くとして、安定感抜群で、ヴィブラート・コントロールが上手くても、強・弱・シャウトの3つしか表現できないイアン・ギランは、ハードロック一辺倒の第2期パープルだから通用しただけだと思います。

注2:マリオ・ブラザーズは83年リリースなので、有り得ません。83年にはデヴィッドはとっくに解雇されてたし。

注3:通説はヒープではなくイエスだとは思いますが。

注4:ビデオで録画してしつこく見、mp4ファイルにして今も持っているので、記憶が勝手に美しくなったのではありません。

注5:他にもステージの縁に腰掛ける(“July Mourning”でも見られる)、寝そべって歌う、ミック・ボックスの首を絞めたりゲイリー・セインを蹴ったりと行儀が悪いステージングが見られます。あれがデヴィッドだと考える方がいいようですが、クビになった原因もこの辺らしいです。

注6:高水準の“Live 1973”と比べると各曲厳しいですが、“July Mourning”に限って言えば、しっかり声出てます。

注7:精力的にライヴをこなしているバリバリの現役だけあって、実際にはいい演奏をするそうです。

連日Zwift & 今日は桜散歩

本日も朝からZwift2時間。

昨日のRichmondより更にフラット、Zwift随一のフラットコース「Greater London Flat」11.6km・△53m。

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昨日よりも出力が10%程低く、カロリー消費も10%程低いですが、最大斜度4%のフラットコースでは失速しないので、距離は1.5km伸びました。

 

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2時間走った証拠写真です。今日はこのレベルのパワーを出しているのはここだけという緩いライドです。トレランを2日連続すると2日目の方が体が動きましたが、Zwiftは2日めの方が大体落ちます。

 

あとはiPadの方で視聴していたコンテンツの差かも。

初め30分は「ジャンボ鶴田伝説 Vol.2」でしたが、その後は映画。

 

勝手にテンション上がるZEPのライヴとは違います。

見た作品は「インフェルノ」。

↑ではありません。

 

ダン・ブラウンは全部読んでいるし、これも(テレビで、いや国際線の機内かも)見ましたが、今日の「インフェルノ」はこっち↓

インフェルノ [DVD]
 

 イタリアの誇るB級ホラー映画の巨人ダリオ・アルジェントの1980年の作品。

魔女三部作の第2作。

 

魔女三部作といえば何と言っても「サスペリア」。

イタリアのプログレッシヴ・ロック・バンド ゴヴリンのサウンドトラックが超有名です。

超有名です❗️

サスペリア 【DSDリマスタリング】

サスペリア 【DSDリマスタリング】

 

サスペリア」のヒットに調子こいたダリオは、制作の場をアメリカに移し、音楽も大物キース・エマーソン(故人)を引っ張ってきました。

で、キース・エマーソンの音楽ですが、あまりインパクトありません。キース・エマーソンの映画サントラなら「幻魔大戦」の方が大分いいな。

サスペリアのテーマ曲「死のワルツ」もいいですが、やっぱりサスペリア2のテーマ曲“Profondo Rosso”ですね。

サスペリア2 【DSDリマスタリング】

サスペリア2 【DSDリマスタリング】

 

ああ、ゴヴリン聴きにClub Citta' 行ったなあ。

因みに「サスペリア2」(映画)は、サスペリアのヒットから二匹目のドジョウを狙った日本の配給会社が旧作に付けたタイトルで、魔女三部作とは関係ありません。一番怖いですけどね。

 

さて、Zwiftを終え、お昼からは桜を見に散歩。

新浦安エリアでは、ニッセイ総合研修所、高洲中央公園境川両岸、若潮公園、明海大学、日の出おひさま公園といったところが観桜ポイント。

 

初めは曇り。

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高洲中央公園

池の水全部抜いてありました❗️
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何もいなかったようです。

 

満開は主にオオシマザクラ
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妙に人馴れしているトラニャンコ。
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脚に纏わり付いてきたと思ったら、ポーズをとった。

 

境川右岸を歩いている最中にやっと晴れました。
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ソメイヨシノは満開までもう少しの個体が多かったですが、来週はもうないんだろうなと。

昨年ここでソメイヨシノ超満開の中の散歩したのは4月1日でした。

 

怪我人にはZwift

今日はDIRETO+Jekyllで室内サイクリング。

今月3回目。

室内だとビブショーツだけで居られるのも楽ですな。

 

今日の選択コースはRichmondでした。UCI世界選手権周回コース。

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SK Pininnfarina Diskは乗って帰ってこれましたが、アドレナリン効果が失せた今はハンドルを握ろうと腕を伸ばすと痛いので、室内で、公道では禁止の片手運転。変速回数が少なくて済むフラットコースが有難いです。最大斜度8%(坂の途中一瞬だけ15%がある)のコースを、フロントのアウター/ミドル切替えで走行。

 

片腕で上体を保持するのも仲々辛く、手を離して上体を起こして走る時間が長くなると、お尻が痛くなります。レース用のショーツではパッド位置が合わないようです。

 

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だいぶサボって今月の走行距離は140km程。リアルと合わせて280kmちょっと。まだまだですね。

 

月初最初のログイン時にDROP SHOPなんつーものが開いていて、英語の説明読んで適当にPinarello Dogma F10を買ってしまってます。Cervelo S5とかCANYON Aeroadの方が速いらしいのに、ついついイタ車を選んでしまいました。レベルをあと10上げないと届かないので、手に入るのはだいぶ先ですが。

後日注:予約注文というのは無いらしく、クリックしても買えてませんでした。


 Zwiftも、ただ乗っていると飽きます。2時間は結構苦痛です。

 

今日の対策はこれ。

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ネブワース・フェスティヴァル ‘79(DVDからキャプチャ。以下同じ。)

 

レッド・ツェッペリンDVDです。

 

最近クイーンの広告に「最強のロック・バンド」とか「最強のライヴ・バンド」というコピーが使われていますが、いつの間にZEPからクイーンに変わったんでしょうか。まあ今どきはクイーンの方しか知らない人も多いでしょうから、そう思っている人も結構いるんですかね。

まあ聴き比べてみたらいいと思いますけども。

 

このステージは、年々タイトさを増し、既にメタル・ドラマーが追従不能な境地に達しているボンゾ(元々レベルが違うのですが)と、新譜「イン・スルー・ジ・アウトドア」をリードし、今回グランド・ピアノとドリーム・マシンYAMAHA GX-1を持ち込んだマルチ・プレーヤージョン・ポール・ジョーンズ氏が見所です。レッド・ツェッペリンDVDにはピアノを弾いている曲は収録されていませんが、ネブワースはワタシ的ZEP史上最初期に入手したブートレグの1枚。

 

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GX-1の上には謎の電話機。
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ジミーはへろへろですが、終演時の満足感を伴った笑顔が印象的でした。翌年の“Over Europe”ツアー後ボンゾが亡くなったので、図らずもこれがスタジアム級の大型会場での最後のライヴ。

 

“Tous En Scene”を経て、“The Denmarks Radio”。


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時折右上を見遣る、天使が見えるロバート。

エンターテイナーとしてはフレディ・マーキュリーに大分離されていると思いますが、パフォーマーとしてはロバートの右に出るロック・ヴォーカリストはなし。


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この映像では、ジミーはテレキャスター1本。

強烈に弾きまくります。左手の小指も動いています。この頃の彼は、演奏技術面でも「3大ギタリスト」にも相応しいもの。

ライヴ映像でレスポールを持っているのは“Tous En Scene”からですが、ジミーらしいレスポールサウンドが聞けるのは70年以降ですね。

 

映像だと、音では判別し難い小技もよく分かります。

タイトなアンサンブルの中で展開されるZEPのインプロヴィゼーションのスリリングな展開は、市販化に向けた編集で出来上がったクオリティでないことは、大量のブートレグから明らか。

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デビュー間もない69年3月、既に彼らは当時の「ロック」とは異なる地平に立っていました。アートロック、ニューロックと呼ばれたアーティストは多くいましたが、彼らは完全に突き抜けていました。リアルタイムで聴いていたオーディエンスは、凄いことは分かっても、何が凄いかは分からなかったのでは?

よくこんなのが売れたなあ。

 

レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産

レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産

 

 

さー、明日は今日より早起きしてZwiftさっさと乗り、桜見に行こう。

 

江戸川菜の花ライド(暗転以後)

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【病院からの帰宅途上で撮影。】

3月28日夕方で概ね2分咲き、早い個体で4分咲き。

週末は両日とも☂️マークが出ていますが、日中は降らなそうかな。どうなるでしょうか。

 

(前回からの続き)

江戸川サイクリングロード右岸、寅さん記念館付近の道幅は、通常の2車線道路よりも遥かに広く、10mくらい?。でもこんだけ広いのに、まるで真っ直ぐ走れません。いや、この一帯は最幅広区間の1つだと思いますが、この一帯だけは真っ直ぐ走れない、といった方が正しいかも。土手下に並ぶ野球場を往来する者含め、大勢の通行者が無秩序通行。荒川も野球場のある辺りは大体そんな感じですが、土手上でなく河川敷がメインルートで、そこにリトルリーグ関係者が勝手にコーン置いて往来妨害している荒川の方がもっと酷いか。まー気持ちは分からないではないが、やることが一方的。

 

【事故】

で、寅さん記念館真ん前の最恐区間を通過し、センターラインが引かれていたのでまだ最幅広区間・警戒区間ですが、私が左寄りを下流に向かって進行中に左端のランナーを追い越した直後、センターライン付近内側を対向(即ち逆走)してくる4人連れ野球少年を視認。「相変わらず野球少年は交通ルール守らんな(注1)」とか思っていると、自分たちから見て右の河川敷に降りる階段に向かって突然右折を開始して私の進路を塞いだと。

眼前を突如ブロックされた私は、「進路塞ぐなー!」的な叫び声を上げ(注2)、急ブレーキを掛けながら、ほぼ正面向かって左奥に位置する2台目の後輪と右手前に位置する3台目の前輪の間の不十分なスペースを目指して僅かに右に流れながら進行。

 

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【記憶で書いた位置関係なんて自分に都合がいいバイアスが掛かっているに決まってますが。】

 

が、左ペダルが2台目後輪にヒットした模様。カウンターが遅かったんでしょう、SKは右に倒れ、私は、右バーエンドから外れて跳ね上がるミラーを見ながら、半身SKを追い越して落車。衝撃でボトルケージから外れたボトルは件のランナーさんが、ミラーは少年のうちの1人が拾ってくれました。

 

【事故後の状態】

少年は4人とも立っています。→無事。よかった。怪我人1人なら単独事故と同じ。

私も立ち上がります。→サングラスも飛んでおらず、頭と顔は無事の模様。アドレナリン大量分泌中の感覚はアテにならないが、呼吸困難や激痛はなし。

SKは。→右エルゴパワーが少し内に向き、カバー先端とレバー外端、あとディレイラーのカバー部が削れているのを認識しましたが、他に目立つ傷や大きく動いたり脱落したものはなし。リアは上から3段目だったので、やっぱり速度は30km/hくらいだった模様。

SKを保持してみると、右肩に違和感あり怪我は確実だが、取り敢えず救急車に頼らず自走帰宅できそうだったので、相手の名前と住所だけ聞いて、釈放。

 

【走行再開】

初めチェーンとギアが噛み合わず、トルクを掛けると山ズレしましたが、勝手変速は発生せず、数回の変速で勝手に噛み合って完調。

SKからは初め軋み音が聞こえますが、段々消えました。転倒の衝撃で固定部の摺り合わせがズレたものと推測。いずれにせよフレームの点検と、ハンドル、サドル、ペダルの脱着点検と摺り合わせは必要。

走行中に体が感じるストレスはほぼなく、直ぐに巡航速度に上がって障害なし区間は平均30〜36km/h台でラップ。停止検知が効く走行ログからは衝突地点が確認できないくらい。が、自宅に着くとやはり体の異常顕わ。団地住まい部屋置きのSKは担いで外階段を昇降するのですが、右腕がSKを持ち上げられません。已む無く、外置きVialeのメンテ時以外はしないエレベーター持込みでうちの階に上がりました。(注3)

身の回り再確認。ヘルメット傷なし。ジャケット背面と右シューズカバーに擦過によると思われる傷と小さな破れ。体は、右肩に薄い擦過傷と、右上腕骨の位置が少し低く、後ろ以外に動かせません。ああ、脱臼だな。したことないけど。

嫁に頼んで救急病院に行き、肩鎖関節脱臼の診断を受けました。帰宅したのは、ストックホルム・オリンピック編が終了したら我が家的には事実上放送終了予定の「いだてん」のハイライト、金栗四三のマラソンがスタートする寸前(NHK総合)。

日曜の午後5時間も嫁の時間を潰しちゃったよ、ごめんね。

 

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【同病院に向かう途中の若潮公園の桜。】

 

【事故を振り返る】

「急ブレーキ」と書きましたが、SK Pininfarina Diskの強力なディスク・ブレーキを以ってもロックしていません。子供の頃は、リアをロックさせてブレーキ痕の長さを競ったり、スピンターンとかやっていたもんですが、オートバイ乗り始めて30ウン年、コントロールのためロック限界付近を外さない(注4)という基本が出来ていたのか単にハンドグリップが弱かったのか分かりません。

ほぼ直進のままなのも、ロックさせないのと同じ理由。結局止まれませんでしたが、少なくとも接触まではスリップダウンせず一応コントロール。もっと深いアングル付けて仮に彼らを躱せたとして、二次災害のリスク大。

兎に角も自分1人の損害で済んだ。

あーでも、Jekyllでスピンターンの練習しとくかな、やっぱり。デローザのエアロロードと雖も、スピードはオートバイよりも大分遅く、重量もオートバイよりも大分軽いので、リアのスピンコントロールはそんなに難しく無いはず。咄嗟にビンディングを外せる気がしないので、やめといた方がいいか。(この時は、転倒時の衝撃か、倒れた時には左右とも外れていました。)

 

ある子持ちの京都人からは、「子供には、余程怖い思いをさせて心底反省させた方が教育になるので、わざと突っ込んで殴るくらいの方がいいんですよ(注5)」と爾後諭されましたが、未年生まれの東北人には無理です。

 

仮に骨折でも手術必要レベルではない確信があり、相手が怪我しておらず、奇跡的にSKも無事っぽいということで、自分の怪我の治療の心配だけしよう、と判断しました。

右直事故の過失割合は自動車の標準で3:7、被害者からしたら割と相討ち。相手は免許を持たない子供(注6)でこっちは大人。多勢に無勢(1対4だけでなく保護者やらウニャウニャ(注7))。こっちはともすれば加害者にされかねない嫌われ者ロードバイク

「スピード出し過ぎのロードバイク🚴‍♂️がまた事故った」と結論付けられて、後々の理不尽な規制の引き金を引くぐらいなら、泣き寝入りした方がマシ。

 

【教訓】

「金持ち喧嘩せず」

「君子危うきに近寄らず」

「利は理より尊し」

「人生は畜生道

こんなところかな。

そもそもバイクの値段で100倍、死亡時の遺失利益では負けても休業の損害は上回る大人は、失うものの(あまり)ない自爆テロに自ら巻き込まれに行ってはいけない。

 

合理主義者・理性主義者の弱点は、相手も自分と同じく合理的・理性的に考え、振る舞うものと勘違いすることです。そこで何度も失敗する程私の合理主義はdogmatic(笑)。

かといって今更ジコチュー思考に切り替えるのが難しい人は、1番いいのは相手が例えば犬畜生🐶だと思うことらしいです。犬が合理的に振る舞うとは初めから考えないでしょと。いや、🐶は嫌い(というか犬を連れている人の反社会的な振る舞いが嫌い)だから、猫🐱がいいか。

いや勿論大事なスローガンは「安全第一」

 

注1:河川敷走って感じる範囲では、野球の方がサッカーより悪いですが、単に人数が多いだけかもしれません。指導者が注意するどころか一緒になって並走するのも保護者が安全確認せずに進路に飛び出すのも野球の方が多いですが、単に人数が多いだけかもしれません。

注2:正確な言葉は覚えていませんが、ちゃんとした教育を受けた日本人である私は、咄嗟に口を衝く言葉が罵詈雑言になることはありません。

注3:近所にはエレベーター内自転車持込み前提の物件もありますが、生憎うちは違います。

注4:86年式の400ccには、96年から市販車導入が始まったABSなど装着されている筈がなく、制動性はブレーキレバーのグリップコントロール次第。

注5:という意味の強めの関西弁ですが、表記自粛。

注6:交通社会の一員としての教育は、最近は運転免許を取る時が初めてとかいう恐ろしい話を聞いたことあるのですが、本当でしょうか。「免許の更新ハガキが数千円とかいうのが馬鹿馬鹿しい」と交通安全協会に加入していない私のせいかしら。子供だって人を撥ねて殺す可能性があるんだから、その自覚ができないうちは自転車なんて凶器に1人で乗せちゃダメだと思います。いい大人が、逆走やら傘差しの自転車が禁止とか危険ということを「知らなかった」と平気で嘯くような社会は狂っています。

注7:以前営利企業の運営するサッカークラブが都市公園法条例違反(無許可占用と営利行為だったかな)しているとして指導が入った顛末を見たことがありますが、保護者達の振る舞いがそれはそれは酷かった。

 

 

 

 

江戸川菜の花ライド(暗転前)

気温が20℃まで上がる予報(実際には22℃まで上がった)も終日8m/s程の強い南風に朝方雨・昼前雨でライドのチャンスを逸した21日から、再び冬装備に戻して迎えた24日、向かうは江戸川。

 

予報は北西の風で風速は21日の半分、気温もほぼ半分の11℃。帰路はR357を除いて向かい風にはならなそう。

 

若干寝坊の9時前スタートなので、築比地か龍Q館辺りまでの往復を想定。

 

R357下り線はすっかり車が多い時間、リアライト点けて区間平均(私のRunmeterはランニング用に500m毎のラップを取るようになっている)35km/h〜45km/hで車道左端を逃げますが、空いていれば車が80km/hくらいで流れる道なので、全く話になりません。尤も怖いのは、本線でなくランプウェイ。路側帯が事実上ないので、大型トラックなんかに付かれたら、交差点まで全力で逃げるしかありません。(80km/hは要らないにせよ、60km/h出せる脚を持たない私はさっぱり逃げれていませんが。)

 

江戸川は、菜の花が盛りでした。

南の方はあまり記憶にありませんが、三郷の辺りから北の土手はずっと。菜の花は、私の田舎では、野でなくキャベツ畑に咲くものですけどね。

 

Prizm Roadレンズ越しでも分かる青と緑と黄のコントラスト。

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そして雲雀の囀り。すっかり春です。(注1)
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土手のスロープを自転車や歩行者が上がってくる姿を遠目に見ると、さながら菜の花の海に頭だけを出して泳ぐ人のよう。

 

ローディーとしては、ビンディングシューズで土手の菜の花畑の中までは入っていくのは難しいのですが、途中道端に花が迫り出しているところがあったので、立て掛けてみました。

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菜の花に埋もれるDe Rosa SK Pininfarina Disk

こういうことは道の拡がったところでやりましょう。犬連れ乳児連れの人たちには、他の通行者を慮ることなく殊更に道幅狭いところで写真撮っている人を多く見掛けますが、危ないです。

 

前回ライド時工事中一般道迂回になっていたKoshigaya Golf Club前の道路は、新しいアスファルトが敷かれ直されていました。全体としては一応合格点かと思いますが、下流側の車両留め付近は段差が大きく、父の工事だったらやり直しさせるんじゃなかろうかという印象。

 

走り出しは8℃、その先9〜10℃で推移。日が当たっていることもあり、完全冬装備には暑い感じ。が、花粉が酷いので、ネックゲイターで顔を覆っての息苦しい走行でした。(素より鼻は通っていないし、ゲイターの内側はあまり人様には言えない状態でしたが。)

 

途中休憩は、みさとの風ひろばでトイレ寄ったのみ。築比地は人が多かったので、ノンストップで龍Q館まで進んで折り返すことにしました。

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ここまで約50km、1時間50分。

さしものベストバランス・ホイール BORA ONE 35も横風に煽られながら、向かい風に抗しながらの下ハン握りで辿り着きました。ラップは概ね25km/h台から28km/h台。

 

折り返します。

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復路は追い風成分が多い時に速度が乗り、平均速度は45km/h台連発で、折り返し後間も無くですが、最高では50km/h over、最高速度は58km/h。

これに慣れたか、本日の復路は、流しているつもりのところでも楽に40km/h overしていました。普段だと復路は向かい風25km/hってところなので、だいぶ速い。

これは平均30km/h超えそう。(注2)

 

そして寅さん記念館が近付くと通行者が増加して無法地帯化するので、巡航速度を落としつつ(注3)、加速減速を繰り返しながら右へ左へ遅い通行者の間を縫って進んでいたのですが。。。

 

続く。

 

注1:脚色しています。雲雀の声はよく聞こえましたが、餌の関係でしょう菜の花畑ではあまり聞こえません。

注2:あまりの好調ぶりに、これが徐々に目的化していた観が多分にあり。

注3:上のような調子なので、落としたと言ってもフラットでは30km/hは下回っていない模様。