甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

ショパン・フェスティバル2019 in 表参道

6月1日土曜日は、前週のマルタ・アルゲリッチさんと小澤征爾さんの共演に続き、カワイ表参道コンサートサロンで標記タイトルのランチタイム・コンサート。

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前週の25,000円@GS席お一人様の約30分の 1、800円@全席自由お一人様×2。

会場の「パウぜ」は130名収容のコンパクトなホールです。

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主催:日本ショパン協会

協賛:河合楽器

後援:駐日ポーランド大使館、ワルシャワ市、本国のショパン協会他

はて?ポーランド大使館てどこにあるんだっけな。イヴェントに参加して大使(当時)を見掛けた記憶はあるし、ワルシャワ日本大使館は行けと言われたら地図なしでも行けると思いますが、三田(だそうです)には行ったことがない。

因みにワルシャワ日本大使館。大使館村のメインストリートに面した大使公邸と背中合わせになって地味な通りにあります。向かいが他国大使館でなく集合住宅で、舗装があまり良くない(今ストビューで見てもそう)ので地味と言ったのですが、1本入る「メインストリート」より便利だし、広いし、バスも走ってます。

隣に似たような建物があります。景観規制だと思いますがセットバック同じ。幅も大体同じ。ですが、とある国の大使館、10cmだか30cmだか50cmだか忘れましたが、日本大使館より高く作ることが至上命題だったそうです。

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嫁がいた当時からソーラーパネルが載っていて、その分合わせると日本の方が高いんですが、高く作った事実に満足した本国は知らない&環境にも興味ない模様。

 

本編に戻ります。

奏者はカミル・パホレツKamil Pacholecさん。(注1)

聞いたことないです。

2016年に17歳で「ポーランド全国ショパン・ピアノコンクール」優勝者です。

国内コンクールでしょうから、ショパン・コンクールを18歳で獲ったツィメルマンや、19歳で各賞総取り2位なし圧勝のブレハッチといった偉大な先達とは違うと思いますが、21歳の来年ひょっとしたらショパン・コンクールを席巻するかもしれません。年齢、キャリア的にエントリーありそうな、2015年の浜松優勝ガジェヴさん、同昨年の優勝チャクルムさん、2位の牛田さんあたりと競い合うなんて面白そうです。

尚、ワルシャワのワジェンキ公園で夏の毎週日曜日に開催されるショパン・コンサートの、8月4日夕方の部にエントリーしてます。このコンサートはポーランド国外のピアニストも弾きます。外国人では日本人が多く、今年は4コマ5人エントリー。

 

《セットリスト》

武満 徹: ロマンス
ショパン
ワルツ イ短調 op.34-2「華麗なる円舞曲」
3つのマズルカ op.59
舟歌へ長調 op.60
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ op.22

 

簡単にレビューします。

 

スタートは反応薄の躓き気味。何故「ロマンス」?私が知っているのも「演奏時間4分弱」だけ。ショパンにしか興味のない満席130人の聴衆の拍手が始まったのは3拍くらいおいてからでした。はるばるやって来た若手音楽家は、日本へのリスペクトを込め、譜めくりを付けて日本人作曲家を演奏したのかもしれません。が、現代曲を聴かない日本人にはウケません。日本人作曲家を演るなら、滝廉太郎の童謡か伊福部昭ゴジラ団伊玖磨です。

団伊玖磨原案・音楽のこの映画、素晴らしいです。

 

2曲めにはあまり選ばれない地味なワルツが来ました。小曲です。弾き終えた後、拍手を求めるのかそのまま次の曲に行きたいのか微妙に分からないまま、ひと呼吸置いて次の曲にいきました。この辺が若いです。

微妙な空気から始まった3曲めは安定の名曲「3つのマズルカ」。以後は舟歌、アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズと盛り上がっていって終演。(アンコールはなし。)

 

マズルカまでは気になるミスタッチもありましたが、ショパンは表情の付け方も含めて自分の曲になっていた印象。若いけど仲々のスケールを感じさせる演奏でした。こういうところがポーランドの伝統なんでしょうかね。この先も頑張って欲しいです。

 

パンフレットの写真はその辺のお兄ちゃん風でしたが、実物は立派に音楽家の風貌になっていました。

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終演後は、表参道を渡ったアニヴェルセル カフェでランチ。

cafe.anniversaire.co.jp

カタカナ名だけは知っていましたが、イタリア語の「ウニヴェルセル」(宇宙)でなく英語の「アニヴァーサリー」と同じだということは行って初めて知りました。

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尚、本日アニヴェルセルでは7組の結婚式挙行。

 

滅多に来ない表参道・原宿界隈をフラフラ歩き回って1万歩に達したところでガス欠、ピットイン。ユーゴ&ヴィクトール表参道店。

hugovictor.jp

 

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表参道ヒルズの裏には新潟県ショップがあったので、笹団子買って帰りました。

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おしまい。

 

注1:昔「パチョレック」というプロ野球選手がいて、聞いたことない名前にどこがルーツだろうかと思ってましたが、「Pacholec」の英語読みですね。ポーランド系だ。

今週もZwift

平日が忙しくなってきて、平日5日間ではZwift1回1時間しか乗れず。週末は土曜日午前2時間Zwift。

 

WatopiaとNew Yorkからチョイス。

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迷わずWatopia。

 

Watopia全体で650人程。然も新しいロングコースTempus Fugit。空いていました。
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右上ロケーターに他のライダーの姿なし。


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71.9km、2時間5分、1,189kcal。

 

最近走行中にリアショックが段々沈むようになりました。
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 ↑走行直後(下車前)


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↑下車後。荷重が抜けるとダンパーが戻ります。(上の写真と向きが違うのとインナーチューブの汚れはこの際スルーで。)

カッコでフルサスを選んだだけの私、常時ロック状態にしているリアショックが勝手に沈む症状が出たのは、これが2回目。前回はまだあったBiKitに修理に出し、キャノンデール送りとなってオーバーホールでした。外走るなら困るけど、Zwiftにはそんなに困らないから、取り敢えずこのままにしとこう。

 

現在肩のリハビリ中で、葛西に通っています。

25日土曜日は、暑いなか葛西まで行って、終わったらお昼でした。

クリニックの近くに美味しそうなところがないか調べたら、トリップアドバイザー 江戸川区のレストラン8位/2,791店のラーメン屋「ちばき屋」がありました。

www.chibakiya.jp

 

支那そば(醤油)+煮卵トッピング。

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名前の通りトラディショナルなラーメン。

スープも具材も細い縮れ麺も全部自家製だそうです。

超絶に普通です。

美味しさの要諦はバランスだそうです。見事なバランスでした。

美味しかった。

ごちそうさまでした。

第21回別府アルゲリッチ音楽祭 日本生命presentsピノキオ支援コンサート「アルゲリッチ ベートーヴェンを弾く」〜ピノキオコンサート100回記念

タイトルやたら長いですが、昨日(日付変わったので一昨日になりましたが)5月24日金曜日は東京オペラシティ コンサートホールでマルタ・アルゲリッチ

別府アルゲリッチ音楽祭2019唯一の東京公演でした。

 

1番好きなピアニストです。

2番はリック・ウェイクマンとか言ってしまいますが。

クラシックで1番聴くCDは、長らくサー・ゲオルグショルティ指揮ウィーン・フィルの歌劇「ローエングリン」でしたが、ここ10年くらいはアルゲリッチさんのショパン・コンクール・ライヴです。あまりに鮮烈。

ショパン・コンクール・ライヴ

ショパン・コンクール・ライヴ

 

ショパンは収集途中からグラモフォン/デッカの”Complete Edition”で揃えたので他のピアニスト(でも大手レーベルなので皆一流どころ)も多いですが、単品CDの枚数が多いのはアルゲリッチさんとツィメルマンさん。

リストのCDも彼女です。

唯一のサン=サーンス、「動物の謝肉祭」のCDも彼女です。

「動物の謝肉祭」といえば、寧ろクライズラー&カンパニーですけども。

youtu.be

 前期型「ART FORCE」のプロコル・ハルム「青い影」も極めて印象的でしたが、後期型も負けず劣らず。(後期型もART FORCEなんですが、別なキャッチフレーズもありました。)

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5/26追記

後期型イメージカラーのパープリッシュシルバーツートンを見付けたので、そっちも貼っておきます。

www.youtube.com

 

シルビアの宣伝ばかりしても仕方ないですけども。

S13シルビアはカッコが好きで、R32GT-Rフルチューン車製作中の2000年から2001年に掛けての1年間だけですが、わざわざ前期型ライムグリーンツートン&純正アルミ&プロジェクターランプ&リアスポイラー付車を探し出してきて乗ってました。状態はポンコツ、内装はデザイン秀逸質感劣悪でした。

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彼女のダイナミックで自由奔放なピアノには痺れます。

クラシックのピアニストにはあまり感じない、グルーヴがあります。

 

身の程を弁えず、簡単にレビューします。

 

第1部

水戸室内管弦楽団、指揮者なし。

水戸芸術館初代館長であった故吉田秀和氏が創設したオケです。

ハイドン 交響曲第6番「朝」

割とマイナーな交響曲三部作の第1作ですが、ゴールデンウイークに聴き損ねたチェンバロ聴けました。

流石手練れの精鋭、初期ハイドンの軽妙さを、素晴らしいアンサンブルで聴かせてくれました。で、さきの東京国際フォーラムAホールとか比較自体馬鹿馬鹿しい音響の差。微細な音もよく聴こえ、次の曲の魅力も倍増。

ウェーベルン 弦楽のための5つの楽章 op.5

新ウィーン楽派なんてベルクの歌劇「ヴォツェック」くらいしか聴いたことないし、元々は第1部は前座だと思っていた(←失礼)のであまり期待もしていなかったのですが、緻密で厳格な構造に、スリリングなダイナミクス。ああ、これは面白いわ。録音が多い作品ではないようなので、CD買って同じ感想を得られるか分かりません。ありがとう、水戸室内管弦楽団

 

第2部

間もなく開演、後方から拍手湧き上がる❗️

アルゲリッチ さん客席から登場する演出⁉️

 

とか思って振り返り、見上げると、、、

 

何と上皇上皇后両陛下光臨‼️

お姿を拝するのは、個人的には平成20年天皇誕生日一般参賀以来。勿論退位後初めて。

 

2階席最前列中央から、手をお振りになっています。

 

テレビ、新聞でも報道されました。

退位後両陛下お揃いでの音楽会は初めてだそうです。

ピアニストでもあらせられる上皇后陛下は、アルゲリッチさんとご親交があり、アルゲリッチ音楽祭にはこれまで何度もお出ましになっています。熱心なアルゲリッチ・ファンにはサプライズではないのかも知れません。が、私にはサプライズ。

 

その興奮も冷めやらぬ中、再び楽団入場。

そして。

 

そして❗️

憧れのアルゲリッチさん❗️

 

そのアルゲリッチさんと手を取り合ってステージ中央に歩みを進めるもっと小柄なご老体は、、、譜面めくりの方ではありません。

 

小澤征爾さん

 

小澤征爾さんです❗️

 

3月にも入院されてオペラ公演を降板されました。8〜9月の「2019セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」で指揮をされないと発表もされていました。今回も休演・代演になる可能性が事務局から発表されていました。

 

歓声は、アルゲリッチさん以上に小澤さんに対してでしょう。

 

小澤さんは特にMy Favorite Conductorという訳ではなかったので、元々は「まーコンチェルト弾くアルゲリッチさんを1曲聴くための25,000円だな」くらいに思って会場に来ていました。何となく聴かないままかなと思っていた日本の生んだ偉大な指揮者を聴ける僥倖に、鳥肌立ちました。思わず涙が出ました。

第1部良かったし、上皇上皇后両陛下に小澤さん、25,000円がどんどん安くなります。ハイパーインフレです。

 

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番

問題は曲(注1)。ですが、第2番は、荒削りで後の作品に比べると完成度は高くないと思いますが、ハイドンモーツァルトの影響も強く残る軽妙な曲です。あまりベートーヴェンぽくありません。良かった。

少し荒いかなと感じるところはありましたが、流石アルゲリッチさん。悠然と構えた姿から、変幻自在な音が迸ります。老境にある小澤さんもアルゲリッチさんも、鈍さは微塵も感じさせません。熱いけど暑苦しくない演奏。実に軽やかで、純粋に楽しんでいるように感じられます。楽譜はあるのでしょうが(演奏は暗譜)、この呼吸は魂をぶつけ合うインプロヴィゼーションのそれ。やっぱり長年楽壇の頂点に君臨する人たちって凄いわ。

 

アンコール

1.シューマン子供の情景」第1曲 見知らぬ国と人々について

2.バッハ イギリス組曲 第3番 5.ガヴォット

どっちもアルゲリッチさんのソロです。1はピノキオっぽいですが、2は個人的に意外。

 

スタンディング・オベージョンの客席からは、オケに、小澤さんに、アルゲリッチさんに、惜しみない拍手。

そして上皇上皇后両陛下を拍手でお見送りして公演終了。

会場内は一切撮影禁止ということになっているので、私は自粛して撮りませんでしたが、小澤さんとアルゲリッチさん、上皇上皇后両陛下にカメラ(てかスマホ)を向け、フラッシュ撮影していた人もやたらといたぞと。

 

座席は先週のクラブチッタ(木製)と違って快適。前席は左右に2人連れ。これなら視界もクリアーだと思いましたが、何故か両内側の人がパートナーと反対側に首を傾げていたので狭かった。左目分はアルゲリッチさん隠れました。で、アルゲリッチさんを片目分隠した男性、やたら動きます。全然音楽に集中している観ありません。これは興味ないけど奥さんに連れてこられたパターンですね。

 

小澤さんはこの公演で相当疲労されたようで、明日26日の水戸室内管弦楽団の定期公演を降りられることが発表されました。

ありがとうございました。本日の公演は一生モノの財産になりました。

 

(パンフレット追加 ¥1,500)

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注1:ベートーヴェンはあまり好きではないのです、というようなことを前に書きました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

 

DE ROSA / SKの話題が消失しているので、Giro d'Italia

Zwiftでは閉幕したGiro d'Italia

本物は5月11日から6月2日まで約3週間の日程のほぼ1/3を経過。

 

我らがDE ROSA デローザは、「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ」が3年振りにワイルドカードで出場。

UCIワールドチームより1つ格落ちのUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームゆえグランツールでも仲々見掛けないので、貴重な活躍機会ですね。

 

第3ステージは、初山翔選手がスタートから大逃げをうち、残り76kmまでの144kmを独走。翌日のガゼッタ・デル・スポルト紙1面を飾りました。素晴らしかったですね。

 

で、翌第4ステージは、ダミアーノ・チーマ選手が逃げを引きました。

www.cyclowired.jp

彼が駆っているのはSK Pininfarina Disk(因みに初山選手はPROTOS Disk)。

コンポはCampagnolo EPS DB(あっちはRECORDのV3でなく12sのSUPER RECORD V4でしょうけど、と思いつつ、初山選手の写真を見ると11sのV3のようです)、ホイールはCampagnolo BORA ONE 35 DB。

まあうちのと大体同じですね!(←牽強付会ってやつです)

チューブラーだろうからBORAは50も使えたと思いますが、ってかNIPPOってiRCのチューブレスじゃなかったんでしたっけね。カンパがディスク版のBORA WTO出してくれないと、チームも最新マテリアル使えないし、私もアップグレードできません。

 

未だ2016年モデルでレースしてるってどうなの?という点は、SK Pininfarinaが未だ第一線の戦闘力がある(而も各社トップモデルより大分安い2ndグレードラインだし)と強引に解すとして、嬉しくて写真貼りたいところなのですが、無断コピー・転載禁止と書いてあるので、止めときます。

 

仕方ない、自分のを適当に貼っておこう。

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只今長期室内保管中。UVカットカーテン被ってます。

 

本日のジュレックは、定番のソーセージ、茹で卵に、アカモクと青ノリを大量投入。

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ちょっとパンダ目。

 

 

実は一番聴いているフリオ・キリコ(arti & mestieri)

昨日5月18日は、クラブチッタ CLUB CITTA' にて今年が第1回のジャズ・ロック・レジェンズ "Jazz Rock Regends 2019"参戦。

 

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©︎CLUB CITTA'

 

CLAMPSレーベル/イタリアン・ジャズ・ロックの2大巨頭、というか今年両方来たら来年以降の開催できるの?的豪華ラインナップ、アルティ・エ・メスティエリ"arti & mestieri"にアレア"area"となれば行くしかありません。デメトリオ・ストラトス Demetrio Stratos のいないアレアがアレアなのかという話はスルーして。

来年以降はイタリア以外の国からですね。コロシアム、JCMのジョン・ハイズマン Jon Hiseman が昨年亡くなったのが惜しいです。

 

初めて聴いたポピュラー系のライヴは、2005年6月のアルティ・エ・メスティエリ奇跡の初来日公演“TILT AL CITTA’ 2005”でした。来日はその後も続き、今回で都合4回になりましたが。。。ありがとうございます。

初来日公演の模様は、2日公演の2日目、6月12日の公式CDが翌年出ました。

ファースト・ライヴ・イン・ジャパン(再燃)+1

ファースト・ライヴ・イン・ジャパン(再燃)+1

 

単独ライヴ3時間Overの熱演、嫁を待たせてサイン会にも参加し、終電ギリギリの川崎クラブチッタでした。コードにもメロディにもリズムにもピッチにも関係なく叩きまくる手数王フリオ・キリコ Furio Chirico のドラムに、嫁曰く「どれもおんなじ!」。

にも拘らず、この嫁はその6年後、「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 秋の陣2011―夢のまた夢」で、トリップ"THE TRIP"のフリオ・キリコ(因みに翌日はアルティのフリオとして出演)を聴かされました。。。

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http://home.a00.itscom.net/lola/images/fliers/ItProgRockFest_2011_A_s.jpg(本棚探せば自分のも出てくるのですが個人のサイトからお借りしました。)

この時は初日、トリップ"THE TRIP"、ゴブリン"Goblin"にPFM"Premiata Forneria Marconi"。アルティとトリップのカップリングでブート"Calling Monster Chirico"が出ています。が。(注1)

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今回、フリオ・キリコ3回目。まあ彼のドラムが好きなんですな。67歳の今年、53歳の初来日のように叩けるか分かりませんが、とか思いながら。

 

で、レビュー。

 

第1部 アルティ・エ・メスティエリ

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©︎CLUB CITTA'

 

今回はarti & mesitieri essentiaと称して、インストゥルメンタル5人編成によるオリジナル・フォーメーションで来日。ヴォーカルのイアーノ・ニコロ Iano Nicolo'がクビになってないか心配ですが、公式サイトの現メンバーに名前が載っているから大丈夫でしょう。

 

で、ライヴ。

・2005年はフリオ+ベッペ・クロヴェッラ Beppe Crovella(key. 当時)+その他インスト隊+イアーノ(vo.)という感じでギター、ヴァイオリン、サックスがフィットし切っていない感じがありましたが、アンサンブルがグッとタイトになりました。当時来日寸前に18歳で加入したラウタロ・アコスタ Lautaro Acosta(vl. 今やチョイ悪口髭を生やした34歳)が中軸に成長し、ジジ・ヴェネゴーニ Gigi Venegoni(g.)、 ピエーロ・モルタラ Piero Mortara(key. バンド公式サイトの"Pietro"は間違いのよう。)とのバランスがよくなったのが特に効いた観。

・フリオのドラムは相変わらずシャープ、所々に挿し込まれる決めポーズも健在。2011年は手数が大分減って心配しましたが、67歳になった今年は2005年と変わらないレベル。多分当時太り過ぎ。今回は大分絞れていましたし。

・なので2ndの頭2曲、"Valzer Per Domani"から"Mirafiori"、締めの"Gravita' 9.81"にはシビれました。

・高齢組を中心にちょっと乱れがありましたが、ライヴはそういうもの。

・今回初参戦のピエーロは、アコーディオンを演奏。PFMのライヴ盤でフラヴィオ・プレモーリ Flavio Premoli が弾いているのはよく聴きましたが、生は初めて。すんごく合います。スリリングです。

ラウタロのインストゥルメントはヤマハのサイレント・ヴァイオリンだと思いますが、やっぱりアコースティック・ヴァイオリンを使って欲しい。弱音のアタックが濁るし中音の響きがアコースティックより格段に劣ります。(注2)

 

第2部 アレア

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©︎CLUB CITTA'

 

"International POPular Group"アレアは、"area open project"として、オリジナル・メンバー パトリツィオ・フォリゼッリ Patrizio Fariselli(key.)を中心に、流動的なメンバーで活動を継続していこう、ということなようです。偉大なデメトリオ・ストラトスを失って以降、初めて迎えたヴォーカリスト クラウディア・テリーニ Claudia Telliniがどんな歌唱を聴かせてくれるかに注目。

ロックの女性ヴォーカリスト、嫌いじゃありません。ロバート・プラントを除いて誰よりもZEPをドラマティックに歌えるのはハートのアン・ウィルソン Ann Wilson だし、セリオンの女性ヴォーカル隊も素晴らしいし、ナイトウィッシュのターヤ Tarjaも別格。イタリアではドネラ・デル・モナコ Donella Del Monacoとか、カテリーナ・カセッリ Caterina Caselli(この方は寧ろカンツォーネ)とか。

 

で、ライヴ。

・ジャズ・ロックというよりジャズでした。フリー・ジャズ。デメトリオ存命時のライヴもかなりジャズ寄りでしたが、「ロックのエッセンスがあるジャズ」の立ち位置。

・クラウディアはメッゾのハスキー系の声でした。で、歌唱は。。。普通。いや、普通よりはパワフルでしたがジャズ・ヴォーカルでした。凄く上手いんだけど、デメトリオの唯一無二のヴォイス・パフォーマンスの再現というより、ヴィブラートとスキャットの域を出るものではなかったかなと。

・彼女のお陰で初期の曲が蘇った部分と、そうは言っても曲自体がほぼ解体されているじゃないか、というところがあって、過去2回の来日公演もそうだったのかもしれませんが、プログレッシヴ・ロックのprogessを望まない(だからこそ70年代のバンド再結成・来日を熱い拍手を以って迎えている面もあるわけですが)人達から見たらどうかなぁ。でもバリバリ現役のアレアとして素晴らしいです。流石アレアです。40年経ってもバカテクです。

 

・アレアは「百鬼夜行」からインスパイアされた新譜"100 Ghosts"からの新曲を披露。アルティも"Universi Paralleli"からの6曲が本邦初演だった模様。

 

グランド・フィナーレは、ジャム・セッション。

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©︎CLUB CITTA'

 

壮絶なインプロヴィゼーションの応酬です。

「アレアとアルティ・エ・メスティエリによる饗宴が沸点へと達しカオスへと変貌をと遂げる」という訳の分からない解説のとおりでした。

 

1番ライヴを聴いた(といっても3回)フリオ・キリコ。年齢が心配でしたが、全然それを感じさせない健在ぶりでした。

 

で、座席はイマイチでした。クラブチッタのフロアの傾斜は僅か。前席の人が大きくて、フリオとセンター(シッティング時のジジと、クラウディア)が頭でほぼ隠れ、よく見えませんでした。あと私より歳上も多いイヴェントだから帽子が多かった。

見えねー...とか思いながら聴いていましたが、第1部終演時スタンディング・オベーションになって立った瞬間ビックリ。

前席の人の頭の上からステージがよく見えました。

何だ、俺のが背高いんじゃん。

 

戦利品。

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コーティング紙による大判の見開きパンフ。8ページでクリムゾンより高価な2,800円。クラブチッタのイヴェントはこの値段付けても収益キツいだろうから仕方ないか。

と、13,000円のチケットに含まれる、未発表音源の特別記念CD。

 

ところで。

アレアの"International POPular Group"。この"International"には「世界的な」(←思い切りイタリア・ローカルじゃないの?と思いますが)の他に「共産主義インターナショナル」(コミンテルン)の意味があります。

イタリアは西欧諸国では最も共産党の力が強い国でした。で、アレアは熱心な活動家。共産党大会でライヴやっていました。海外でのライヴでも"L'Internazionale"を演奏しているので、そっち系のイヴェントでしょう。私の語学力ではパトリツィオのMCは多少分かってもデメトリオの歌詞はさっぱり分かりませんが、真っ赤らしいです。

今は卒業したのか分かりませんが、霞を食べて生きられる才能を有する稀有な人達が、ソ連の尖兵として、パンを食べなければならないフツーの人達を煽るのは罪深いことだと思います。

今はソ連はなくなりましたが、「文化人」の「反『米帝』」「半日」「反資本主義」は日本でも相変わらずですね。

 

注1:リアル体験でブーストされた感動により記憶の中での演奏クオリティが上がっているため、追体験にはより演奏のクオリティが高いこっちの方がいいです(トリップに限る)。↓

Prog Exhibition (7CD+4DVD) (PAL)

Prog Exhibition (7CD+4DVD) (PAL)

 

 買わなくてもYoutubeでトリップの映像全編見れるのですが、この翌年亡くなったウェッグ・アンダーソン Arvid'Wegg'Anderson、2014年亡くなったジョー・ヴェスコヴィ Joe Vescovi 追悼のためにも購入し、謹んで聴きましょう。)

 

注2:PFMの"Piazza del Campo"でマウロ・パガーニ Mauro Pagani とルチオ・ファブリ Lucio Fabbriを比べてもらうとよっく分かります。弦の素材だけの違いではないと思います。 

PIAZZA DEL CAMPO: LIVE IN SIENA (BONUS DVD)

PIAZZA DEL CAMPO: LIVE IN SIENA (BONUS DVD)

 

 

 

Giro d'Italia TT Challange on Zwift 最終日

5月13日。Giro d'Italia TT Challange 3/4

個人的に完全に定番のWatopia Tempus Fugitを20分程ウォームアップ。

 

登録イヴェントが左下に表示され。

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流す時に244wはまず出してませんが、偶々勾配が切り替わり、ケイデンスキープのためトルクアップしたところ。

 

イヴェントへの移行を促すメッセージ。
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大体は合っていましたが、6分前告知、5分前強制移行というようなキリがいい数字ではなかったようです。

 

切り替わってスタート地点(ウォームアップラン?開始地点)。出力が0になって停止すると、ローラーが消えて足を着きますが、エクササイズ目的の私が脚を止める理由はありません。が、ここでの5分以上の時間も距離も、ログ上はノーカウントの模様。

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左の人極端な前乗り‼️

 

スタートしました。今日はフラット部緩ーっといきます。抜かれまくってます。
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郊外でバラけてくると抜きも抜かれも少なく、坂に入る前で282人中140〜135番くらい。ほぼ真ん中。

坂は短い5%2本の後で激坂(途中緩む箇所があるのでこっちも2本ですね)。先日書いた1.6kmよりもう少し長く、2kmくらいでした。

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今日は前半流したので後半頑張ることにし、ヒルクライム区間で出力アップ。

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間も無くゴール。聖ルカ教会でスクショ撮ろうと思っていましたが、絵面の良さそうなタイミングを探しているうちに通り過ぎ、マスコットもインフォメーションに隠れた何とも締まらない画像が残りました。

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参加人数が毎回変動するので順位はどうでもいいのですが、57位/282人まで上がりました。タイムも出力も、3回中3番目の20分41秒、205wでした。

 

順位表見て思ったことが1つ。皆さん心拍も取っているんですね。心拍以外のあらゆるデータはDIRETOから取れるし、データの統合に拘りさえしなければ心拍自体はGarmin vivo spostでリアルタイムでも後追いでも見れるし、ということでワタシはいいや。

 

折角の特設コース、週末のライドではゴール後Watopiaに帰ってましたが、勿体無いので今日はstayし、元来た道を戻ります。f:id:ABi-R:20190514181933p:image

あぁ、何でTTレースなのにすれ違う人がいるんだろーとか思ってましたが、今のワタシだ。

 

激坂下りで猛烈にスピードが出るので調子に乗って踏んだら、この日の最大出力463wがレース後に出てしまいました(注1)。大いなる無駄です。
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90km/h overでコーナーに突っ込みます。しかもインベタでラインがおかしい&超高速なのにカウンターを切って無駄なヨーを作っています。

死にます。まず間違いなく死にます。実車で落車したせいでヴァーチャルライドしか出来ないのに、ヴァーチャルでも危険予知が足りません。

 

間も無くスタート地点、次の22時スタート組のライダーが続々すれ違っていきます。

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スタート地点(計測開始地点)。マッジョーレ通りでなくサン・フェリーチェ通りだと思いますが、不明。何せこの街は行ったことない。でも実物のこの道はもっと狭いようです。

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ウォームアップエリアとスタート地点の間にあるのは、サン・フェリーチェ門
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本日は、ウォームアップのWatopiaと合わせて29.3km、618kcal。

 

さー、明日は全行程本気出すぞ、と下車しましたが、14日のトライアルは夕方4時までで参加不能

あぁ、何だ、チャレンジは5/11から5/13の3日間なのね(イヴェントの案内にはっきり書いてあります)。北米大陸の13日夜まで開催するのでJSTでは14日夕方スタートがあるって話でした。

4回乗るつもりで「 /4」と書いてました。

最後のチャレンジで本気出すつもりで力温存してました。

"completed"って表示されたからまあいいか。Maglia Rosaジャージは、Giro d'Italiaが終わってカンピオーネが決まったらunlockされるでしょう。多分。

 

最近は愛車の写真がないので、ライドを終えたCannodale Jekyll800 + ELITE DIRETO。

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注1:スマートトレーナーの最高峰、Tacx Neoは下り坂も再現(アシスト?)するらしいですが、下りと14%を超える登りはスピードの加減で補正されるDIRETOは、絶対に脚が回らないスピードが出たりします。

今週のZwift

5月11日から6月2日までGiro d'Italia開催。

 

これに合わせてZwiftも、5月11日から14日までGiro d'Itlia TT Challange開催。

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コンプリートすると、マリア・ローザのジャージが貰えるそうです。

 

イヴェント参加しない系の私としては、Zwiftでもイヴェント参加経験ないのですが、初参加することにしました。グループライドじゃないし、TTは距離も短いし。イタリア🇮🇹だし。

 

5月11日。1/4

特設コースの入り方が分からなくて、参加回が30分後ろになりました。

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ワールド選択時に右上のイヴェントリストで参加登録をしておくと、ワールドに入った後左下に「参加」ボタンが表示されます。ライド中でも6分前になると「参加ボタン押して特設コース行け」と促され、5分前には自動で移動します。

 

初日土曜日はWatopiaのTempus Fugitを軽くウォームアップしてからTT。

 

スタート地点は妙に近代的に見えますが、特設コースのボローニャです。

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世界最古の大学「ボローニャ大学」のあるところです。真面目に勉強していたら留学を目指す対象の1つでした(過去形)。

旅行では何度か通っていますが、降りたことないので、駅の看板の写真を持っているだけです。

 

当初参加予定の21:30は460人参加でしたが、22:00は190人。
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ヒルクライム入る前まで45位くらいのところまできていましたが、ヒルクライム1.6kmの間にズルズル後退して64位、19分13秒、249wでした。ELITE DIRETOはMax14%なのですこし下駄を履かせてもらっているかもしれませんが、Max16%の坂は辛いです。フラットはこの程度の時間なら300w平均でも走ろうと思えば走れますが、坂は200w切るレベルまで落ちます。滅法坂に弱いです。

体重のためか、出力は大分低いですね。

ウォームアップのWatopiaと合わせて18.23km、472kcal。

参加賞のキャップとソックス獲得。

 

5月12日。2/4。

今日は11時少し前からライド開始。

ウォームアップはWatopiaのTempus  Fugit。57分、34.8km。

 

12時スタート組、110人参加。

昨日のTTの最中にレベルが21に上がったのでジャージは背番号20からELITEに戻しました。因みにバイクとホイールは変わらずPARLEE ESX、ZIPP808。
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やっぱりいいなあ、イタリアの古都。
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因みに昨日より大分緩く入ってます。

 

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ヒルクライム開始時14位、ヒルクライム1.6kmも割と頑張って18位、出力はほぼ同じ248w、タイムは昨日よりちょっと速い18分54秒でした。左手1本でステムで上体を支えて走る私は、フロントをアウター48からミドル40に落とすだけでは太刀打ち出来ず、上半身で引っ張ることも立ち漕ぎも出来ないので、やっぱり坂が辛い。

このレベルのタイムでも、結構汗かきました。

ウォームアップと合わせて42.3km、950kcal。

 

月曜火曜は、特別に遅くならない限り、TTやるくらいの時間はある筈。

目指せマリア・ローザジャージ❗️