甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

どこまで追いかけられるか予備予選4

平日は音量を下げてただのBGMとして流している状態なので、顕著な差がないと違いを見出すのは仲々難しいです。

この間のオリンピックは、レジェンドピッチャーの競演を堪能したソフトボール決勝と、男子サッカーのフランス戦。久保建英さんの3戦連続になる先制は勿論ですが、2点目酒井宏樹さんのあまりに見事過ぎる詰め。何あれ❓結果4点取って大勝しましたが、昔から日本サッカーを見ていた者には、皆んなしっかり枠に飛んでいるところが素晴らしいです。

 

6日目7月17日イヴニングセッション

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名前と顔を見ると先入観が入るので画面は殆ど見ない、演奏が始まるまでは聴かない、というスタイルで聴いている、というか集中の対象は仕事なので、BGMのショパンコンクールは聴き流し。そもそも日本人ピアニストすら殆ど知らないので贔屓は基本的に入りませんが、女性は打鍵が弱いとかロシア人の打鍵は粗野だとかポーランド人は骨太でありながらリリカルだけど地味とかいう偏見は排除されます。でもIgnas Maknickasさん(リトアニアアメリカ)のつもりで聴いていた人に違和感を覚えていたら、Tomasz Marutさん(ポーランド)でした。ポーランド人っぽかったのです(笑)。Maknickasさんは棄権してたのかしら。ONTOMOのコンテスタントリストを先に書き出しておき、視聴後に聴き直しせずにそのリストを参照して名前を書き出しているので、途中飛ぶと気付かない可能性があります。これまでのセッションで既に間違えて名前を挙げた人がいるかも🦆。

このセッションもハイレヴェルだったと思いますが、ワタシ的1位は、ポーランド人らしい歌わせ方(笑)がよかったMarutさんでした。上で偏見排除とか言ってるのと矛盾していないかというと、受けた印象が名前を見るより先なので、問題ありません。

 

7日目7月18日モーニングセッション

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ここは7人中5人の日本人セッションでした。

日本には「ま」行の人と「な」行の人が多いのかしら。松本、増田、町田、宮田、村井、村田、森田、中村、中田、中山、中野、西村、西田、野沢…。うん、人付き合いの悪い私の周りにすら沢山いますね。

ここのセッションは中川真耶加さんですね。懐の深さを感じさせる重厚な語り口とスタインウェイの煌びやかさがきれいに融合していたと思います。ちょっと調べたところ、前回2015年のコンクールに参加して、二次予選まで進出されたそうです。すいません、さっぱり存じ上げませんでした。

私のBOSEのスピーカーSoundlink MIniはヤマハには不利かもしれません。トップバッターの三好朝香さんと2番手の水谷桃子さん、三好さんの方が良く聴こえましたが、スタインウェイの派手な音のせいです、多分。

 

7日目7月18日イヴニングセッション

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Anfisa Bobylovaさん(ウクライナ)とAnke Panさん(ドイツ)の演奏が熱かったです。Panさんはともすれば暴走気味な印象もあったので、コントロールが効いたBobylovaさんがワタシ的1番でした。

失礼ながら日本人女性ピアニストの苦手分野、「演奏中変顔にならない」という点ではYeon-Min Parkさん(韓国)はここまでのコンテスタントでもトップクラスでした。しかし私の評価では、演奏はセッション下位に沈みました。

 

8日目7月19日モーニングセッション

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この日は午後の部6人中3人を占める日本人デーでした。Maoさんが何でいるか分かりませんが、佐藤さん、鈴木さん、斉藤さんの「S」ですからね。そのうち斉藤さん、字は少し難しい方の齊藤さんですけども。

このセッションは印象薄かったです。同じ曲を何度も聴いている私が食傷気味なんでしょうけども、結果予備予選で落ちることになる方も含め、そもそもが選りすぐられたコンテスタントですから、皆さん素晴らしい演奏です。

Zuzanna Pietrzakさん(ポーランド)かAgnė Radzevičiūtėさん(カナダ/リトアニア)か、今ひとつ決め手がないですが、やっぱり1番はPietrzakさんのマズルカの軽やかさですかね。

 

8日目7月19日イヴニングセッション

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このセッションからのセレクションは簡単した。反田恭平さんが図抜けてます。テクニックも文句なし、他のコンテスタントとはスケールが違いました。「えっ?もう終わり?」という感じで、続けて聴いていた次のセッション1番手Alberto Ferroさん(イタリア)の半分の時間しか弾いてないんじゃないのと感じたくらい。そもそも入退場も見た目もコンテスタントに見えない貫禄だし。小林愛実さんとともに、三次予選までは固いのではないかしら。その先は…、20人の中で特に秀でた人を選り分ける能力がそもそも私にないので分かりません。

 

9日目7月20日モーニングセッション

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非クラシック方面からも大変な注目を集めている角野隼斗さんのセッションです。(「かてぃん」さんて言うくらいなので私は「かどの」さんだと思っていたら、嫁から「それじゃS並びに入らないだろう」と指摘されました。「すみの」さんだそうです。角野さんは、確かなテクニックで音の粒が揃いがよく、ドラマティックでもありましたが、全体に重く、音に角が立っていて、マズルカに軽やかさや明るさが欲しかったなと。私としては、表現の幅が出難い選曲が良くなかったのではないかと思います。審査は「こういう風にしか弾けない」と思われるか「違うのも聴いてみたい」と思われるかで大きく変わると思いますが。竹田理琴乃さんもトーンが暗かった。2人の日本人の間に弾いたMarcel Tadokoroさん(フランス)みたいなトーンが出せていればもっとよかったのですが。この方(日系?)はテクニックに粗がありましたけども。角野さんと僅差ですが、Szuyu Suさん(台湾) の熱いパッションが私の1番。この方はヤマハでした。これまで多分誰もカワイとファツィオリを弾いていないのですが、予備予選は機材の制限があるんでしょうか。

 

9日目7月20日イヴニングセッション

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全体にハイレヴェルだったモーニングセッションに対し、ちょっと低調な印象がありました。その中で、タイプは違いますがロマンティックなピアノを聴かせたShun Shun Tieさん(中国)かSarah Tuanさん(アメリカ)が良かったですが、どうしてもミスタッチが気になる私は、正確性でTieさんが1番でしたね。

 

3/4周りました。意外に早く全部聴けそうです。まあ世の(コンクールに関心を寄せている)皆さんが既に結果を知っているものを後追いしているわけですけども。

 

コペンハーゲンのそれと違って国外では全く知られていないワルシャワの人魚像。

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知られていないおかげで「3大ガッカリ」と言われずに済むという説もありますが、アンデルセンの人魚姫とはそもそも背負っているストーリーが全く違うようです。

ランニングマテリアル2点追加

遂に日本はコロナ禍乗り越えましたね❗️

本日40分程のランチタイムでは、嫁がチャンネルを合わせていたワイドショーからは、COVID-19の話題どころか、コロナの「コ」の字も出ませんでした。先週までは時間中ずーっとコロナだったのに一掃。この言葉が出たのは、政府広報CMの尾身さんの口からだけでしたよ。

飲食業の皆さんも、漸く一安心できるでしょうね。よかったよかった。

 

www3.nhk.or.jp

...東京だけで感染確認2,848人と過去最多になったのですが、オリンピックで浮かれる民放テレビを見ていると、COVID-19に関連した政府批判やらオリンピック反対やら一体なんだったんだと思わざるをえません。わたしは決して二者択一だと思いませんが、「命の方が大事」じゃなかったのかなあ。

 

オリンピックですが、開会式の視聴率は56%オーバーだったそうです。

www.nikkei.com

みんな注目しているじゃないですか。私は見ていなかったので、少数派ですな。あ、いや、嫁が見ていたのがチラチラ見えたり聞こえたりしたから、多数派に入るのか。

見た部分で言うとですね、高評価らしい国歌独唱が私には全くダメでした。「あいうえお」の明瞭性が日本語の特徴なのに、外国語の歌ならまだしも、日本国歌に「あ」の口の形で「お」とか有り得ないと思います。北島三郎さんがもう少し若ければ格の違いを見せてくれたろうに。演出上ないでしょうけども。じゃあ由紀さおりさんとか。ああ、美空ひばりさんのVOCALOIDがよかったのでは⁉️初音ミクと共演とか、日本っぽいでしょ。

某大物芸能人が「金返せ」と仰っていましたが、↓

www.google.co.jp

大河ドラマ「いだてん」で滑りまくって圧倒的につまらなかったこの方よりもっとつまらなかったのでしょうか。それなら確か深刻だと思います。

この2日間、オリンピックといえば私は2駅隣葛西臨海公園でやっていたカヌー競技でしょうか。当然見に行ってはいませんが、前回メダルの羽根田さん残念でした。

あとは台風で遊泳禁止確実な大波に恵まれたサーフィンですね。私が見たのはライヴァルのCaroline Marksさん(アメリカ)が波に乗り損ねて競技終了したため都築有夢路さん(読めません)の銅メダル確定した瞬間と、逆に波に恵まれず五十嵐カノアさんがItalo Ferreiraさん(ブラジル)の前になす術なく破れて銀メダルになった決勝です。自然相手って難しいですね。

 

その自然を相手に、いや都市の中ですが、暑い中走ったり雨の中走ったりしていると、些か気になることがあります。

 

  • ランニングベストとバイザーを毎回洗濯している。

→大汗かくので洗濯は必須ですが、お気に入りのサロモン S-LAB SENSE ULTRA SET(3ℓ)は高価です。価格の4割くらいは付属のソフトフラスクですが、あのペラいのが16,200円(2015年当時の消費税込)します。毎日のように洗濯するのは消耗が心配です。

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SALOMON S-LAB SENSE ULTRA SET / S-LAB SENSE SET | トレイルランニング総合情報サイト トレイルランナー.JP Trail Runner.JP

  • 雨の日は蒸し暑い。

→幾つか要因があって(注1)、雨天用のTNFエイペックスキャップ(NN01300)がその1つ。

 

対策にマテリアルを2点追加しました。いずれ古いものが退役して更新になるでしょうが、取り敢えず現段階では買い足しです。

 

1.ランニングベルト

サロモン PULSE BELT(ダークグリーン)Sサイズ買いました。

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ダークグリーンを選んだのは、許容範囲のカラーで値引が一番大きかったためで、それ以上のものはありません。背負うなら少しでも涼しい色がいいですが。

以前ウエストバッグ/ランニングポーチのカテゴリーになるSENSI BELTを使っていたことあります。専用ハードボトルの水が揺れるのが気になり、早々に手放していました。あれ自体はロングセラーになのでいいものなんだと思いますが、私は気に入らなかったので。

 

オリジナル重視派の私にはファーストチョイスはフリップベルトの筈なのですが、よく知らなかったので、ワタシ的定番のサロモンになり、結果としてより軽量になりましたけども。

 

S-LAB SENSE ULTRA SETの後継モデルはSENSE PRO 5だと思いますが、例によってカラーリング(注2)と、重くなってロードには過大な容量にもなっている点気になって、候補になりませんでした。

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https://www.salomon.com/ja-jp/shop-apac/product/sense-pro-5-lc11195.html#color=55440

↓これは既にカタログ落ちしているS/LAB SENSE ULTRA 5 SET。初代より重くなりましたが、SENSE PROよりは軽いです。

容量的に後継っぽいAGILE 2 SETも重いし黒い。

他社のランニングベストも、ハイドレーションの収納性、フロントストラップ、カラーなどからして候補になりませんでした。

S-LAB SENSE 2 SET(型落ち)や他メーカー等、カタログ落ち&在庫販売モデルにはホワイトの面積が多いアイテムもありましたけども。

 

こういうのはトレンドがありますからね。私は、大体innovationは好きだがその後のimprovementは気に入らないので、飛び付いた商品の買い替え時期には適当な代替物がなく、古いのをいつまでも使っていることが多いです。

 

両方装着してみたの図。

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容量は遥かに小さいので、単体では使い方の自由度は低そうです。

 

2.バイザー

晴天時はバイザー、雨天時は撥水キャップを被りますが、キャップは暑い。のですが、通常用のTNFアルファドライバイザー(NN01407)が吸水性で、プリム(というかキャップのパーツならここがバイザーなんですが、要は「ツバ」)が吸水し、重くなる上に水が滴れてくるので、雨天時は快適ではありません。

ゴアテックスのバイザーないかな。

→ありました。

自転車ならいいかな(笑)と思いますが、シマノでランニングというイメージがないのでパス。

 

別にゴアじゃなくてもいいのですが、保水しなそうな撥水性のものが欲しいと思ったら、サロモンにはSENSE VISORがあります。

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(©︎サロモン)

が、これもアークテリクスもスポルティバもモントレイルも、ツバの角度がつき過ぎじゃないかな。試着していないので何とも言えませんが、障害物からの目を保護をバイザーに期待しないサングラス/メガネの私としては、アイウェアのテンプルやリムの干渉の方が困るし、JAWBREAKERのヴェンチレーションの邪魔になるのも困ります。

 

ということで、安定のモンベルかノースフェイスだよね、とサイトを見たら、撥水を謳うバイザーがありました。

www.goldwin.co.jp

これだ、TNFのスワローテイルバイザー。サロモンの如何にも水を吸わなそうなもの程ではないかも知れませんが、これで雨の日の快適性が少し上がるでしょう。

 

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古い方がツバの幅が広いです。狭いのがグラム単位の軽量化や収納性のためだとしたら、私は寧ろ重くて嵩張ってもいいです。

旧。

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新。

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本体(というかヘッドバンド部分)は吸水拡散性が欲しいのですが、そこはあまり期待できなそうです。汗が眼に入りさえしなければいいので、問題あれば自転車ではそこそこ役立っていると思う吸水より排水のHaloヘッドバンドを内に使ってみてもいいかな。

 

まあ梅雨が明けているので、雨の日にわざわざ走って効果を知るのは、トレランで雨に当たった時(でも山にはアルファドライバイザーで入るので多分暫くは使わない)か秋の長雨が続く時期かですけども。

パルスベルトは早速使っています。

 

注1:シェルジャケットについて2回程言及しています。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

liprofumodellarosa.hatenablog.com

注2:モデルを重ねると大体暑苦しいカラーしかなくなる件。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

帰還したR32GT-Rと装着パーツレビュー

昨日やっぱり起きませんでした。というか目覚ましセットし忘れが最近多いような。前夜は確認しなかったけど、確認してから寝た日も鳴らないことがあるような気がするので、電池交換時期かもしれないし、私が暑さボケしているのかもしれない。

ということで4連休はSK Pininfarina Disk RIDEはなしで終わりました。

 

日光に行った際、車検以来初めて纏まった距離を乗りました。

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走り屋的にありえない程荷物を色々積んでいて、車内で転げ回って壊れたり散乱しても困るので、喩えご馳走のいろは坂でも飛ばさないんですけども。ああいうタイトコーナーが多いところは、本気で走るならローギアまで使うので忙しいし。

明智平あたりで休憩している走り屋さんと思しき人達からは、チューンドRB26が低回転の太い音を響かせて登って行くのを却って奇異に感じたでしょう。

 

往路は1時頃スタートで、首都高速東北道とも空いていました。漫然と追越車線(或いは第二走行車線)を走る車が多く、左からの追い抜きの方が多いくらいなのも平常通り。合流から登坂車線が続いて片側4車線になるのは岩舟ジャンクションか、第一走行車線が私1台きりで、痞えていた第二走行車線と追越車線の車両をごぼう抜きしてます。

みんなもう1車線左に寄る意識を持てばみんながもっとスムーズに走れるのにね。ルールとしてどうなっているかは知らないけど、少なくともマナーとしては常識です、ヨーロッパでは。ホント第二走行車線を追越車線指定してキープを禁じたほうがいいです。左から追い越された車両を通行帯違反で切符切るのでもいいと思いますけど。

 

あとこの季節は特に思いますが、二輪は渋滞に嵌っていると冗談抜きで熱中症の危険があるので、いい加減二輪だけでもスムーズに流す施策を考えるべきだと思います。バランスの乗り物なんだからStop and Goの機会は少なければ少ないほど安全だし、そもそも割高な料金払わされて気の毒だし。二輪なんて軽いんだから路肩走っても施設管理上は何の支障もない筈だし(注1)、すり抜けのルール作るのもありだと思います。すり抜けは追越車線の左側限定にして追越車線の四輪車は車線内右端通行させて左を空けさせるとか、すり抜け時の最高速は60km/h以下または四輪車の速度比+20km/h以内の低い方とか。二輪がすり抜けてくるのが正当な行為だと周知されれば、四輪車の危険な渋滞時の車線変更も減るでしょう。

復路は奥日光を15時半頃スタートで中禅寺湖畔渋滞、日光道交通集中、東北道は断続渋滞。東北道方面には遊びに行くことが少ないので、休日日中の上り線の混雑はどの程度が普通かは知りませんが、今の特有の現象は、上り浦和本戦料金所は大分手前から追越車線が封鎖されて2車線に減少している点でしょうか。(案内板を見ると3車線→1車線になっていますが、少なくとも私が通った時は3→2でした。)埼玉県内ですが、オリンピック・パラリンピック対応だそうです。関係者が浦和本線を通る競技会場は福島と宮城だけで超絶限定的な筈なんですが、運営上は塞ぎっぱなしの方がローコストなんでしょうか。

尚、浦和料金所までは渋滞していましたが、そこからは内側はスムーズでした。外環道〜湾岸線浦安I.C.ルートを採りましたが、外環道も湾岸線も空いていました。

あ、日光市内から断続的に夕立に見舞われ、それこそ路上が池のような状態になった箇所もありましたが、群馬県館林市に入った瞬間止まりました。栃木県だけ降ってます。不思議。

 

車検では油脂・液類全交換等色々整備していますが、それはそれとして、変更されたパーツをレビュー。

タイヤ:POTENZA RE-11A → RE-71RS

このクルマ、ハイグリップ系のトップグレード以外は危なくて履けないのですが、私はブリヂストン愛用です。理由はただ1つ、リムガードが張り出したサイドウォールのデザインが圧倒的にカッコいいからです。その張り出しが小さくなり、パッと見ヨコハマかと思いました。実効接地面積拡大という性能上のメリットがあると思いますが、カッコはかなり普通になりました。

土砂降り・水溜りのような路面でも安定感ありました。ウェットグリップは悪くなさそうです。攻めていないので限界域の性能はまだ分かりませんが、初期応答性は悪くないです。乗り心地は硬いですが、そもそもレーシングスペックのサスペンション(しかもショックがヘタってOH時期)なので、乗り心地云々どころではないですが。

 

イグニッションコイル:マルチスパークコイルに交換

電装系はオカルトも紛れ込む危険地帯ですが、プラセボが効き難い私にして、体感できました。極低速が粘り、街乗りのドライヴァビリティが上がります。

メリットがあるってことはデメリットがあります。「まあ折角だから変えてみるか」ぐらいの軽い気持ちで変更していますが、バカにならない値段するので、値段なりのメリットは見出し難い製品かなと思います。スパークプラグも新品に交換していますが、プラグの耐久性が低下する筈なので、距離だけでなく故障にも注意する必要があるでしょう。

 

ホーン:Bosch ラリーストラーダ → FIAMM M4/Classic

滅多に使わないからどうでもいいだろうって感じですが、相当久し振りにFIAMMに帰ってきました。ボッシュの電磁ホーンの低音がどうしても馴染めず。以前のはMTA/O SPORTで、今これの後継はM4/O SPORTだと思いますが、ラッパがチャチなプラスチックになって、どう考えても音質に影響するだろうって感じなので、ラッパがクロームメッキのM4/CLASSICにしました。

fortune03.com

因みにホーンを使うシーンの殆ど全部は、後方の安全確認をせずに追越車線に飛び込んでくる車両への警告です。親指がハンドルから離れると安全な操作に支障を来す二輪では、ホーンを鳴らす機会はないので、接触不良でボタンを押しても鳴らなくなりますけども。

 

まあ色々アップデートしているとはいえ、車齢27歳の古い車です。労っていかないとね。

 

注1:国会での議論を見ると見通しは真っ暗ですが。初鹿明博さんという、まあ問題議員(当時)ですが、質問したのに対して、安倍内閣はそれはそれは冷たい答弁をして終わってます。

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どこまで追いかけられるか予備予選3

今日のオリンピックは昨日に引き続き、サイクルロードレース。女子決勝でした。コースは男子と違ってどこを走っているのか今ひとつ見当が付きませんでしたが、レースはこちらの方が感動しました。

残り42km付近まで逃げ集団を走っていたAnna Plichtaさん(ポーランドLotto Soudal Ladies)をずーっと見てました。シマノ(とスラム)ばっかりのところにスーパーレコードのスリット入りカーボンブレーキレバーを見ると萌えます。というかそれは最早弱小コンポメーカー・カンパニョーロに対する判官贔屓か。圧倒的にディスクブレーキ車が占めるなか、この方のバイクはリムブレーキでしたね。もう1人のAnna、Kiesenhoferさん(オーストリア)が抜け出した後もこの方とOmer shapiraさん(イスラエル)は、最後こそ力尽きましたが、富士スピードウェイまでプロトンに吸収されずに粘り込んだし、単独で逃げ切って優勝したAnna Kiesenhoferさんは、UCIワールドツアーから引退されたようですが、肉体の限界に達した富士スピードウェイではもう精神力で走り切った感じでした。冒頭逃げたSelam Amhaさん(エチオピア)、Mosana Debesay(エリトリア)も途中棄権しましたが、見せ場を作りましたね。

でもやっぱり解説が欲しいな。ダイジェストには解説がついていますが、結果が出た後に入れるんでしょうか。

あと小山町にラウンダバウトなんてあったっけ?と昨日から気になっていたのですが、富士スピードウェイ直下に作ったんですね。

goo.gl

最近すっかり足が遠のいているので知らなかった。もっと普及して欲しいです。まあ日本では発想の転換をしないと難しいですが。

 

相変わらず、既に結果が出ているショパンコンクールの予備予選です。

chopin2020.pl

 

5日目7月16日モーニングセッション

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ああ、このセッションはレベル高いな(と思いました)。Nikolay Khozyainovさん(ロシア)、Su Yeon Kimさん(韓国)、木村友梨香さんもQi Kongさん(中国)もよかったと思います。
その中で小林愛実さんの深みのあるピアノが1つ抜けていたと思います。前回ファイナリストの貫禄を感じさせました。

前日4日目でちょっと退屈になりかけた耳が覚めたセッションでした。 

 

5日目7月16日イヴニングセッション 

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重厚なJakub Kuszlikさん(ポーランド)かダイナミックなHyuk Leeさん(韓国)か、どっちもよかったです。日本人2人も決して劣っていたわけではないし、このセッションもハイレベルだったと思います。自分の感覚でセッション1番を選ぶということで絞ると、僅差でKuszlikさんかな。Leeさんはもう少し深みが欲しいという意味で軽いかな、もっと伸び代がある人だと思います。因みにステージングが一番堂々していたのは京増修史さんでした。

 

6日目7月17日モーニングセッション

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ここは中国2、韓国1、香港1、台湾1、中国or香港系カナダ1の日本人抜き東アジア対決でした。

前半3人がよかったですね。Jaeyoon Leeさん(韓国)もXiaoxuan Liさん(中国)も仲々上手かったと思いますが、表現力に奥行きを感じさせるNing Yuen Liさん(香港)が1番でした。

 

今日もながら視聴ですが、明日からはもっと感度が下がるBGM扱いでの視聴になるので、光る演奏を見落とす可能性高まります。

既に予備予選の結果は発表されていますが、もともと予備予選コンテスタントの4人(うち日本人3人)の名前しか知らない私、名前を聞いてもピンと来ないので、既に結果が出た後に聴いても何の支障もありません❗️

 

ワジェンキ公園の孔雀。放し飼いです。
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どこまで追いかけられるか予備予選2

今日のオリンピックはサイクルロードレース男子決勝なので(いきなりかよ、という印象ですが)、それを見ていたわけですが、殆ど音がないので、並行してこっち。

chopin2020.pl

それはそれとして、テレビ放映から漏れた競技とはいえ、解説は欲しいですね。栗村修さんとか。デローザ/カンパユーザーとしては、メラクに乗るコフィディスのギョーム・マルタンさんが11位27位に入った、というかトラブルで車両交換したため暫く1人で画面を独占していたことがトピックでしょうか。メカトラブルならカンパとしてはまずいですが。

(7月25日訂正:11位は2020年ツール・ド・フランスの成績)

4日目7月15日モーニングセッション

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うーん、ベストはタイのSan Jittakarnさんかな。仲々ロマンティックなピアノだったと思います。7人中3人が日本人というセッションでしたが、セッション全体としてあまり印象に残りませんでした。

 

4日目7月15日イヴニングセッション

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うーん、ここも日本人片田愛理さんかな。贔屓のつもりはないですが、やはり同じ国の人の演奏というのは耳障りがいいんでしょうか。Elizabeth Karaulovaさん(ロシア)とEylam Keshetさん(イスラエル)が弾き直していましたが、審査員じゃない私はこの2人を減点する必要がないので、なかなか味わい深いピアノを聴かせてくれたこの2人を挙げてもいいのですけども。

 

私は既に終わったセッションをわざわざ律儀に順を追って聴いていますが、もう予備予選の結果は出ています。

これまでのセッション8回で1番に推した8人、果たして上位約4割程の予備予選通過者に入っているでしょうか。

明日以降も同じスタイルで続けてみようと思いますが、予想じゃなくて自分が1番いいと思った人を挙げると言っているのに、外れていたらそれはそれで恥ずい気がします。

 

当時の大統領夫人も来ていたサロンコンサートが開かれた旧王宮です。

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日光の山に登ってきました。

日光には父(男体山)、母(女峰山)、娘(大真名子山、小真名子山)、息子(太郎山、小太郎山)に擬えられる山群がありまして。

これが男体山

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これが女峰山(左)と娘たち。

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太郎山は自分の足の下。

 

これを全部纏めて料理することを、親子丼と言うとか言わないとか。

去年1回行ってトラブルあってDNSでしたので、昨日謂わばリヴェンジマッチに行ってきました。

結果としては、最高峰男体山を制覇せず下山したので、敗退。

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写真では晴れていますが、7時頃には上がってくる雲で遠景は閉ざされ、9時以降に登頂したピークは全て霧の中。初めて登るエリアとしては残念でした。
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結果として百名山男体山、目論見としては親子丼制覇の翌日登るつもりだった同じく百名山奥白根山、日光登山の本丸2座を残したままなので、また行きますけども。

 

【Runmeterによる走行ログ】

行動時間: 10時間28分
距離: 34.44km
平均スピード: 3.29km/h
最高スピード: 11.58km/h
登り: 2,993m
降り: 2,964m
消費カロリー: 2,567kcal

途中で止めた割には3,000m近く登りました。結構ハードなコースですね。

 

敗因は挙げれば色々ありますが、直接は、男体山登山口と下山ルートの分岐に当たる志津乗越到着時強い雨が降り、音は遠かったものの雷が鳴っていたこと。

止めて下山したのは正解だと思います。

結果を見れば、夕立もその後15分程で小止みになり、雷鳴も大きくならなかったので、分岐点である志津乗越からすぐの志津避難小屋で待機していれば行けただろうと言うことができますが、色々伏線↓があったので、仕方ないな。

  • 防水シェルを持たなかった。(天気を甘く読んでいたのも事実だが、バックパックの収納力が低いので嵩張らない軽量撥水シェルにした。雨を直接頭から被るのは心地よくない。)
  • ヘッドランプを持たなかった(明るいうちに帰れるか分からない計画とミスマッチ。計画上のコースタイムでは暗くなってから下山することになっているにも拘らず。)
  • 携行食を10時間分相当しか持たなかった(明るいうちに帰れるか分からない計画とミスマッチ。男体山登行半ばで無くなる計算で、下山にも足りないが、食料が余らない計画自体ハイリスク。)
  • 2ℓ携行した水が、約8時間経過の水場「女峰山の冷水」で丁度切れた。仮に水が枯れていたら命に関わる。

必ずしも私と同じルートではありませんが、比較的最近も達成している人がいるので、単純に私の力不足ですね。あとは夕立の巣であるこのエリアに対する認識不足。前日に天気予報見てその日の雨マークに驚きましたが、毎日晴天の東京湾岸とは違います。

 

あとね、幸い大事には至りませんでしたが、富士見峠から帝釈山区間で、都合9回オオスズメバチ接触しました。別の区間でも2回接触していますが、この9回全部同じ個体ということも逆に9回全部違う個体ということもないと思われ、付き纏われた距離の長さを考えると、登山道近くに複数巣がある可能性があります。キイロスズメバチに計3回刺されて未だに生きている私ですが、歩く人も少なく逃げるにもスピードが出ない山中では、スズメバチはかなり怖いです。ポイズンリムーバーを持ち歩いていても怖いです。今回の接触頻度だと、1回刺されて患部の処理をしている間に別のに刺される可能性があったくらいだし。

 

この山行で使ったマテリアルについて。

 

サロモン S-LAB ADV SKIN3 12SET

A ADVANCED SKIN 12からスイッチしたデビュー戦でした。

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重量が250g軽くなりましたが、そんなレベルでなく軽いです。それ自体の重さということでなく、圧倒的に装着感がよく、ハイドレーションバッグ2ℓ(リザーバー1.5ℓ+フラスク0.5ℓ)含めて一式背負っても全然重さを感じません。これは凄い。新型はきっともっと凄い。

でも収納力ガタ下がりです。メインコンパートメントにファーストエイドキットとツエルトとTNFインパルスジャケットとパタゴニアフーディニパンツ(これらアウターは超軽量コンパクトタイプ)を入れただけで一杯一杯。財布とGT-Rのキーを入れるのに困るくらいでした。多分容量12ℓのかなりの部分をアウターポケットに持っていってるのと伸縮性を私が生かしていないのが原因だと思いますが、素材が華奢に感じるのでパンパンに膨らませたい感じはしないんですよね。フロントポケットにもう少しヴァリエーションがあると使い勝手はよくなりそうですけども。

 

DexShell クールベントライトソックス

Tabioトレイルランを履いてスタートしましたが、水滴対策にDexShellの防水ソックスを持参していて、笹藪が危険だったので途中で履き替えました。

5時間くらいまでなら防水性に問題ない筈のところ10時間の山行だったので仕方ないのですが、途中から足が濡れました。多分蒸れなのですが、買ったのが6年前、シューズの中に入ったゴミを踏みながら走るトレランはソックスのメンブレンへの負荷が大きいし、メンブレンがポリウレタン製なのでナイキ並の低耐久ポリウレタンなら壊れてもおかしくありません。

後で防水テストしとかないといけませんね。もしダメになっていたら買い換えないといけないし。

 

このおかげで足裏のトラブル、足底筋膜炎でなく、何ていうんだろう、足ツボマットの上にずーっと立っていて過度に刺激を受けたような感じで痛いです。元々アウトソールのラグの反発を感じ易いシューズですが、濡れて足裏が弱まると余計にそうなります。

本日は自宅で安静にして文化的生活でした。

明日は、、、また暑そうなので、起きてから考えよう。

どこまで追いかけられるか予備予選

私の関心はオリンピックよりこっち。

chopin2020.pl

まあオリンピックは一部の競技には関心ありますが、セレモニーにはさっぱり関心ありません。お陰で北京オリンピックの閉会式でのジミー・ペイジさんを見逃しています。今日の開幕式も見ていません。

 

ショパンの心臓が祀られているワルシャワ聖十字架教会。

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予備予選終了翌日=明日24日には結果が発表されるので、それまでに聴き終わらない私の評価は結果予想にすらなりません。

全部聴いて、各セッションで1番よかったと思う人を挙げてみようと目論んでいます。自分が若手のリサイタルのチケット選びをする際の参考だな(笑)。

 

2日目7月13日モーニングセッション

消去法でAleksandra Hortensja Dąbeckさん(ポーランド)が1番だと思いました。

リーグ戦じゃないので「セッション何番目までが一次予選に進める」というのではないのですが、全体にこのセッションのメンバーは厳しんじゃないかと思いました。Aleksandraさんも含めて。

 

2日目7月13日イヴニングセッション

日本人贔屓という訳ではないつもりですが、古海行子さんが1番だと思いました。

コンクールのコンテスタントらしからぬ重厚なピアニズムが印象的でした。他のメンバーは、期待のアレクサンダー・ガジェヴさん含めて、光る一方粗が目立つ印象があったかなと。

平均すれば10人中4人は一次予選に進めるので、イヴニングセッションのコンテスタントを中心に数名はクリアだと思いますけども。

 

3日目7月14日モーニングセッション

表現力に優れた進藤美優さんが頭一つ抜けていたと思います。この日は日本人コンテスタントが多いのですが、2番めによかったと感じたのも日本人の林佑希乃さん。

 

3日目7月14日イヴニングセッション

このセッションも日本人、久末航さんがベストじゃないかしら。

五十嵐薫子さんもよかったし、国別で2番目に多い日本人コンテスタントですが、個性に乏しいという話も今は昔、最高峰のコンクールの中でも総じて平均よりも高いレヴェルの演奏をされていると思います。全体の3/12聴いただけですけども。

何らの作為性もない単純にファーストネームのアルファベット順ですが、私程度の耳では順番も大きく影響します。井川華さんは、次のGrigoris Ioannouさん(ギリシャ)些かデリカシーを欠くラウドなピアノが聴こえ始めたら、私は印象は「ダイナミズムを欠く」に下がりました。

 

次のセッションの途中で寝落ちして昨日は終了、今日は別の用事で終日外出していたので、ここから進んでいません。明日7月15日のセッションを聴いた辺りで予備予選結果が聞こえてくるかな。小林愛実さんも反田恭平さんもかてぃんさんも、聴くのは結果が出た後。

9月いっぱいまで聴く時間があると思うと余裕ですね。

 

因みにアレクサンダー・ガジェヴさんは、9月に本選を想定したプログラムでのリサイタルがあります。

www.asahi-hall.jp

用事があって聴けないんだよな、この日は。残念。