甘く香るか青いバラ

ロードバイク初心者がディスクロード+EPSを自分で組んだ記録から始めてみる

SK Pininfarina Diskドライヴレコーダー 暫定4th Generationがそのまま4thで確定

昨日午前くらいまでの段階では晴れ予報だったと思いますが、昨夜から断続的に雨。今日は昼頃からフツーに雨。ライドは無理ですね。止んだ時刻の遅さと気温と考えると、明日も無理かな。

 

先日暫定4th Generationに移行した、SK Pininfarina Diskのドライヴレコーダーの話です。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

Drift Ghost XL Proへの移行は消滅しました。

到着から2ヶ月間使えない状態のまま、稼働せず終了。最終的に、返金・返品になりました。

11月の話で、とうの昔に手元にはないのですけども。

 

ということで、Drift Ghost XLとMUFU V10Sのペアの「暫定」が外れ、4th正式版として確定しました。

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ワンポイント・リリーフの筈だったGhost XLがいい感じで作動しているので、Drift社自体決して悪くはないと思うのですが、Ghost XL Proのこの個体がダメだったんでしょう。

 

当初認識された障害

  • アプリからの設定変更が保存されない。手ブレ補正と、ドラレコなのにループ撮影とタイムスタンプ表示モードを固定できないのは致命的
  • アプリの設定モードからカメラモードに戻った後に録画操作をすると、暴走してアプリからも本体からも操作を受け付けなくなる→インジケーターは点灯(撮影)だが、バッテリー切れまで撮影する場合と即撮影停止している場合がある
  • アプリを設定モードまで進めてから録画操作をせずにスタート画面まで戻ると勝手にWi-Fiか切れて電源が落ちる(ことがある)

 

以上Ghost XLには現出したことのない事象で、多分ファームウェアの異常ですが、ファームウェアの初期化操作(アプリ)も受け付けませんでした。

 

この症状に対し、ディストリビューターからは本体リセットを試すよう指示があったので、リセットボタンがないXLシリーズでは、「電源ボタン」を20秒ほど長押ししてリセットしました。

因みにこれ、簡易な日本語版のみならず、冊子各国語版にも説明ありません。(英語分しか読んでませんが、章立てからの推測。)

 

第二の障害

  • 電源をONにした時点でWi-FiもONになった

 

本体リセットの結果、障害と呼ぶかどうかは別として、仕様と異なる新たな動作を確認しました。初期症状の1つ、勝手に電源が落ちる動作は再現しなくなりました。限定的な室内テスト環境なのでこれも解消したかは分からないし、既存症状が残って新たな症状が出たので、改善とは言えませんね。

 

アプリは1回再インストールしましたが、状況は変わりません。Ghost XLには同様な異常が出ないことも変わりません。

 

リセット方法を知ったお陰で暴走の強制停止ができるようになりましたが、これはうちの電気代の無駄が減っただけ。

 

第三の障害

既発の障害を再現すべく(理由は後述)というか何とか改善しないものかと複数回の本体リセットをしていたら、

  • タイムスタンプ設定が保存された(アプリの上では)
  • SDカードを認識しなくなった

 

手持ちの5枚どれを入れてもダメ。MacでもMac上のWin11でも嫁のWin11でも、どれで初期化したカードもダメ。新品含めて5枚試しましたが、全部ダメ。因みにGhost XLで使っているのを入れてもダメ。

録画ができないので、タイムスタンプが映るのか確認ができません。

 

何それ。

 

ディストリビューターには初期段階から異常を伝えましたが、反応は「動画にして送れ」の繰り返しでした。「毎回出る訳ではない」と断って報告している障害についても。

私も可能な限り応じましたが、ディストリビューター/メーカーがやればいいトラブルシューティングに付き合わされ、使用不能状態が続いたので、返金か交換かを急ぐよう依頼。

 

それから曲折あって、時間掛かって、返品・返金となりました。

ディストリビューターは返品不要と言ってきましたが、返しました。第三の障害報告後に送られてきた専用SDカードも(勿論認識しませんでした)一緒に。品質改善上必要だと思ったので、というかそのつもりで指示に従ってきたので。結局未だフィードバックはありませんが。

預かってしっかり原因究明する日本式(だと私は思っている)でも、さっさと見切って交換する海外式でもなく、ユーザーだけ損させられた感じでした。

 

これで前後カメラの充電/データ転送インターフェースをUSB-Cに揃える計画が狂いました(Ghost XLはmicroUSB)。でも前後ライトがmicro USB(レザインはmicroUSB、退役したFly6 CEはUSB-C)なので、携行する充電ケーブルはこれらにLightningを加えた3本で変わらないから、まあいいか。

4Kがどれ程のもんかという期待もありましたが、寧ろ4Kをドライヴできる最新のプロセッサーとソフトでHDを撮ればドライヴタイムを稼げるかな、という期待がメインだったので、それもまあいいか。

 

Amazonで買ったDrift Ghost XLは普通に稼働しています。

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同じく(でも別の)クラファンで買ったMUFU V10Sも普通に稼働しています。多分。録画済動画のチェックが面倒なカメラなので、都度チェックしていませんが。

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自分のR32GT-RとGPZ400RSK Pininfarina Diskドラレコ完備になりました。この体制が暫くは続くといいなあ。

あとは、FX3 Diskと嫁のホンダToday(クラシック軽自動車でなく低価格スクーター)、実母・義母の乗用車2台が未装備ですけども。。。

値段の安いGhost XLを買い足して脱着式のマウントを使えば二輪はカバーできますが、嫁は面倒臭がってやらないだろうなあ。そもそも1回乗車7〜8分の乗り物に手間を掛ける筈がない。コミューターは難しいですね。

ジェフ・ベックさん逝去

ジェフ・ベックさんが1月10日に亡くなりました。

合掌。

 

エリック・クラプトンさんやロッド・スチュワートさんなど世界のアーティストから追悼の声が上がっています。

www.nikkansports.com

 

所謂「3大ギタリスト」byワーナー・パイオニアの1人としてエリック・クラプトンさん、ジミー・ペイジさんと並び称され、中でもギター・プレーヤーとして抜きん出てているとされている方です。

 

ジェフさんについては、アルバムもソロ4枚とベック・ボガート&アピスの全部で5枚しか持ってないし、それなりに聴き込んだのは“Blow by Blow”と“Who Else!”だけなので語る資格ないのですけども。

 

彼のライヴも聴かないで終わったなと思ったら、思い出しました。

2016年のとある忌まわしいイヴェントで聴いたのでした。私はジミーさん目当てでチケットを購入し、生ジミーさんを見ることこそ叶いましたが、目的である演奏を聴くことができませんでした。私と同じ思いをした被害者達が立ち上がって返金となり、返金を受けた被害者の矜持としてこのイヴェントの内容を忘れるよう努めてきたおかげで、残念ながら、私はレジェンド中のレジェンドであるジェフさんの演奏も忘れてしまいました。

 

享年78歳でした。

3人の生年月日は、ヤードバーズのギタリストを務めた順序と逆です。

エリックさんはライヴ活動を続けていますが、長らく演奏に輝きを感じないので、今年3月の来日公演にも参戦する気ありません。

そうしているうちに、ジミーさんはジェフさんの命日の前日に79歳になっています。彼なら指が動かなくとも涙流しながら聴けるのですが(そもそもLED ZEPPELIN時代の後半はもう碌に弾けていないのだし)、もう難しいのかな。

 

今週は、追悼の思いで、その持っている5枚のアルバムを聴き直し、持っていない主要曲を聴いたりしていました。

Blow By Blow

Blow By Blow

Amazon
Wired

Wired

Amazon
Who Else!

Who Else!

Amazon
You Had It Coming

You Had It Coming

Amazon
Beck Bogart & Appice
 
 
 
 
 

イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル 2023 at サントリーホール

昨日は今年1本目のコンサートでした。

 

最寄り六本木一丁目駅着18:00と40分程の時間が確保できたので、経路上のイタリアン、Brianza6.1でカルボナーラを頂いてからサントリーホールに入りました。

la-brianza.com

 

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本日はワタシ的2回目のイーヴォ・ポゴレリッチさんです。

 

www.kajimotomusic.com

前回聴いたのが2020年2月ですが、21年の公演がCOVID-19禍で中止されているので、世の中的にも同じく3年振りです。

 

その間、24年振りのショパン録音が発売されています。

 

《プログラム》

ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 「幻想ポロネーズ
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
幻想曲 ヘ短調 op.49
子守歌 変ニ長調 op.57
舟歌へ長調 op.60

 

オール・ショパン・プログラムです。中止になった21年公演もそうだったので、同じプログラムではないでしょうか。

80年ショパン・コンクールの「ポゴレリッチ事件」で知られるポゴレリッチさんのショパンですが、今回のハイライトは、上記アルバムに収録したピアノ・ソナタ第3番でしょう、多分。

一昨年の秋にツィメルマンさん、ブレハッチさんという超大物を連続で聴いた愛聴曲ピアノ・ソナタ第3番ですが、youtubeで視聴できる彼の第3番は、彼らしいといえば彼らしい自在な演奏ながら、流石に勿体ぶり過ぎではないかという印象があり、好みではありません。正直、「ソナタはガッカリだった」との感想を帰ることも懸念していました。


www.youtube.com

私としては、録音・録画で聴ける限りはこちらのブレハッチさんがNo.1です。


www.youtube.com

 

今日は嫁がいない1人なので、変則な席にしてみました。B席、ステージ後方のPブロック。オーケストラだと指揮者を前から見れるいい席です。

ピアノではむしろ音響的なデメリットが大きいですが、ステージに近いので奏者の表情がよく見えます。

平常時は出口が遠いですが。

 

着席した時にはピアノの前に例の調律おじさんがいました。パンフレットを買いに外している間に、残念ながらハケてしまいました。まあテールコートに着替える時間が要るんだから仕方ないです。

 

パンフレットは今回も500円、B5版、20ページ。

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メインコンテンツであるポゴレリッチさんのインタビューは、カジモトのサイトでタダで読めます。

www.kajimotomusic.com

パンフレットは、プログラムノーツ本文で18〇〇年が19〇〇年になっています。台無しです。残酷です。

愛国者ショパンは、1830年11月蜂起だけでなく、ワルシャワが灰燼に帰した1944年蜂起の悲劇まで目の当たりにしなければならないのでしょうか。しかもクロアチクス人のポゴレリッチさんはベオグラード出身、ユーゴ内戦に遭われた方です。

許される間違いと許されない間違いがあります。誤記だろうが誤植だろうが、これは回収しなきゃ駄目です。

 

さて、日本語のアナウンスの後、例によってポゴレリッチさんのアナウンスが流れて、開演しました。

 

拙いレビューです。

幻想ポロネーズ:演奏時間2倍あったんじゃないかしらの超スローテンポでした。1曲1曲を丁寧に解体、解釈、再構築して最高度の演奏に仕上げるポゴレリッチさんという見立てからすると、私の理解力では「まだ解体中」に感じました。

ソナタ第3番:その「解体中」なのか古い動画で気に入っていなかった彼の3番(新譜は聴いていない)ですが、非常によかったです。テンポやデュナーミクの揺らしが自然に耳に入り、一音一音に説得力を感じました。第2、第3楽章は過去最高に並ぶ部類。第4楽章のロンドはもっと踊って欲しかったと思います。

 

2曲終わったところで第一部終了、拍手。

マスクを着けて入場したポゴレリッチさん、演奏時だけマスクを外し、律儀に着け直してから立ち上がって拍手に応えます。以後も同様。

 

休憩を挟んで後半3曲。

十八番の舟唄は相変わらずの美しさで勿論良かったですが、個人的にはその前の子守唄が出色でした。後半手数が増えても流れの嫋やかさを失わず、その心地良さに個人的にはこの曲の良さを(再)発見した思いでした。(注1)

 

ポゴレリッチさんはステージから下がらずにそのままアンコールに入りました。

 

《アンコール》

前奏曲 嬰ハ短調 op.45
ノクターン ホ長調 op.62-2

 

掴みどころのない前奏曲は掴めなかったので、レビューも省略。

ノクターンは、ポゴレリッチさんらしい印象的な美しさでした。

 

3回かな、カーテンコールがあって終演しました。

 

ポゴレリッチさんはもの凄い書き込みがあるらしい楽譜を携行し、当然暗譜でも弾けるでしょうが、楽譜を前に弾きます。

譜めくりのお姉さんの姿勢が良かったです。

 

カーテンコールになると、撮影禁止の筈のサントリーホール内、というか私の周りの席は、動画を撮る輩の多いこと多いこと。B席なんか買う奴の心はさもしいのでしょう。演奏じゃないところで最後ガッカリしました。

 

注1:私のコレクションでは、好みでないユンディ・リ盤とポリーニ盤という影響もあるかもしれない。

DE ROSA❤️SK Pininfarina Disk タイヤ&チェーン交換 今回もBORA ONEにチューブレスのGP5000TL

3連休、実家から帰った私は、予定していたDE ROSA❤️SK Pininfarina Diskのタイヤ交換を実施。

 

昨年は株安の影響で私の金融資産は年初比80万円程減少しまして。株安でも11月初めくらいまでは円安が結構カバーしてくれてほぼイーヴンでしたが、そこから円高NASDAQ安が一気に進んでやられました。

幾らか益出ししてあれ買おうとかこれ買おうかとか思っているなかの1つにホイールがあったのですが、強制的に見送りになりました。

ああ、カンパニョーロ BORA ULTRA WTO 60...

www.campagnolo.com

まあ待っているうちにチーム・エミレーツと同じブライトラベルを市販してくれるかもしれないし。

 
 
 
 
 
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正直ダークラベルなら、LightweightにしちゃおうかしらとかBORA ULTRAのデカールが手に入るかしらとら思っていたくらいなので。

 

ということで、今回もカンパニョーロ BORA ONE 35クリンチャーにコンチネンタル GP5000TL 25mmを装着します。

 

フロントタイヤ

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前回交換4,940kmから9,242kmまで、4,302km走行。山はまだまだあり、スリップサインも出ていませんが、2021年2月21日から1年10ヶ月経過。サーフェスの劣化が見られるので、自転車用タイヤの短い賞味期限からすると交換時期ですね。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

リアタイヤ

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前回交換からの経過期間はフロントタイヤより2ヶ月短く、5,200kmからの走行距離は4,042km。こちらはすっかり台形で、スリップサインも出た状態。フツーに交換時期です。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

 

軍手して作業に集中しているので写真ありませんが、BORA ONE 35とGP5000TLの組み合わせでも、取り外しは、タイヤレバーさえあれば割と簡単でした。ただ、組み付けを考えるとローテーションなんか考える気にもなりません。

 

1ヶ月半程前に継ぎ足したシーラントは、まだ普通に液体でした。

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因みにタイヤ内面はこんな感じでした。

 

タイヤ装着に先立ち、ホイール内面も(なるべく)綺麗に拭き取ります。
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ここからの作業は、毎回同じようなものなので、写真は殆ど省略。

  • (始める前ですが)ブレーキディスクとカセットスプロケットを養生
  • バルブが詰まっていないか、リムテープに異常ないか点検→問題ないのでそのまま使用
  • タイヤのビード表裏にAZのビードワックスを塗り
  • IRCのタイヤレバー1本とシュワルベのタイヤレバー(旧タイプ)2本を使用して、苦労に苦労を重ねてタイヤをホイールに嵌め込み
  • バルブコアを外し、シリンジでシーラントを30ml注入
  • バルブコアを締め、FUMPAでエアチャージ
  • カービューティーPROのプラスチックポリッシュでBORA ONEを拭き上げてピカピカ

ホイールを回してみたところ、リアタイヤに若干の歪みがあったので、一旦エアを抜いてビードを落とし、タイヤを揉んで左右のバランスを取り直してから再チャージしました。これでタイヤの歪みは感じられなくなりました。

装着後2日間、時々ホイールを回し、シーラントをタイヤ内に隈無く巡らせました。エア抜けのスピードも遅く、しっかりと密着したようです。

 

簡単に書いていますが、例によってうんざりする程時間が掛かりました。残り30cmくらいのところからはタイヤレバー2本で押さえて1本で嵌め込んでいくという工程なので、腕が3本ないと難しいんですよね。

 

クリップのお陰で劇的にタイヤ装着が楽になったというシュワルベのタイヤレバーと、画期的らしいTYRE GLINDERのタイヤレバーを(次回のために)オーダーしときました。

これでもうちょっと楽になればいいな、というか、ホイールがチューブレス用になれば多分全然楽だし、タイヤもGP5000S TRに進化して装着し易くなったらしいですけども。

 

バリありタイヤ。

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BORA ONEでのチューブレスタイヤ運用

 

4,000km以上走って異常なし、パンクもなし。パンクに悩まされたクリンチャーのGP4000S2時代より遥かに快適でした。峠道を自動車並みのスピードで下り、自動車並みのブレーキングでコーナーに突っ込み、自動車並みのスピードで旋回しても全く問題なし。

BORA ONEはあくまでクリンチャー用ホイールであり、チューブを入れることになっています。私の環境で上手くいったのが偶々かもしれないし、私が上手くいったこと自体偶々かもしれませんが。

 

さて、タイヤも交換したことだし、チェーンもチェックしとくか、とデジタルノギスを132.6mmにセットして差し込んでみたら、f:id:ABi-R:20230109193047j:image

入った。

ダメじゃん。交換。

 

うーん、前々回から気になっていたチェーンラインの異音はこのせいだったのかな。

前回チェーン交換が21年9月の6,484kmだったので、9,242kmまで2,758kmです。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

思いの外短かったです。

 

チェーン交換

 

在庫のカンパニョーロ RECORD 11sチェーンを取り出します。
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これで在庫ゼロになったから買っておかないと。

114コマのチェーンを6コマカットします。これは初回セットアップ時に設定した数値そのまま。
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ただ今回3,000km保たなかったので、テンションをもう少しタイトにした方がいいのかも。

 

で、これも作業風景を省略して、完成しました。

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今回はミッシングリンクを使わず、カシメて装着。トラブルシューティングを考えるとミッシングリンクの方がいいのですが、何となく。

 

カシメる場合、カンパニョーロ純正のチェーンツールが必要です。

こんなデカくて重いチェーンツールを持ち歩く訳にもいかないので、選択としてはあまり利口ではないです。カンパ乗りは素直にミッシングリンクを使う方がいいと思います。

 

完成しました。

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3連休は乗れなかったので、ちょっと出遅れ観ありますが、来週頑張ろう。

 

小野川温泉河鹿荘

粉屋小太郎でお蕎麦を食べた後は、嫁と帰省した際の恒例行事3人での温泉宿泊小旅行でした。

1月4日は有給休暇(の予定が10分勤務フレックスになりましたが)、5日はフレックスによる午後勤務開始として、今回は実家から一番近所の小野川温泉は河鹿荘にやって参りました。

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小野川温泉の中ではそんなに歴史の古い宿ではありませんが、1番高級です。

www.kajikaso.com

COVID-19禍前に日帰り入浴利用していますが、私と嫁は泊まるのは初めて。母は複数回。因みに日帰り入浴はCOVID-19感染予防のため現在受付休止中です。

 

蛙の置物などがあちこちにあります。私、河鹿って魚(鰍)を指しているとずーっと思っていたのですが、カジカガエルのことだそうです。嫁と母からは「蛙に決まっとろーもん」と言われました。

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河鹿といえば、吉田秋生さんの「詩歌川百景」。舞台は山形県北部ということになっていますが、ここ小野川温泉が河鹿沢温泉のモデルの1つらしいです。大樽川沿いに開けた温泉、ぬるい源泉を掘ってから熱い源泉とぬるい源泉のMixでの源泉掛け流しになった云々。

 

エントランスホール、カウンターからそう歩かずに階段を登ったところに大浴場がありますが、その先の離れ、そんなに立派ではない廊下ですが、館内で最も新しい宿泊棟にジュニアスイートが3室並んでいます。
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ツインのベッドスペース+8畳。
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左手の窓の先は、半露天の部屋風呂です。洗面所の扉を開くと硫黄の匂いがし、実にいいです。

部屋風呂は温泉ではない場合が多いですが、この部屋風呂は温泉です。但し、掛け流しではありますが、温度調整は加水だそうです。

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浴室の窓を全開すると、素晴らしい解放感があります。(寒いですけど。)

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眼前に広がる池、この庭はスイート3室専用です。大木は桜、池は蓮池だそうです。一般宿泊棟にはもっと広い池のある中庭に面している部屋もあり、そちらでも桜が楽しめるので、Private感よりも解放感がいい人は、スイートに高いお金を出す必要はありません。

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男湯時間が長い、露天風呂のある方の大浴場です。柱とアーチ窓がローマ風呂っぽいです。
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露天風呂は熱い湯とぬるい湯とあります。熱い湯が私には丁度いい感じの熱さでした。雪見の露天風呂は、控えめに言って最高です。

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夕食は小鍋料理2つの予約時選択制でした。母と嫁は米沢牛ステーキと米沢牛すき焼き。私は米沢牛しゃぶしゃぶと天元鉄板焼き。

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これは甲殻類なので、3人分全部嫁が食べます。
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魅惑の米沢牛
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旅館の1番奥の方にある中池。その先の3階建てが旅館最奥の棟で、メインの眺望は大樽川です。
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露天風呂のない方の大浴場は庭、中池に繋がる水路に面しています。窓の外は、普通に外のように見えますが、施設内です。
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湯口の湯の花。

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大浴場は小野川温泉の王道、熱い4号泉とぬるい5号泉混合による源泉掛け流しです。

 

翌朝。もともと写真は適当に順序を入れ替えたりしていますが、これは翌朝です。

この瞬間は雪は降っていませんが、前日から本日終日、断続的に強い雪が降っています。小野川温泉でざっと40cm、一晩で降った雪としては、今シーズン最も多かったです。積雪は1m20cmくらいになっています。

 

廊下と食事処が些か寒かった点が残念でしたが、食事にもお湯にも満足しました。いやぁ、この部屋風呂は凄く良かったです。

次の帰省時はどこ行こうかな。

1月4日も村内1周ランニング10km & お昼は小太郎で蕎麦

昨日になりましたけども。

1月4日は世の中的には仕事始め。

私は有給休暇予定でしたが、緊急の業務処理が入って已む無く在宅勤務したため、10分フレックス勤務になりました。

 

午前は屋根の雪が溜まり易い箇所の雪を降ろしてこの後の降雪に備え、それからランニングに出ました。

 

一昨日に続き、同じ道を2回通らない村内周回(少しだけ隣村に入る)コースを時計回りしました。

 

隣村との境界付近まで来ると、雪雲から離れて陽が射すことが多くなり。

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積雪も実家周辺より大分少ないです。

雪国は数km離れると積雪量が全然違うことがよくあります。

実家に近付くに連れて雲がちになり、
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間も無く雪が降り出し、実家周辺は降雪でした。

 

夏場はもっと奥地に分け入ることができるのですが、雪で農道が走れない冬の村内1周は9.7km。隣の家の前まで1往復して500m足し、10kmに載せました。

農道を走れる夏このコースを走るかというと、夏は隣村まで峠を2つ越えて周回した方が楽しいですけども。

 

【Runmeterによる走行データ】

スタート: 10時37分
ランタイム: 57分14秒
停止時間: 1分32秒
距離: 10.22km
平均ペース: 5:36/km
最高ペース: 4:46/km
登り: 49m
降り: 61m
消費エネルギー: 642kcal

 

昨晩は雪が殆ど降らず、昨日午後に付いた除雪車のタイヤ痕で非常に走り辛くなっていまして。それを嫌って途中歩きそうになりましたが、気を取り直して走り切りました。

 

お昼は米沢市街地に出て、どこがいいかなと走り回って丁度通り掛かった粉屋小太郎でランチにしました。

www.konaya-kotaro.com

不整脈で定期的に米沢市立病院に通っていた私は、通院日、当時は今より大分短い創業260年くらいのここでお昼を食べてから学校に行くのが定番でした。

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当時の私の定番カレー南蛮(もう混ぜた後)。
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嫁は鴨南蛮。
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ご馳走様でした。

母は当時鍋焼きうどんを定番にしていましたが、もうやってません。当時は多分なかったと思う蕎麦専門店が増え、老舗のここもいつからか分かりませんが蕎麦に純化しましたね。蕎麦以外は小丼が2種あるだけです。

 

その後は温泉。

今日も小野川温泉、今日は登府屋。夕食は米沢市内の吾妻屋。

今日も雪です。

昨夜から今朝まで20cmぐらい、その後除雪が来た後も大分降って、午前中に10cmは降りました。

折角の積雪ですが、お寺の新年祈祷会、親戚に新年の挨拶、嫁のお土産調達など用事は多数、今日は運動なし。

お昼はお寿司を食べようと思ったのですが、思い当たるお店が2店ともお休みだったので、見送りました。

 

夕方は例によって小野川温泉に日帰り入浴に行きました。

tofuya.jp

今日は鈴の宿「登府屋」旅館さんです。こちらもリピートです。

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浴室に入ると、硫黄の匂いがいい感じです。
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露天風呂。ぬるめですが、雪見風呂が楽しめました。
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ここのお湯は温度低めなので、長湯できます。

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ここも高温の4号泉と低温の5号泉の混合による源泉掛け流しです。
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前回来た時に成分表を見落としましたが、男湯と女湯の間、氷水が置いてある飾り台のところにありました。
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温泉むすめ「小野川小町」ちゃん。
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よく分かりませんが、「温泉むすめ」の1人だそうです。

onsen-musume.jp

 

今日もよく温まりました。600円@1人。

 

その後は、米沢市街に降りて外食しました。

米沢駅と実家を結ぶ経路上にあるため我が家的に利用頻度の高い、直江の「吾妻屋」さんに入りました。

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夕方の営業時間は17時〜19時です。

ラーメン、蕎麦、うどん、定食からカレーまで、例によって何でもある山形式「蕎麦屋」です。私はラーメン。
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嫁はゆず塩ラーメン。
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母はカツ丼。

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セットメニューもあるのですが、付くのはミニ豚丼。生憎チャーハンのセットはないのですが、チャーハンを食べたい嫁のため、大食でもない私はチャーハンもオーダーしました。
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取り立てて尖った特徴のない店ですが、どのメニューも高水準で、お薦めです。

メニューによってはテイクアウトもできます。

100年近い歴史のあるお店であることを、今日米沢麺業組合のサイトで知りました。

 

明日は世の中的には仕事始めですが、折角実家に帰っているので、1日有給休暇予定。